小椋ムクさんのレビュー一覧

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

ずっと気になっていたので、読んでみました。

ずっと気になっていたので、読んでみました。
絵は綺麗だし、話も読みやすいので一気に読めました。

実家がラブホ経営の高校生とそこを撮影で借りたAV監督のお話。
ゲイの監督が弟に手を出すんじゃないかと勝手に思い込み、自分が監督に近づく事で弟から監督を離そうとした計画から始まって、段々本気になっていってしまうという展開はすんなり読めました。

主人公の高校生が大人にしか見ないので、何となく…

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不謹慎で甘い残像 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

普通に感動しちゃいました。

非常に愛着のわいていたカップルだったので、完結はさみしいです。
颯生がまた一歩成長し、
二人の関係もただ甘くてラブラブなだけでなく、
同性同士の恋愛の難しさをしっかり自覚した上で
互いの愛を確かなものに固めていこうとする姿に胸が熱くなりました。

これまであまり良い印象で話されなかった謙也のモトカノ、祥子のことも拾ってくれたのは嬉しかったです。
祥子が謙也にこれまでの辛い過去を打ち明…

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キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

良い眼鏡受けです

年上AV監督×学生眼鏡。
えっち描写なし、お話し重視です。

萌える~っていう作品ではないかな。
むしろ泣ける感じです。
万(受け)の素直じゃない感じとか変に頭良い感じとかが見てて最初つらい。
はやく幸せになって~幸せにしてあげて~!

全然惹かれあってないとこから好きになっちゃうのは鉄板ですよね。
2人も素直じゃないしどうなっていくのか心配です。笑

綺麗な絵なので可愛いお…

1

君に触れたら 小説

松幸かほ  小椋ムク 

好きな人のためならどこまでも…

 全寮制の男子高校、青稜学院で真咲はいきなり生徒から襲われそうになります。
 ところが、襲われる寸前に高等部の貴尚に助けられます。

 貴尚は碧というクールな存在の男の子と付き合っていたということで、真咲は碧のまねをして先輩から好かれようとするのです。

 卒業後バーで貴尚と真咲は再会し、貴尚好みに成長した真咲は、彼とのデートを重ねます。そこで真咲はお姫様扱いされるのですが、碧の影と真咲…

1

空色スピカ 小説

かわい有美子  小椋ムク 

きれいに作られたアルバム

 この『空色スピカ』は、『流星シロップ』『星屑シトロン』などの清泉学院シリーズの一作目にあたるのですが、どのシリーズもきれいに作られたアルバムを見ているような気がしました。
 
 清泉学院は私立の男子校で、その生徒会長は代々イケメンを起用するというルールが定着しています。それは、学園祭などの数少ないイベントの時に、他校の女子を呼び込むという、いかにも思春期男子が考えそうなことなのです。(笑)

2

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

幸せになれという言葉

 『キャッスルマンゴー』を読んでいたときから、十亀さんが海に花を手向ける場面や、「弟がいたんだ」という台詞がとても気になっていたのですが、『リバーズエンド』を読んでこのもやもやした気持ちが解決しました。
 
 『リバーズエンド』では、社会人の姉、小春、高校生の十亀、そして小学生の弟、俊介と暮らしていた過去までさかのぼります。まだ万と出会う前で、十亀の高校生時代は、ご飯も満足に食べられないほどの…

2

シュガーギルド 小説

一穂ミチ  小椋ムク 

それはある種の執念

 海外赴任を終えて、8年ぶりに達夫ですが、彼の勤める光陽商事に戻ってみると、なんと昔たった一度だけ関係した和と再会するのです。

 昔、達夫は偶然の休暇で何気なく北海道に行くのですが、そこで和と出会うのです。
独身で誰が待つわけでもない生活で、一人で時間もお金も使える生活を達夫は送っているのですが、そこで何気なく北海道に行けるところが格好いいです。

 達夫と和は道中を共にするのです…

5

「木の下闇の恋」初回特典ペーパー グッズ

スピンオフ予告?

本編で受に健気にアプローチするも
綺麗にフェードアウトしたあて馬・颯々野のエピソード。

知美にフられた三十分前のことを回想しながら
夜の街を歩く颯々野。
悔しいし切ないが、知美は元同窓生の男が好きなのだから仕方ない、
せめて知美の恋がうまくいくよう願おう…と気持ちを切り替える。
(この引き際のよさ・・・あて馬の鑑ですw)

駅へ向かう途中、おそろしく美形の男性と出会う。
道を…

2

木の下闇の恋 小説

遠野春日  小椋ムク 

最初から最後まで焦れったい

両想いなのに告白できない、学生来の親友の再会愛。

攻と受の視点が交互に入れ替わります。
表向きは久しぶりに会った友人として大人の対応をしながらも
じつは相手のこと意識しまくりな二人。
サッサと言っちゃえよーー!とジリジリさせられること数多です。


高2まで親友だった二人。
二人とも、ひそかに相手のことが好きだったが
同性に欲情する自分に戸惑い、
相手への後ろめたさもあって…

8

木の下闇の恋 小説

遠野春日  小椋ムク 

この焦れったさが恋の醍醐味

普段は互いに相愛なのに思いが通じ合わないもどかしい作品はじれったくて
イライラしてしまうことが多々あるのですが、何故かこの作品はその焦れったさが
たまらない感じで良かったと思えるのです。

異性ならこんなじれったさも感じないでくっ付くのでしょうが、
やはり同性で、学生時代からの同級生で一時は親友と読んでもいい存在ゆえに、
相手への欲情込みの恋心を自覚したのが高校時代の二人ではなかなか上…

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