ひびき玲音さんのレビュー一覧

探偵とボディガード 小説

たけうちりうと  ひびき玲音 

シリーズ最終巻

案外、普通の話でシリーズ完結でした。
面白くないわけじゃないんですが、とにかく攻めの親友であるボディガードがオールマイティーでジョーカーなので、彼が出てくるとちょっと興ざめ感が。

でも、ラストシーンはロマンチックでしたね。
もっと読みたいシリーズだったかな。

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海とボディガード 小説

たけうちりうと  ひびき玲音 

シリーズ4冊目

オールキャラで豪華客船が舞台、シリーズ中、一番盛り上がったし、面白かった話かな、と思います。
攻めの女装つきですし!
ただ、攻めの親友でもあり、番外編の主役であるキャラがオールマイティーでジョーカーすぎるのが玉に瑕かな?

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琥珀とボディガード 小説

たけうちりうと  ひびき玲音 

シリーズ3冊目

話は面白かったんですが、当て馬ならぬテロリストが微妙。
でも攻めが危機一髪のシーンで、受けの機転が攻めを助けるというのがいいですね。

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星とボディガード 小説

たけうちりうと  ひびき玲音 

シリーズ2冊目

出来上がったカップルの話なので、当て馬が出てきます。
これが、まだ個性的な大金持ちの実業家で、いい味出してます。
休暇で滞在していたギリシャからイギリスに戻って、朝のコーヒーを飲みに行くシーンの会話が絶妙です。

さらにラスト、雪山でのトラブルでは、脇キャラの登山家もいい味を出してます。
わたしは一冊目より、こっちのほうが好きです。

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薔薇とボディガード 小説

たけうちりうと  ひびき玲音 

シリーズ一冊目

ちょっと冒頭からノリが読めないんで、とっつきにくいと思うんですが、はまると、それがクセになります。
天然も入っている素直な主人公と、彼に一目惚れらしい有能なボディガードの掛け合いがおもしろいと思える人だったら、このシリーズにはまると思います。

ボディガードのお仕事描写もわりとちゃんと入ってますが、ヤマ場の展開は映画で観たことがあるので、読めば元ネタがわかる人も多いかも。

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コレクション 小説

鹿住槇  ひびき玲音 

コレクション…なるほど

すべて読んだ時点で「うおー…」って感じに。攻めがヤンデレそして執着という設定。この作品を手にしたのは超初心者のころでしたので、私はこのてのタイプが苦手で。
タイトルの「コレクション」とは、まさにこのことだったんだなーと思いました。受けを監禁状態にするんですが、愛ゆえの行動でも…そしてそれを結果的に許す受け。まあ、幸せそうならそれは愛なんでしょうねー

今読み返せばまた違った感想をもつのではな…

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薔薇とボディガード 小説

たけうちりうと  ひびき玲音 

一口では語れない

有能なイギリス人ボディガード・グレイ×ひよっこ日系ボディガード・ジュン、全5冊+外伝2冊。レビューがないことに大ショック…

わたしにとって初めてのたけうち作品で、他のBL作品とは違う独特のテンポや世界観に当時戸惑いました。
でもそこをクリアすると、驚くほどの広い視野からのたけうちさんの哲学に目をみはり、戸惑いながら読んだ1冊目、不思議とやめられない2冊目…と、気が付けば夢中になっている自分…

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コレクション 小説

鹿住槇  ひびき玲音 

ヤンデレ系執着攻め見参

主人公は大学生(受け)。ストーカーに悩んでます。
そんなとき、同じ大学にいる男(攻め)が、主人公を保護したいと申し出る。
主人公はそれを承諾し、攻めのマンションで、贅沢に満ちた快適な日々を送るようになる。いつの間にか、セックスまでするようになってしまう。
で、ある日、主人公はいい加減外に出ようとする。それを見た攻めは態度を豹変させて、主人公に襲いかかる──。

いわゆるヤンデレ系の執着攻めです。

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告白 scent of declaration 小説

高遠春加  ひびき玲音 

どこか壊れた二人だけの世界

透明で綺麗だけど、分厚いレンズで覗いたように歪んで見えた二人の世界でした。

特筆すべきは計司の最低男ぶりでしょうか。
社長の肩書きながらろくに仕事をしてる様子もない、家事も弓弦に丸なげ、弓弦と関係を結びながら平行して常に複数の女性とも適当に付き合う。モラルもなく、優しさもなく、身勝手で酷薄、いいのは顔だけというどうしようもなさ。
中学時代から続いているという弓弦に対しても酷い扱い。所有物…

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告白 scent of declaration 小説

高遠春加  ひびき玲音 

幸せのかたち

作品中に漂う閉塞感に息苦しくなりました。

弓弦と計司の愛は閉鎖的で二人だけの世界で完結しています。
そんな二人の姿は健やかな世界の象徴である開には、
歪で不健康で見える反面……どこか少し憧れる部分もあるんでしょうね。
読者は開の気持ちにシンクロしやすいのではないかと思いました。
私はかなり開目線で読んだので、メインカップルの行く末が心配です。

十人十色とはよく言ったもので、人の…

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