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20/28(合計:276件)
田倉トヲル
ぷれぱーる
ネタバレ
兄からの手紙を郵便受けの前で待つ豊。 家を出た兄の存在を感じることができる唯一のつながりは、 兄からの手紙だけなのです。 兄の稔は高校を卒業した8年前から家を出て、 一度も帰ってきていません。 兄の手紙を心待ちにしている豊の心情・兄に対する愛情は、 手紙を読む姿から見てとれます。 そして、稔のキャラも手紙の内容からつかむことができます。 1話はほとんど手紙を黙読するだけなのです…
しろたん9610
兄弟スキーなので、兄弟もの、しかもガチ兄弟と言われるととにかく読まずにはいられません。 この兄弟、長年離れて暮らしていても文通し続けていただけあって、自他共に認めるブラコンです。でももう、弟は高校生。 いつまでも子供じゃないし、このままべったりした関係ではいられない…と葛藤する様はとても切ない。 物語中盤の、弟が熱を出し、兄から夏祭りのリンゴ飴をねだるシーンは、萌えとしか言いようがなく、…
田知花千夏 田倉トヲル
渋茶
2014年刊。 買ったはいいが、どうも屈折していそうな内容だなと数年積んでいた一冊をようやく読んだ。 ええ、頑張って読みましたとも。 …で、どうだったかというと、正直言って私には全てを理解しきれませんでした… (ノД`)・゜・。 出だしでは快活な弟・真陽と根暗な兄・光という設定だが、どこが快活なんじゃい!?と序盤から真陽の執着心は全開だった。 この話が難解だったのは、現実と過去…
くさなぎ
エロくはないけどちょっと色っぽいんですよねこの作品ーーー(*´艸`*) じらして、切なくして、最後に落ち着く。 ガチ兄弟話初心者には最適です(笑)
とおるる
禁断の兄弟愛が読みたくて、色々検索してあれこれと覗き見をした挙げ句に選んで買ったこの本。 よかった……! もうすごくよかった!! 神としか言いようがないと心の底から思いました。私は、非の打ち所のない完璧な名作だと思いました。 他の方もレビューしておられる通り、ネタバレを読まずに読んでほしいこの本。 私は、ネタバレにならない程度のレビューを軽く読んでしまいましたが、でも実際に読んで…
木春菊
2018年発行のコミックで私的トップ5に入る物語。 一人でも多くの人に手にとってもらいたい素晴らしい一冊です。 なんと1巻発売から3年の時を経ての待望の2巻! 3巻で完結予定とのことですが、いちファンとしては時間がかかっても構わないのでどうか無事最終巻を読めますように!と願うのみ。 そんな2巻はかなりの大ボリューム。 とても丁寧にストーリーが進んでいくので読み手の私もじっくりと作…
ぴんか
……なぜなら、もう次の本も買おうと決めているから! ちょっと昔のデビュー作……なのに、古臭さを全く感じない。 少年たちの青春は、いつの時代も変わらないのだなと。 短編集ではあるのですが、どれも全く物足りなさを感じない。 一つ一つのお話に引き込まれ、その世界に浸って読めました。 どのお話も上手い小道具の使い方で、それは自転車の荷台だったり、 苺味の飴だったり四つ葉のクローバー…
fandesu
「凄い話」という噂を小耳に挟んで購入。 結果は「うん、凄かった」。 これ、ネタバレしちゃうとダメなお話なんで…… 人に勧めたくなるお話なんですよ。 でも、どう勧めれば良いのかが難しいんですよね。 あとね、上記『設定』は忘れて読んだ方が面白いと思います。 決して『ファンタジー』ではない。 とりあえず言えることは『執着もの』が大好物な方は「読んで損はないんじゃないかな?」とい…
kurinn
あー、あのクソ眼鏡め! 私がもっとぶん殴りたかったよ!で、イジメて学校来られなくしてやる! そんな、私のような悪人が主人公やその友達に居ないのが、この作品です。 物語はじっくりじっくりと進んで行きます。 じれったいくらいに。読み手が置いてかれるってことが無いくらいに丁寧です。だから、大和と唯司のお互いの中に恋心は今のところ全然無いし、これって誰かとカップルになるかとか全然分からないです。今…
フランク
待ちに待った二巻です。 電子書籍で295Pというかなりのボリューム。 そして青春群像劇とでも言うべきキャラの多さで、かつそれぞれの心情が丁寧に綴られているので、非常に読み応えがありました。 同性愛者がこの世にいるというのは漠然とは知ってはいるけど、まさかの身近にいる事を知りそのスタンスがそれぞれ明確に浮き彫りになる様子が、当事者の大和の葛藤を絡めつつ綴られています。 一巻では、大和…