楠田雅紀さんのレビュー一覧

君に捧ぐ恋の証 小説

楠田雅紀  南月ゆう 

悶々と

 高校三年生の高橋秀は、成績優秀でテニス部のエースでもある高校三年生。
 そんな彼の目下の悩みは、どうやら同性にしか性的興奮を覚えないらしいこと――。
 何人もの異性に告白されるも心を揺さぶられることなく、それどころか、たまたま同級生が持ってきた男同士の絡みが乗っているエロ本をついつい食い入るように見つめてしまう。
 そんな秀の行動をあろうことか、『遊んでいる』同級生・東洋平に気づかれてしま…

1

恋人はバカ~理系彼氏のしつけ方~ 小説

楠田雅紀  陵クミコ 

なかなか酷いタイトルですが

結構酷いタイトルですが、受である飯山の
恋人、杉への素直な思いとも言えるような(笑)
理系への偏見をより、大げさに表現して、
理系彼氏への扱いにくさを
コミカルな感じで表現したストーリーでした。

ミシンメーカーの営業として働く飯山は、
同じ会社の設計部で働く杉と一緒に働いたところ
杉の対人スキルの無さに、腹立たしさを感じてしますが、
飯山が杉のことを色々教育していくんです。

1

史上最悪な上司 小説

楠田雅紀  山本小鉄子 

素直過ぎる利点と欠点

今回は栄転で関西支社からやってきた営業マンと
本社管轄の関東営業部の課長補佐のお話です。

攻様が囚われ続けた元カレとの
再会ではじまるラブバトルリターンマッチ♪

攻様は
すれ違うのは知り合いばかりで
血縁関係もガチガチな田舎で育ちます。

いつか憧れの都会に送る為にと
バリバリの方言を封印して
標準語らしい話し方を心がけますが、

高校を出たら就職する様な地域では

4

史上最悪な上司 小説

楠田雅紀  山本小鉄子 

若さ故の過ち

帯『さんざん触って突っ込んだ俺を忘れてるわけあらへんやろ!?』

まずこれタイトルに偽り有りですなー、史上最悪とあるのでてっきり腹黒受か、女王様受かと思ってたんですが、これが全く違っていて凄く素直で可愛い上司でした。

晃弘〔攻〕は田舎に住んでいて若気の勢いで上京し、田舎者のコンプレックスを必死で隠して、それ故に出会った令也〔受〕に自分は千葉在住の専門学生だと嘘を付き、短い恋をしてそして自…

4

史上最悪な上司 小説

楠田雅紀  山本小鉄子 

天然通り越してどんだけマイペースなん!?

田舎者ということへのコンプレックスと都会へのあこがれ、そしてゲイデビューをしたいというその若さの勢いで犯した痛い経験。
後後も心のしこりとなった相手に再会したら、彼は同じ会社の上司で、しかも自分を覚えていない?
上司の幼馴染の厳しい疑惑の目と嫉妬を受けながら、過去を謝罪してもう一度自分を認識してほしいと願う主人公。

多分入りきれなかったのは、ゴメンナサイ!小鉄子さんの絵が苦手だからです。…

2

史上最悪な上司 小説

楠田雅紀  山本小鉄子 

どんだけ天然でニブちんな受け様なんでしょう?

なんだかとってもくすぐったくなる様なお話なんですよね。
田舎の高校生が都会に憧れて精一杯背伸びして・・・自分を取り繕っている様子。
田舎者の自分が恥ずかしくて、そのことにコンプレックスを抱いてる
更にゲイだと自覚して、2丁目に行って若い欲望を発散したいなんて・・・萌え
でも、そこへ行く前に運命の出会いをしちゃう。
そして短い間の初恋、偽名を名乗って自分の事は全て秘密にして田舎者だと
思…

4

史上最悪な上司 小説

楠田雅紀  山本小鉄子 

確かに、最悪

タイトルを変えての、再販ということでしたが、
旧作を読んでなかったので、購入してみました。

当時大学入学を控えた主人公(攻)が、
若気の至りで、身勝手な別れ方をした受と
8年ぶりに会社で再会するというものです。
しかも、その受は攻の直属の上司。

本作品、何故タイトルが「史上最悪な上司」なのかがずっと分からず
読み進めていましたが、ラスト少しのところで分かりました。
確かに、…

4

劣情に白衣汚れて 小説

楠田雅紀  しおべり由生 

どんだけ一途な攻め様なのでしょう!

タイトルだけなら凌辱ものと勘違いされちゃう
可能性あるんだけれど、これは一途な攻め様の
長い長い、ラブレターみたいな内容だと思いましたね。
受け様が学生時代3か月のホームステイ先の攻め様との
恋愛話なんですが、10歳だった攻め様は年上の受け様に
懐いていて、きっと初恋だったのだろうと思います。
離れてからも受け様に手紙を出し続けていましたが
受け様が受験や日々の生活で次第に攻め様に返…

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君に捧ぐ恋の証 小説

楠田雅紀  南月ゆう 

青春ですね!

なんかキュンとなる学生らしいというか「青春ですね!」みたいな感じでした。

秀は自分がゲイであることに気付きながらも、どうしたらいいかもわからずただ黙って過ごしていた。
性的なことにも興味がないわけじゃないけどネットやなんかもコワイし。
そんな時、仲間で見ていたエロ雑誌の男同士のページに釘付けになってしまい。
それを見ていた東に声を掛けられ、後日触りっこまでしてしまって…。

自分の…

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君に捧ぐ恋の証 小説

楠田雅紀  南月ゆう 

攻めに惚れずには居られない!

カッコイイ攻めにメロメロにされ、可愛い受けにクラクラさせられ、貧血でぶっ倒れそう!

いや、ホント、もう、なんと言いようもなく可愛かった!

攻めは恋愛経験値が高くて、実際経験豊富な奴ならではのアプローチをするんですが、大事なところで馬鹿というか軽はずみというか、堪え性がないというか……。
せっかく受けの気持ちがグラグラしてるのに、待ちきれなくて「セフレで良い」とか、そのタイミングで言っ…

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