ふゆの仁子さんのレビュー一覧

ベリアルの誘惑 小説

ふゆの仁子  高階佑 

ちょっとだけミステリー要素も

 里美はある晩、行きつけの店で知り合った行きずりの男と関係を持つ。
 今まで女に限らず、何人かとの男とも関係を持った里美だったが、その男とした行為は、今までの誰よりも里美を夢中にさせた。
 鍛えた身体をスーツに包み、「痛がる表情も俺を煽るためなんだろ?」と里美を翻弄するその男。
 遊びのはずが、快楽に囚われたのは里美の方だった。
 いつ意識を失ったかも覚えていないくらい、その彼との行為に溺…

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太陽が満ちるとき 小説

ふゆの仁子  高久尚子 

三角関係の結末は

幼なじみ同士の三角関係、見事に好きのベクトルがトライアングル
な感じの作品でしたね。
この手の話はどうも苦手なんですよね。
そして三角関係の果てに誰か一人がはじき出される結果になる。
ああ~ホントにダメダメです。
それも親友と呼んでいい程の関係だから余計なんですよね。
受け様の見事すぎる程の鈍感さには殺意すら湧いてきます。
自分を好きな事が分かっている相手に応えられないのにここまで

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愛しかいらねえよ。 小説

ふゆの仁子  タカツキノボル 

再会物です。

 澤純耶は8年前の恋をいまだに引きずっていた。
 純耶の恋の相手は、高校3年生の純耶のクラスに転入してきた暴力団の跡取り息子・小早川卯月。
 卯月は、その生い立ちからクラスメイトから遠巻きにされていたが、純耶はそんな卯月と親しくなる。
 しだいに二人は惹かれあい、関係を持つようになるが、卯月の教育係、岩槻から住む世界が違うと諭され、最悪の別れ方をしてしまう。
 しかし、8年後、思いもよらな…

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華麗なる紳士のウェディング 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

じっくりしっとり

 アンリが恋人だったリシャールと別れてから10年が経った。
 アンリは未だにリシャールを忘れられず、想いを引きずっているもののリシャールからの「会いたい」という連絡を拒み続けていた。
 なぜなら、絶対的な白人至上主義者であるリシャールに、自分が日系の血を引いていることを言い出せないためであった。
 しかし、そんなアンリの前に、10年の時を経てリシャールが姿を現す。
 再会を拒み続けるアンリ…

2

梨園の貴公子~外連~ 小説

ふゆの仁子  円陣闇丸 

二人の最大のピンチ

新装版シリーズの3作目になります。                 
互いに離れられない存在だと確かめ合った二人に            
最大のピンチが訪れます。                      
受け様は攻め様に連絡を入れる暇もなく海外の仕事へ         
そしてそれと入れ違いに忙しかった攻め様が1週間のオフに
そして帰国した受け様を待っていたのは怒り拗ねてる攻め様。…

3

太陽の楼閣シリーズ(1) 金髪(エゴイスト)と恋のレッスン 小説

ふゆの仁子  楠木潤 

主人公たちについていけない

母親を亡くして、たった一人途方に暮れる諒の前に突然現われた金髪の男。
自らの描いた絵を焼き捨てようとしていた諒に、素敵な絵だと言ってくれた彼は、突然のキスだけを残して行ってしまった。
その後、諒は兄だという日本有数の大企業社長、藤井千真に引き取られた。
賑やかな環境になんとか慣れ始めた諒は、兄の仕事相手だとあの時の男、アイザックを紹介されるが、彼はあの日とは別人のように傲慢な人物で……

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眠り姫症候群(シンドローム) 小説

ふゆの仁子  高橋悠 

脇カプの方が良かった

メインカップルの持田〔攻〕と茜〔受〕
彼らは幼馴染で今もアパートの隣同士に住んでいて、どうしようもなく寝汚い茜は、持田のしか起こせないという困った体質。
けれど茜が同じ医学部研究所の後輩である古雅とベッドを共にしている所を朝っぱらから見てしまった持田は、それ以来、茜を起こしに来なくなります。
そのせいで日常リズムが狂い研究もうまくいかない茜。
でもまあこの2人は口に出さなかっただけで元々想…

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貴方は完璧な秘書(セクレタリー) 小説

ふゆの仁子  奥田七緒 

クール美人秘書の王道もの

男の秘書って、なんかソソリます♪
執事と一緒で“尽くしてくれる”感が良いのでしょうね~^^
本作は、強気でやり手でヤンチャ弁護士×年上美人のクール秘書といった王道ものなんですが、そこは、ふゆの先生の筆で韓流のような食いつき易さばっちりで書かれていました。

この秘書「一條蓮」は、仕事は出来るがルーズな「藤澤」の、弁護士業と生活込みの秘書で、藤澤の上司が送りこんできたんです。
弁護士の仕事…

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食うか食われるか 小説

ふゆの仁子  円陣闇丸 

飲食業界ものって、働き者でカワイイ男が多いよね~!

ふゆの×円陣先生のこちらも例に漏れず、幸せな気持ちになれるレストランを舞台にスタッフ全員良い男揃いです^^v

受けの真幸(まさき)は、美人でやり手の飲食店の経営コンサルタント。
同業の父親のもと、真幸は子供の頃からこの業界に慣れ親しんできたという、趣味も実益も兼ねた適職で、舌と知識に自信があるんです。
その真幸が、都会から離れたフレンチレストラン『individuアンディヴィデュ』の味と…

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焦がれる肌 小説

ふゆの仁子  桜城やや 

神主さんも大変である

いきなり挙式のシーン。
神主の腕を取りディープなキスして花婿が脱走。
食いついちゃいますよね、こんなシチュ。

豪快で強引でイケメンな小野崎。時代をつくる仕掛け人、なんて言われるくらいできる男。

なぜかその男にくどかれまくり、たいへん迷惑してる神主でメガネ男子悠。聖職者だけに読んでるだけでも周りの眼が辛そうです。

しかしこの悠くん、心の中に何かを抱えていて。口説いてくる小野崎に…

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