まさお三月さんのレビュー一覧

あと一息で愛 コミック

まさお三月 

違和感のないおさまり

展開早くて、おさまり悪いので

あまり短編集は好きじゃないのですが

でも、この短編集はどれも好きでした。

終わり方のおさまりもいいし、書下ろし番外編がまた、いい。

すべての短編集に対してあるし。


個人的には、『見えない先に』が一番好きでした

何事にも関心がない雨坂の傍を、佐敷は居心地がいいのだと知ってから

彼は雨坂の家によく行くようになります。

い…

0

仮にも恋愛 コミック

まさお三月 

派手さはないけれど、大切に本棚に入れておきたくなる一冊。

さらりと読める三作品。
どれも似たような感じなのだけれど、
それぞれちょっと切なくて、読後にはほんわかな気分にさせてくれる。

どの受も、恋愛に自信がなくてちょっと後ろ向き。
そしてそこをものともしないワンコ系な攻!
定番なお話と言ってしまうと、それまでなんですが、
つい口元が緩んでしまうラストの収まり加減がたまらない!

それと、どうしようもなく絵が好きなんですよねv
受の表…

0

仮にも恋愛 コミック

まさお三月 

中編と短編2つ

いやぁ~、相変わらず出ました。まさお三月さんの変人。どのコミックも必ず、こんなやついないよなー、っていう変人が出てきますが、これもどこかぶっとんだ人達が繰り広げる恋愛狂想曲って感じでした。ぶれませんねー。

恋愛に臆病で火遊びしかしない有沢と、一途わんこの知宏。ぐいぐいくる知宏がかわいらしい。有沢もついほだされ。。。と書くと意外と普通のカップルですね。知宏のめげなさっぷり、相手の困惑を全く顧み…

1

夜が明けても コミック

まさお三月 

照れる姿萌えしない自分を発見…

朝から読み直しているまさお三月さん作品も、手持ちはこちらで最後となってしまいました。

悲恋の予感たっぷりの最初のページから一転、目が覚めたら見知らぬ男が家にいる。
全裸ということにはツッコまないのかという驚きを感じる始まりです。

大学時代のサークルの先輩にフラれてからというもの、恋人は作らず、一夜限りの相手と遊んできた卯一郎。記憶がないまま一夜を過ごした真に「友達になろう」と言われて…

1

お日柄も良く コミック

まさお三月 

ただただ構成がもったいない…

まさお三月さんの作品を朝から読み直しております。

7話編成で1組のCPの出会いから現在、そして数年後まで読めるこちら。
舞台が喫茶店、攻めは長めの黒髪イケメン、受けは眼鏡と好きな要素が詰まりに詰まっているというのに思う存分萌えることができず。

全ては構成のせいではないかと。
作品を楽しめる大きな鍵を握っているのは、登場人物への思い入れだと考えています。
「おもしろい子だな」でも「…

1

望むべくもない コミック

まさお三月 

狼少年の本気

まさお三月さんの作品を絶賛読み直しデーを極私的に開催中です。

告白されたら断らない。だけど付き合ったからと言って特別なことはしない。
その繰り返しでモテるのに彼女たちからはフラれ続けてきた住善。
そんな住善の面倒をおかんのように見続ける幼馴染の篠元。
2人の関係が幼馴染から微妙に変わり始めるところから始まります。

好きでも嫌いでもなくて可愛ければ付き合うという偽物の恋愛をしてきた…

1

それでも構わない コミック

まさお三月 

博物館に陳列したいレベルに可愛い三十男

まさお三月さんの作品を絶賛読み直し中です。

人間関係の何たるかを知らない、対人スキルゼロの生真面目くんと周囲のズレが大好物です。
ここにわざとらしさやあざとさ、過剰な演出でさらに面白く仕上げようとする作者側の魂胆が加わってしまうと興醒めなのですが、まさお三月さんは本当にうまい。まさおさんが描く世間の常識知らずの奇人たちはみんな可愛くて愛おしいのです。
このジャンル(と言っていいのだろうか…

0

あと一息で愛 コミック

まさお三月 

読むほどにうまさを感じる短編集

まさお三月さんの作品を集中的に読み直しデーを極私的に開催中。
「読ませる」作家さんって、どうしてこんなにもストーリー展開と言葉選びがうまいんでしょうね。話の流れは淀みなく、その中で語られる言葉だけがサクッと胸に刺さる。
まさお三月さんはストーリーテリングの技術もさることながら、何気ない台詞にも人柄を滲ませて自然な会話に空気感をプラスするのがすごくうまい作家さんだと思います。

【あと一息で…

0

京恋路上ル下ル 小説

夕映月子  まさお三月 

ほんま、あほやなぁ~。

どちらかというとお商売しているお家の少し世代が上な感じの京都弁を話す美人受けさん。
真っすぐで青竹のようにすくすく育った年下攻めくん。
攻めくんのすくすく感、好きです。
彼の成長も見れて、若いっていいな~と( *´艸`)

関西圏以外の人が彼の言う「あほ」という言葉に内包されているいくつかの愛おしいという種類や空気を感じ取れるのかな?とちょっと不安にもなったのですが。
まっ、杞憂ですよ…

1

夜が明けても コミック

まさお三月 

メガネメガネ!

酔いつぶれて朝起きたら知らない男の人と裸でベッドに二人で寝てるという始まりです。

過去の失恋の痛手からもう恋愛はしない、恋人もいらないという卯一郎と、彼女にいつも短期間でフラれ恋愛に向いてないと思っている真。

真がノンケなのに初対面で卯一郎からすがられて、そんな目で求められてみたいとついていっちゃって、卯一郎の忘れられない失恋の痛みを昇華させてくれます。
真がなんで友達になろうとか言…

1
PAGE TOP