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1/1(合計:9件)
西条公威 有藤せな
M+M
ネタバレ
表題作と後日談ショートの2作品とも雅哉(受け)の視点です。 両親に捨てられて幼い弟との生活費のために身体を売る羽目になり、そこで和範(攻め)の家に行くという話です。 自分勝手な父親に振り回される雅哉が気の毒で、健気に頑張ろうとする心情に流されて切ない気持ちになって、ショート「おかえり。」で一緒に暮らして幸せそうな姿にほっとして読み終えたものの…冷静に考えるとんん?って思ってしまった作品…
表題作「恋をするのはおうちの事情2」は雅哉(受け)の視点、後日談ショート「散歩をしよう」は和範(攻め)の視点です。 とにかく不安が残る二人でした。 雅哉がメンタル不安定で自信がないのに、和範はそんな雅哉を丸ごと受け止めはしますが芯が強い相手ではありません。優しいと優柔不断は紙一重という人物だと思いました。 雅哉も和範から逃げては複数男にレイプされることになり、今回は本人が願ったもので…
ココナッツ
西条さん、初読みです。 1999年の作品。 わたしがこの一年で読んだ中では、一番古いのかなあと思います。 ******************** 受けの雅哉は、高校を卒業と同時に義理の弟と二人暮らしに。 攻めの田中は33歳。 AV制作会社勤めで、雅哉の最初の客。 ******************** 父親はもちろん義理の母にも捨てられ、急に一家の大黒柱となることと…
橘盾
1巻で“幸せ~♪”なラストだったのに、何でしょー?主人公の雅哉がまた自ら、嫌な方へ嫌な方へ向ってしまうんだよねぇ・・・ 自分を何度も置いて行く親達から嫌な思いをさせられたのに、自分がそうしてしまった事、田中や元カノだけのせいだけじゃないと思うけど。 それにしても、西条先生の主キャラに付随の雑魚(一般人)の書き方は「小鬼畜」ですね。 「善良な市民」のはずが、犯罪者になるのが嬉しいとばかりの…
何たって「エログロ超痛作品」の作家さんですから、初めは力を込めて恐る恐る頁を開いたのは分って頂けると思います! ・・・それがですね、 呆気にとられた程?痛くなく甘い作品に、ちょっと肩を落とした自分でした。(失礼) あとがきにも、出版社さんの要望でとありましたし、作者ご本人も楽しめたとの事で何よりです。 受けの雅哉の境遇は可哀想なんです。 何たって、実父はスグいなくなっちゃうし、その度…
クレタコ
前巻に引き続き、これなら読める西条さん作品。 弟は既に母親の元へと戻り、1人になった雅哉は田中と同棲してます、バイトをしながら家事をするというパート主婦っぽい生活で田中をお出迎えしてお風呂でいちゃいちゃエロとか、問題が全く無い訳ではないんですが基本的にもっそい甘ーいラブラブな出だし。 そんな甘い生活は、失踪していた雅哉の父が急にまた新しい妻と子を連れて戻ってきたり、田中の元彼女が現れたりした事…
帯『ひどいくらい優しくして…』 実は西条さん作品は痛過ぎてちょっと苦手なんですが、これはそこまで痛かったりエグかったりが無いので自分でも大丈夫でしたー。 そういう意味では西条さん作品の中では、比較的万人向かも。 父親は失踪中、義母は雅哉[受]が高校卒業した日にまだ幼稚園児の義弟を置いて姿を消してしまいます。 とたんに光熱費、家賃、食費と2人が生きて行く為の生活費が一気に雅哉の両肩に…
茶鬼
両親が失踪してしまった為に、幼稚園児の弟の世話と家計をねん出するために売りをしようとした時に出逢った田中と雅哉。 色々あって、まるで新婚のような同居を始めた二人に訪れた危機とは? という2巻です。 この方のエチ表現、すごくエロいんですよね。 他にもエロい作家さんいらっしゃいますが、前作でも書きましたが何か濃いんですよ。 互いを求めあってる気持ちがすごく伝わってきて、妙にリアルさを感じる。…
短編集が実に痛い作品が多くて、これもどんだけ痛いんだろう? 表紙なんかパンツに一万円挟んでますよ@@! 題名からして売りの話なのかな?なんて、ちょっと期待いたしました。 結末、行きつくところ実に、甘い甘いお話になっておりました! これまたびっくりでした~。 主人公・雅哉は小さい頃母親が家を出て、それから何人も母親が代わり、父親は時々失踪したりと、愛に飢えた生活をしていました。 現在…