ほづみ音衣さんのレビュー一覧

熱砂の王宮に白衣は咲く 小説

早乙女彩乃  ほづみ音衣 

ひたすら媚薬プレイ

前に読んだ早乙女さんのえろ度の高さが好みだったので他のも読んでみたいと手に取りました。
えろは濃厚でよかったのですが、しかしストーリーが主人公にとって酷な展開が続き楽しいというよりは結構もやもやするところが多かったです。

主人公の隆哉は、海外で医者をしていた母を死なせたアラブの小国の若き国王、イライジャを憎んで暗殺するためにやってきます。
アラブものにしてはストーリーがよくある単純な展開…

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オレ様な料理長 小説

檜原まり子  ほづみ音衣 

濃厚フレンチだけに消化不良

作者買いでしたが、今作はちょっと期待外れ。

バスケット部の先輩後輩だった阿部×関のカップルのお話。当時ぼんぼんで我が儘だが体格に恵まれていた後輩、阿部のお世話係をしていた関。
その後二人は会っていなかったが、阿部は父親の後を継いでフレンチのグラン・シェフとなり、料理の腕は抜群だが経営力がなく、店は経営不振に陥っていた。そんなとき、店のてこ入れのため関がマネージャーとしてやってくることに。

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真珠とカナリヤ 小説

雪代鞠絵  ほづみ音衣 

まるで人魚姫みたいに

王子様の口づけで声を取り戻す、そういうロマンチックな場面はなく
ひどい再会の仕方で、そこで初めて受けと言葉を交わすことになるんで
どっちかといえば、ひどい取り戻し方なんですが、
受けと攻めとが出会う場面が童話のようで好きです。

途中にBLにおいての最大の敵(と勝手に思っています)、
攻めの許嫁が出てくるので、ほのぼのしていたと思ったら
次のシーンで邪魔して来たり、空気をぶち壊したり…

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翡翠とチョコレェト グッズ

『翡翠』と『J』

『真珠とカナリヤ』の、旧版リーフノベルズでの出版時の特典書き下ろし小冊子です。

ほぼ文庫サイズで8ページ(うち2ページはイラスト)ですが、3段組で活字が小さいので見た目の印象よりは読み応えありました。

私はこの本編『真珠とカナリヤ』が大好きで、旧版持ってるのに書き下ろし目当てで新装版文庫も買ってしまいました。

それはともかく、新装版文庫にこちらの小冊子掲載分が再録されなかったんで…

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不器用ラブパニック 小説

佐伯まお  ほづみ音衣 

逆ハーノリ??

 スパルタな祖父によって山頂の全寮制高校に放り込まれた晃宏。
 どんなところなのか、不安だった晃宏だったが、意外とのんびりした高校で、晃宏はなんとか生活をしていた。
 おまけに、生徒会長の久慈になぜか気に入られ、勉強を教えてもらったり、クラシックのDVDを見せられたり、と部屋に御呼ばれする日々。けれど、内気でオクテな晃宏はとまどうばかり。

 おまけに、今度は祖父から、山の麓の町で行われる…

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オレ様な料理長 小説

檜原まり子  ほづみ音衣 

ダメワンコのお守り役から恋人へ

学生時代の先輩後輩の再会ラブなんですが、中盤過ぎまでは恋愛色は薄いのです。
学生時代から何故か受け様の言う事しか聞かない攻め様、ワガママで自己中でオレ様で
良いとこ無しの攻め様ですが、唯一素直になれる相手が受け様なんです。

この攻め様は幼い時から誰にも甘える事が出来なかった生い立ちがあって
受け様だけが心を許せて、自分を本気で叱ってくれて、時には甘やかして褒めてくれる
大好きで信頼し…

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花嫁は開発室長 小説

早乙女彩乃  ほづみ音衣 

何が何だかw

攻めと受けは大学の後輩と先輩。攻めは25才にして大企業社長、受けは27才で攻めの会社の傘下的な企業の社員。
受けには容姿が瓜二つの妹がいて、その妹と攻めが結婚することに。
しかし妹は結婚式直前に失踪してしまい、受けが替わりを務める・・
というストーリー。

なんというか、攻めが危ないヤツすぎる・・
紳士と思わせて鬼畜、はよくあるパターンですが、
紳士と思わせて鬼畜、というか男尊女卑の…

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東京魔人倶楽部 小説

加納邑  ほづみ音衣 

ご主人様のお友達は苦手

二十日ねずみのハツカは、死にかけてたところを悪魔の将人に助けられた。
ハツカは、高校生になり人間を観察しながら、将人の世話をしていた。

将人の親友、愁がやってきてから、ハツカは生きた心地のしない日ばかり、
ハツカはネズミ。
愁はネコ系。
愁の嫌がらせ行為に・・・

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東京魔人倶楽部 小説

加納邑  ほづみ音衣 

二十日ネズミとご主人様

元ネズミで、使い魔志望のショタ気味な受けが出てきます。
わたわた忙しないのが可愛かったので、小動物系の受けが好きな方にお勧めです。

悪魔でご主人様・将人 抱擁ムッツリ攻め×使い魔で二十日ネズミ・佐久間ハツカ(15)ショタ健気受け
二十日ネズミだったハツカは、路頭で飢えて死にそうな所を、ご主人様に助けられる。
使い魔になれば一緒にいられると聞いたハツカは、将人の為に人間界観察の手助けに高…

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熱砂の王宮に白衣は咲く 小説

早乙女彩乃  ほづみ音衣 

ストーリーがちょっと

主人公の隆哉は、養母を殺したイライジャに復讐を遂げるためマシャハールを訪れる・・・というところから始まるのですが、この養母を殺されたと思い込む過程が短絡的すぎてその後も主人公が非常に浅い人間のように感じられました。最後の方の暗殺阻止から投獄の過程もちょっと・・・。
エロの方は媚薬、お道具、貞操帯と盛りだくさんで面白かったです。イライジャが年下なうえ、かなりヘタレな感じもアラブものには珍しくってい…

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