山中ヒコさんのレビュー一覧

エンドゲーム 2 コミック

山中ヒコ 

シリアスは好きだけどこれはイカン

BL的な観点で、透と克哉にだけ焦点を当てたら「萌」ぐらいなんですけど、
てか二人のエロの部分とかも結構萌えました♪
二人のラブラブ展開自体は悪くは感じなかったんです。

しかし、個人的に壊滅的に手に負えない事柄が一つ。
透の元カレが「自動車運転過失致死傷罪」…ひらたく言えばひき逃げをしたってことです。

しかも、被害者が死亡する認識を持ちながら救護せず放置したので、
不真正不作為犯…

11

エンドゲーム 1 コミック

山中ヒコ 

擬似家族の残酷な真相

透と克哉は書類上は父と子の関係。
血のつながりが全くない赤の他人同士。
克哉にとっては透は父親ではなく、恋愛対象―。

そんな克哉の気持ちを知っているのかいないのか、
透はただの父親として克哉に接します。

克哉は自分の気持ちを伝えられない、伝わらないもどかしさに、
イライラがつのる日々を送ります。

しかし、血の繋がらない透がなぜ克哉を施設から引き取ったのか。
大きな謎です。

絵描きの透が絵が…

6

エンドゲーム 2 コミック

山中ヒコ 

息苦しくて残酷で、でも惹かれる物語。

お話自体は多分とても惹かれています。
でも、犯罪の重さに、迷った末に「中立」評価。

黒田はあれからどうなったのか。
法的な手段を取らなかったのか。
透も共犯になることを恐れて
克哉が敢えて何もしなかったのか。
でも透も罪悪感にさいなまれているのならば、
しっかりと正当な方法で償うべきだったのではないか…
悶々とさせられる読後感だったのです。

そして、セックスをしたことは

7

エンドゲーム 1 コミック

山中ヒコ 

愛おしさと残酷さの共存。

好きです、好きなんです。
でもこの作品、とても評価が難しい。
ちなみに二巻まで完読で再度一巻を見直しつつ書いています。
評価を付けるのならば「神」か「中立」のどちらか。
悩んだ末、一巻は「神」評価です。

義親子である透と克哉。
克哉の心情がストーリーを通じて
丁寧に描かれています。
透への想いの抑圧の仕方も
痛々しく切迫していて思わず読みながら顔が歪む。

透がとてもかわ…

4

500年の営み コミック

山中ヒコ 

切なくて苦しくなりました。

このBLがすごい!!で見て以来気になってはいたものの手を出せていなかった作
品。
やっぱりアンドロイド物はあかんて。。。!!泣かずに読み終えられた作品がない気がするってほど切ない泣ける作品が多い。。。!!
そういうこともあったり、泣ける泣けると聞いていたせいでちょっと冷めた目で読んでしまい、本編を読み終えたあと
「あ~泣きはしなかったけどええ話やわ。切ない。うおーーー」
とか思いつつおま…

2

エンドゲーム 2 コミック

山中ヒコ 

美談に仕上がっているが、二人のしたことは犯罪。

すごい私の好きな部類のお話だったのだが、「最後までこれは犯罪でしょう」という思いが強く残ってしまった。
一冊、一冊にレビューをする気持ちになれず、二冊まとめての感想。

飲酒運転で母親と幼児・2人を撥ねて逃げた黒田。
彼と一緒にお酒を飲んでいながら黒田に運転をさせ、親子を撥ねておきながら結局は逃げた透。

その後の二人がどんなに苦しい辛い人生を歩もうと、克哉の母親は二人のせいで亡くなっ…

11

王子と小鳥 コミック

山中ヒコ 

余韻を残す、作家さん。

物語をかくひと、っていうイメージの作家さんです。
山中ヒコさん。
すごく絵がうまいのかというとそうでもないように見えて
でも美しさがあって、なんか独特の空気をまとっている。
多分このかた、絵本とかも描けちゃうんじゃないかなぁ。

体をつなぐシーンなんて本当に少ないのに
この物語に詰まってるのは「恋愛感情」なんだなぁと
じわじわくるとことがたまりませんでした。

鈴木が帰国してか…

4

500年の営み コミック

山中ヒコ 

何度も読めない作品

BLの枠を越えたと言えるのか、
あえてBLでなくても良かったと言うべきか。

大好きな作品なのですが、
読むたびに胸が痛くて
何度も読むことは出来ない1冊です。

光のいない世界は生きる意味がないと
自ら命を絶つ寅雄。
そしてそのダイブのポーズは衝撃的でした。

目覚めて再会出来た光は光ではなく、
アンドロイドのヒカル。
山中ヒコさんの絵柄と
出来の悪いアンドロイドのキ…

4

エンドゲーム 2 コミック

山中ヒコ 

言えない言葉も愛おしい

二巻完結です
連載中ちら見しては、毛嫌いし
続けてよむことをさけていたため
コミック2巻まで発売されてから
まとめて買いました

確かに重い、暗い、黒田怖い
ってな感じですが
ヒコサンの絵柄とほんわかぶりがなかったら
怖くてうんざりしていたでしょう

二巻はひき逃げ犯人であると思い
ぶつかり、家を飛び出します
そこで黒田に拾われ、拉致されます
スタンガン怖い
黒田を悪…

3

エンドゲーム 1 コミック

山中ヒコ 

影あるのに暖かい

ヒコさんやっぱり好きだなと
実感したのはこの作品でした

幸せといいがたい内容のこの作品は
読み返すのに気合が必要でした
泣きながら読みその後は暫くよめなくて
しっかり内容を理解しなきゃと読み直すことを
繰り返した作品でした

実親を事故でなくし、孤児院で生活をし
一度は養子にもらわれるがそこで虐待にあう
孤児院付近に訪れる男性と心をかよわせ
その男性の子供となる

そ…

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