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砂原糖子 小椋ムク
ココナッツ
ネタバレ
わたしの所持しているBL本の中で、かなりの冊数をしめているのが砂原作品です。 この作品は『アラブー!』なわけで、まったく興味がないものですから、今頃になってやっと読みました。 しかーし、アラブ色は薄くコミカルなので面白かったです。 視点は受けと攻め、両方となります。 攻めの綾高は、24歳の今、アダルト中心のDVDレンタルショップの雇われ店長。 職業のわりには真面目な常識人で、諸事…
田知花千夏 小椋ムク
田知花さんのデビュー作品ということです。 他の本を読んだばかりだったせいか、行間が広く1ページの文字数の少なさに苦笑いたしました。 投稿作だそうですので、ページ数あわせには仕方ないのかな? 攻めはフラワーショップの店長・太一、26歳。 精悍な面差しに雄々しい体躯ですが、花愛は誰にも負けない情熱の持ち主。 受けは王子様という形容がピッタリの悠。 有名私立高に通い、太一のフラワ…
木原音瀬 小椋ムク
キリヱ
一巻はとても面白かったのですよ。 素直になれない高校生と、不器用な大人が近づいていく課程が丁寧に描かれていて。 で、お祭りで彼女連れの受を見て、攻はいきなり手を引く訳ですな。 その様が全くもって大人げない。 これ、受けの為を思ってみたいな事になってますが、攻自身の為ですよね。自分が傷つきたくないから、いきなり疎遠になるという。 そういうキャラじゃないと思っていたので、此処がとても残念です…
ずっと気になっていたので、読んでみました。 絵は綺麗だし、話も読みやすいので一気に読めました。 実家がラブホ経営の高校生とそこを撮影で借りたAV監督のお話。 ゲイの監督が弟に手を出すんじゃないかと勝手に思い込み、自分が監督に近づく事で弟から監督を離そうとした計画から始まって、段々本気になっていってしまうという展開はすんなり読めました。 主人公の高校生が大人にしか見ないので、何となく…
崎谷はるひ 小椋ムク
郁子
非常に愛着のわいていたカップルだったので、完結はさみしいです。 颯生がまた一歩成長し、 二人の関係もただ甘くてラブラブなだけでなく、 同性同士の恋愛の難しさをしっかり自覚した上で 互いの愛を確かなものに固めていこうとする姿に胸が熱くなりました。 これまであまり良い印象で話されなかった謙也のモトカノ、祥子のことも拾ってくれたのは嬉しかったです。 祥子が謙也にこれまでの辛い過去を打ち明…
ナカムラ
年上AV監督×学生眼鏡。 えっち描写なし、お話し重視です。 萌える~っていう作品ではないかな。 むしろ泣ける感じです。 万(受け)の素直じゃない感じとか変に頭良い感じとかが見てて最初つらい。 はやく幸せになって~幸せにしてあげて~! 全然惹かれあってないとこから好きになっちゃうのは鉄板ですよね。 2人も素直じゃないしどうなっていくのか心配です。笑 綺麗な絵なので可愛いお…
松幸かほ 小椋ムク
御影
全寮制の男子高校、青稜学院で真咲はいきなり生徒から襲われそうになります。 ところが、襲われる寸前に高等部の貴尚に助けられます。 貴尚は碧というクールな存在の男の子と付き合っていたということで、真咲は碧のまねをして先輩から好かれようとするのです。 卒業後バーで貴尚と真咲は再会し、貴尚好みに成長した真咲は、彼とのデートを重ねます。そこで真咲はお姫様扱いされるのですが、碧の影と真咲…
かわい有美子 小椋ムク
この『空色スピカ』は、『流星シロップ』『星屑シトロン』などの清泉学院シリーズの一作目にあたるのですが、どのシリーズもきれいに作られたアルバムを見ているような気がしました。 清泉学院は私立の男子校で、その生徒会長は代々イケメンを起用するというルールが定着しています。それは、学園祭などの数少ないイベントの時に、他校の女子を呼び込むという、いかにも思春期男子が考えそうなことなのです。(笑) …
『キャッスルマンゴー』を読んでいたときから、十亀さんが海に花を手向ける場面や、「弟がいたんだ」という台詞がとても気になっていたのですが、『リバーズエンド』を読んでこのもやもやした気持ちが解決しました。 『リバーズエンド』では、社会人の姉、小春、高校生の十亀、そして小学生の弟、俊介と暮らしていた過去までさかのぼります。まだ万と出会う前で、十亀の高校生時代は、ご飯も満足に食べられないほどの…
一穂ミチ 小椋ムク
海外赴任を終えて、8年ぶりに達夫ですが、彼の勤める光陽商事に戻ってみると、なんと昔たった一度だけ関係した和と再会するのです。 昔、達夫は偶然の休暇で何気なく北海道に行くのですが、そこで和と出会うのです。 独身で誰が待つわけでもない生活で、一人で時間もお金も使える生活を達夫は送っているのですが、そこで何気なく北海道に行けるところが格好いいです。 達夫と和は道中を共にするのです…