田倉トヲルさんのレビュー一覧

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“藍”と“愛”は遥以外の何者でもない

アンソロですが、ミチさんがお目当てだったので
『藍より甘く』の番外編、『クラッシュド・ブルー』のみで失礼致します。

上司の代理で向かった九州出張。
無事商談もまとまり、
最後は取引先会長のご自宅でのガーデンパーティに出席する入江です。
庭の片隅に見つけた“忘れな草”で遥を想い、
会長に「季語は“藍微塵”だ」と教えられる。
声を掛けられた時に力の加減で摘んでしまったそれを
ハン…

3

拝啓、兄さん様 コミック

田倉トヲル 

ノスタルジー溢れる

行きすぎた兄弟愛の最終形…ガチ兄弟
と呼ぶにはあまりにキレイでキラキラして。田倉ワールドの雰囲気にどっぷりと浸かることができました。
まだ携帯やメールが普及する前の時代。
文通というやり取り、兄弟でというのが心の通いあいを見せる。
ソウメンやリンゴ飴、様々なエピソードにキュン萌えを感じずにはいられない。

兄弟、といっても生々しくなく、ブラコンの延長線上、突き詰めればこんな愛も待ってい…

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拝啓、兄さん様 コミック

田倉トヲル 

みずみずしいタッチで描かれる夏の日々

兄弟愛と恋愛感情の狭間をじっくり描いた話。
エロなし(キスどまり)だけど、この作品のテーマや空気感にはそのピュアさが似つかわしく思えます。二人の微妙な距離感を楽しむ作品。子供の頃の夏休みの終わり間際に感じたような、どこか切なく焦れ焦れする気持ちを思い出しました。

8年間手紙のやり取りをしてきた兄の稔が実家に帰ってきて、一緒に夏を過ごす。
子どもの頃から非常に仲の良かった二人だが、豊は稔へ…

9

プライドの報酬 小説

榊花月  田倉トヲル 

ラブにたどり着くまで

なかなか手間取るというか、
主人公のサナミがクールすぎるのか、
お相手の儀代がひねすぎているのか、
お話の中に、いったいいつになったら、ラブが存在してくるのか?
なかなかなかなか、ラブにたどり着かない。
BLである以上、いつかは、決着が付くとは思っていても、もう、これ、ほとんどページ残ってないよ?と心配になるほど。
一応、最後にはちゃんとそれなりの成就エチが用意されていて一安心なんだけ…

0

兄弟恋愛 小説

李丘那岐  田倉トヲル 

ゴタゴタしていて中途半端

この作者の本はいくつか読んでいて、大好きじゃないけれど悪くないと思っていたのですが、
これはNGでした。
途中で何度か放り投げようかと思ったのですが、道中他に読む物もなし(笑)、
仕方がないので斜め読みで読み終わった感じ。

誘拐された桐を偶然助け出したことが縁で、施設から裕福な家に引き取られた峻也と妹・美姫。
もう1人引き取られた親戚の子もいて、兄弟5人のうち実子は桐と藤の双子だけと…

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セロ・メロウ コミック

田倉トヲル 

純粋で青い

ノンケで同級生な青春で私の大好物でした。
男同士ということの葛藤もあり、本当に素敵な作品でした。
こういう作品はキャラのことを応援したくなるし、
恋が成就すると自分のことのように嬉しくなってしまいます。

どれも面白かったのですが、
特に荷台の彼女、放課後のイチゴ味、よつばが面白かったです。

荷台の彼女
綾がコータに自転車でぎゅっとしたところが最高でした。
これから綾が幸せに…

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兄弟恋愛 小説

李丘那岐  田倉トヲル 

ほっこりした恋愛話

 俊也は、幼い日の桐を助けたことが縁で、妹・美姫と共に、佐倉家に引き取られた。
 佐倉家は少し変わった感覚を持つ両親の家で、実子である桐と藤の双子。
 それから、桐の誘拐をきっかけに引き取られた俊也と美姫。
 そして、両親が早くに他界したため、引き取られてきた桐と藤の従兄弟の寛吉。

 多忙な両親はほとんど自宅に帰ってくることがないため、その五人の兄妹で日々、生活をしていた。
 その中…

2

Comet Halley 小説

柏枝真郷  田倉トヲル 

ハレー彗星が巻き起こす事件とは?

前作での二人のお話は、序章的な流れで、その時代の男装女装重罪で同性同士の
恋愛もタブー視されていた事が描かれていて、そんな時代に新聞記者同士が惹かれあい
そして事件の真相に迫って行く推理もののストーリーでしたが、ラブ的には今後を
匂わせる程度で終わっていたのですが、今回の二人の仲は・・・進展しました!

今回のお話のメインはハレー彗星、言わずと知れた76年周期で地球に接近する
彗星です…

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秘めた恋情のゆくえ 小説

夜月ジン  田倉トヲル 

よかったよ~

BLのファンタジー系久々に読みました!
たのしかったですよ。
受け様と攻め様はともに幼馴染で大学生なんですが、攻め様の、大学の単位不足やら他人に無愛想な点やら、思ったことを何でも口にしてしまう性格とか、その行為が最近になってエスカレートしてきた様子が心配になった受け様は、コンタクトを図ろうと思い必死になっているところで事件に巻き込まれてしまうというイントロで、まあ色々あって最後は晴れて両思いに…

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Newspaper Row 小説

柏枝真郷  田倉トヲル 

今後の展開が楽しみ

読み終えた直後の感想は・・・
あ~まずいものに手を出してしまったかも。。。
この先の展開が気になってしまう~早く読みたい!!

主人公2人の出会いから始まり、
事件の真相が明らかになるために関わってくるであろう
登場人物も効果的に登場。
どんな関わりかたをしてくるのだろうと今からとても楽しみです。
そして今回はラブ度はほとんどなかったですが、
今後の主人公2人の関係に進展がありそ…

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