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橘紅緒 笹上
AshNY
面白かったです。 そんなに厚くない本なので短時間で読めて、 でもちゃんと橘さんの世界を楽しめてという 再読には手が伸ばしやすそうという作品でした。 なんとなく印象として橘紅緒さんの作品って ふわふわしててアクが弱いのか、いやいや逆に強いでしょというような 面倒くさい奴なのか、いやいやそれが可愛く見えるという そういう輪郭がぼやけてんだかはっきりしてんだか解らないんだけどの登場人物…
chikichikibonbon
ネタバレ
橘紅緒さん作品には「独特の雰囲気」があるとい思います。その独特な世界観が好きで何冊か読んでいますが、内容的に痛いし切ないし仄暗さを感じるので元気なときでないと読む気になれません。でも、好きなのですよね(苦笑) 『ラブシック』はタイトルに何となく嫌な感じを覚え、表紙イラストにも暗さを感じたのですが、商業誌活動は『ラブシック』のみという謎のイラストレーターさんの美麗イラストに強く惹かれ購入してし…
reku
この話好きなんですが、具体的にどこが好きか聞かれると迷う。 不思議な雰囲気をまとってる。 ボーイズバーで働く朗の前に客として現れた元恋人の万里。 貞操がゆるく男女問わずセフレがいる万里と付き合っていたが、 万里の本命が朗の姉だと知り身代わりにされていたと思い込んだ朗が別れをつげた。 現在と過去の出来事が交互にきます。 執着がなさそうな万里が朗の事になると違った表情を見せるのが良いで…
クレタコ
「唇で壊される。」が面白かったので他作品にも手を出してみましたのです。 数ある中から表紙が一番雰囲気のあったこの作品を選んでみました。 読み始めは、随分と乾いた文章を書く作家さんだなーという印象。 ともすれば読みにくさにも繋がるかもしれないけど、そこまで突き放した書き方ではないです。 ボーイズバーで働いている朗〔受〕の元に、かつて恋人だった男・万里〔攻〕が彼を指名してきます。 そ…
akogare
橘紅緒さんという作家をこの本で初めて知りました。 ざっくり感想を言ってしまうと、「分かりにくいけど面白い」。 時間軸が何の前触れもなく現在、過去と飛ぶのでそれを把握するまで若干イライラするかも。 激モテ・セフレ多数の攻めを一途に想う受けなのですが、攻めの本命が受けの姉(攻めを見向きもしない)だと知ってショックを受け、攻めと距離を置こうとします。 この辺りから受けと攻めがもどかしいや…