total review:280974today:33
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
24/37(合計:366件)
山中ヒコ
snowblack
ネタバレ
行方不明になった乃木家の御曹司・至の身代わりになった 彼にそっくりな貧しい女子高生・敦子。 敦子のお目付役というか教育係のような役割の遼は、 実は至の腹違いの兄だが、会うことも叶わないまま父を亡くし 乃木の子とも認められず育ち、至に執着している。 そしてもう一人、女装癖のある我が儘王子さま至が好きで、 彼の為に尽くす信也…… 脇役の、パーティで出会った太った少女も、親友に恋する少…
よーく考えちゃダメな作品なんだと思う。 SFとしてどうだとか、何故太田光なんだとか。 2010年、小さい頃から意識してきていつしか愛していた光を失った主人公は 「生きていてもしょうがない」と、ある種の潔さをもってビルから飛び降りる。 そして、どうも一命を取り留めたらしい彼が目覚めて目にしたものは 光にそっくりなアンドロイドと、250年後の世界だった……。 何をやってもぶきっちょ…
もこ
リョウ可愛いよww可愛いよリョウ(*→▽←*)♡o てなわけで、待ちに待った4巻。 これで完結巻ですね。 着地点としてはこれでいいのか?なところがちょっぴりよぎったというか、 結局のところどうなの?結局リョウのための話だったわけか? んん???な部分はあったものの、 最初から最後まで、魅せられたというのは言うまでもなくでした。 ずっと至のために行動し、至のためにそばにいるのだと思って…
ヤクザもの。 といっても、山中さんの独特のテイストは健在。 モノクロ画面のようなアッサリさと、語られるセリフと語られない余白。 切なさと哀愁が漂うが、時にそこはかとなくおかしい。 田中始は、埋められて殺されかけたところを間一髪原田に助けられるが、 記憶を失ってしまう。 原田によると、田中は同じ組のヤクザで原田の恋人だったという。 抱かれてみてすぐに、原田は大嘘つきだと分かる。 …
高校生同士のお話です。 山中先生の初単行本ということだが、確かに絵はもう一息。 この頃に比べると、最近の絵は上手くなられたんだな〜と思いました。 でも、表紙のセンスは素敵。 内容的には、初々しいくて恥ずかしい高校生の恋に きゅんとする、という感じでしょうか。 背が高くて顔も良くて、彼女に不自由した事がない春日部が ストイックに陸上に打ち込む杉山に恋してしまう。 男相手になん…
花嫁ものも女装ものも、基本苦手…… だけれど、「王子と小鳥」にやられて目下の山中ヒコブームの中で購入。 読んでみたら、良かったよ! 旗本の庶子・鈴は、正妻を慮った母の意向で男なのに姫として育てられ、 屈折した思いを抱えながら成長する。 町でならず者に絡まれたところを助けてくれた商人の男気に触れ、 自分も男としてちゃんと生きたいと思ったところ、父の言いつけで嫁ぐことに…… BL…
連続物のサスペンスドラマよろしく、犯人は?!というところで続くだった前巻。 一巻はとても良かったのだけれど、二巻まで読み終わると微妙な読後感。 よくない、とか好きじゃない、とかではなく、 すごく好きなところと、受け入れにくいところがモザイクになっている感じ。 最後の幕切れも、ちょっとあっけなく 更には母殺しの真犯人で、かつての透の恋人・黒田の話にもっていかれた感が。 淡々とモノ…
山中先生の作風を一言で言うならば、やはり「切なさ」だろう。 そして、私のツボの筆頭は切なさ。 そして決して明るくないんだけれど、ヘタウマ風絵柄とどこかトボケた味も好き。 この作品も切なく、そしてやるせない。 克哉は、柔道で頭角を現す長身でイケメンな高校生。 幼い時に交通事故で母を亡くし、施設で過ごしていたが そこに毎週のように現れる透に、色々な経緯を経て引き取られる。 父…
茶鬼
出奔した跡継ぎの至の身代わりになった敦子の物語。 いよいよ完結です。 至が女装癖があるという部分、側近である信也や本当は異母兄にあたる遼の姿にBL臭を感じながらも、主人公である敦子の物語として、最後フィニッシュしました。 いよいよ元服式がやってきます。 至の女装癖を知ってしまった敦子は遼が好きになってしまっていましたから、葛藤するわけです。 身代わりとはいえ、皆に優しくされしたこ…
この作者の本は、一作だけ読んだことがある。 雰囲気というか、肌触りのようなものが、かなり好きだった。 ただし非BL作品。 そして本作。 魅惑的な美しい表紙に惹かれ、 「王子様と灰色の日々」と、王子つながりでも気になっておりながら アラブもの?え?という感じで、なんとなく手が出なかった。 でも。 読んでみたらすごく良かった! アラブものと言って思い描くような濃い感じではなく…