ふゆの仁子さんのレビュー一覧

静かなる情熱(愛しかいらねぇよ。番外編 ) 小説

ふゆの仁子  タカツキノボル 

パズルが埋まるようなスピンオフ…これ快感

ヤクザとカタギの同級生シリーズ・番外編です。
波乱万丈・ヤクザ×堅気カップルを、影で見守るあの人達のお話です。
怜悧冷酷・クールなインテリヤクザ幹部(ただし昔は武闘派)岩槻にも、
口下手な高校生時代はありました。
甘いマスクのホスト風美男(…実は)弁護士・近江にも、
ガラスのような10代はありました。
いかなクールビューティ達だって、別に木の股から生まれてきたワケじゃない!
…とでも…

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梨園の貴公子 Prince of kabuki 小説

ふゆの仁子  円陣闇丸 

まあまあかな

円陣闇丸さんの挿絵ということで読みました。

攻は26歳で歌舞伎界の若手注目株、受は32歳で気に入った被写体しか撮らないというカリスマカメラマン。

宗七郎の、内に込めた浅葱に対する気持ちがちょっと切なかったです。
ストーリーとしては、余り浮き沈みも泣く、淡々と進んでいく感じでした。
歌舞伎界が舞台で、有名な歌舞伎の作品がちょこちょこ出てくるのですが、歌舞伎に詳しくなくても大丈夫です(…

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アブない男 小説

ふゆの仁子  海老原由里 

デきる男は結構無器用w

ベンチャーキャピタルの超エリートのお相手はインテリアデザイナー。
不遜で俺様で冷たい氷みたいな人が実は愛を知らない無器用さんだったなんて♪
お約束の定番の流れに安心して読めるものの、結構鬼畜っぽかった人が無自覚なちょいヘタレ(精一杯意地を張ってる)だった部分がギャップ萌えか?

婚約者が実は上司と不倫していてしかもその子供まで妊娠していて、それでもいいから結婚しよう!って言っていたのに彼女…

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勝手にしやがれ!ろくでなし 小説

ふゆの仁子  やまねあやの 

終わってないーーーーー

このシリーズ、ここまでしか出てないのに、伏線張りっぱなしで終わっていません。
作者後書きを見ると、作者さんご自身はまだ続けるつもりでいらしたようなのですが、9年たった2011年現在、続きは出ていません。というか、9年もたっちゃってるのでもう続きは出ないと思っていいかも。
伏線張りっぱなし、謎放りっぱなし。
受けの父親と攻めの間にはなにかしらの遺恨がある模様なのに、全く語られずじまいです。受け…

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憎みきれないろくでなし 小説

ふゆの仁子  やまねあやの 

探偵?×大学生

とりあえず導入部分という感じ。
やまねあやのさんのイラストは美麗で萌えます。
攻めは、謎だらけだけど超いい男。受けは、いいとこのお坊ちゃんで美人系だけど、それを良しとせず突っ走る猪突猛進系。
出会うたびに小爆発起こしてるような二人でテンポよく読めます。
が、伏線だらけでちょっともどかしいー。

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デキる男 (新装版) 小説

ふゆの仁子  海老原由里 

あしながおじさん+マイフェアレディ+源氏物語!?

01年の旧版に05年発行の同人誌と、新たな書き下ろしを加えた新装版。
シリコンバレーの巨大企業スリーエックスシリーズの最初の話ということだそうですが、、、シリーズってことはホモホモ連鎖なのかな~♪♪
このイラストも海老原さんの絵で旧版そのままのイラストなんですが、すごい漫画っぽいの(コミカライズも出てますからね)
それが山田ユギさんの絵に似ていてびっくり@@
割と近年BLに足を踏み入れた身…

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世界は二人のために 小説

ふゆの仁子  海老原由里 

とんでもなく忠実な番犬攻め

03年リーフ版にドラマCDのブックレットSS、会報誌のSS、そして書き下ろしを1本いれた新装版になります。
表紙は新しい描き下ろしですが、中のイラストは多分旧版のものをそのまま使っているので海老原さんの絵の変化が解って面白いです。
そして何と言っても、このカツラのような五分刈り頭に何故かwwwまだ白黒イラストのゴマ塩状態のほうが見られますw
題名ももう一本1作目もまるで一昔前の歌謡曲の題名み…

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ワガママなアナタ(新装版) 小説

ふゆの仁子  みなみ遥 

女王様っぽかったのに・・・恋は人格を変えるね・・・

【ミダラなアナタ】の続編です。こちらは正親目線の話。

壮介20才の誕生日。正親と付き合い始めて2年弱。
世界に羽ばたいた売れっ子モデルのスケジュールの隙間、少しでも長く一緒に居る為に、正親!走る走る!壮介のマンションへ!
最初から、前巻より健気度が随分アップしているじゃありませんか!(笑)
会えない分、2人の時間はそりゃあ濃厚に・・・って、何か、正親、壮介の態度に疎外感感じてしまってる…

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ミダラなアナタ 小説

ふゆの仁子  みなみ遥 

初対面は「変な人」くらいが良いみたい^^

初対面の仕事相手に、それも目を奪われた綺麗な男に、それは高飛車に、「好きな体位は?」とか「まさかネコ?」って訊かれたら?(笑)

父母が経営している大手アパレル会社の専属モデルの壮介。
そろそろモデルを辞めたい壮介に、これを最後にと持ち掛けられたのが、壮介も気に入っているブランド「マサチカ」のモデル。
でも、まさか、そのデザイナーがゲイだったなんてっ!
養父の会社の為に、最後だから頑張ろ…

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魂ごとくれてやる。 小説

ふゆの仁子  タカツキノボル 

決意と結末は…浪花節で!

ヤクザとカタギの同級生シリーズ・3冊目です。
紆余曲折をくぐりぬけた極道堅気カップルも、
ついにひとつの結末をむかえましたねぇ。
あぁ、こうきましたか! …というような、
納まるものが納まるべきところへ落ち着いたような、
心の片隅で見守っていた子供が、やっと独立したような(?)
読者としては、そういう気分になりますねぇ…実に!
仕事を辞めて、極道と人生を共にする決意をした男は、
今…

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