ひちわゆかさんのレビュー一覧

ベッドルームで宿題を 小説

ひちわゆか  二宮悦巳 

むりでした……;

面白くなくはないんだけど、というか、さすがひちわさん、面白いんだけど、やっぱ、なんとも、どうにも、こうにも、無理…;

ひちわさんらしいユーモアや面白さが、今回はどう頑張っても超えられない壁の向こう側にありました><
あ~、この壁を超えることが出来ればあっち側は楽しそうだなぁ~…と思いながら遠目に見てた感じ。

小学生の攻めってだけでまったく触手が動かんのに、さらに24歳が強姦されるとか…

3

12時の鐘が鳴る前に(新装版) 小説

ひちわゆか  円陣闇丸 

強いシンデレラとヘタレな王子でした

私はこのお話はもう、朋也のまっすぐな強さにすべて持って行かれました!

可愛いんだよっ!
素直なくせに負けず嫌いで、何事にもいちいち真剣で、そのくせ時々突拍子も無いんだもの。
お中元の車海老を飼うとか、どんだけ可愛いんだっ!
食われたからってこれ見よがしに、庭にお墓を作るとか、その報復の仕方が妙に子供っぽくって愛しいよ~><

なんか沢山、萌えどころも好きなところもあったんだけどなぁ…

1

最悪 小説

ひちわゆか  石原理 

意地の張り合いもここまでくると天晴れ!

大人気ないにもほどがある(笑)
喧嘩の内容はまるっきりガキ!
「絶対こっちから連絡なんてしてやるもんか!」な意地の張り方もガキ丸出しなんだけど、何せ奴らは経済力のある大人なので、キレてやることには金がかかってるんですよね。
いきなり引っ越したりとか夜逃げしたりとかね。
けどもやっぱり、ガキの癇癪にしか見えないんだなぁ…(笑)

そもそも「仕返ししてやる」って発想が、既に小学生っ!
さ…

4

六本木心中 2 小説

ひちわゆか  新田祐克 

救いはあるんだろうか…。

ラストで呆然としました。

高見の転落が苦しくて、それを放置する結城が憎くて、ずっとずっと苦しい気持ちで読んでいくんです。
で、どう仕様も無くなったところで登場する宗にふっと癒される。
本当は結城と上手くいってほしいんだけど、宗と居る時間が穏やかで、そういうのこれまで高見は感じたことなかったんだろうなぁ…って思うと切なくて、もう幸せになれるんなら宗でもイイよ!と思ってしまう。
そしたらあ…

3

六本木心中 1 小説

ひちわゆか  新田祐克 

胸苦しい…。

「カリスマの苦悩」をテーマにした芸能界モノは多いし、我侭アーチストが可愛く見えてくるのもお約束なんですが、この作品はそんなお約束を、ほかでもないカリスマ自身が裏切ってくれました。

確かに高見はカリスマなんです。我侭さもあるし、まさしくアーチストなんだけど、高見は人に優しい。
甘ったるい優しさじゃないから、表立っては見えにくくて、もしかしたら本人すら優しいって自覚はないのかもしれないけど。

1

TOKYOジャンク(3) 第三の男 小説

ひちわゆか  如月弘鷹 

シリーズ3作目。

 あらすじの内容も含めて、話としては3つ入ってます。
「SEXと雨とビデオテープ」と「オンリー・ユー」と「第三の男」。
 の3つ。

 あらすじの話は「オンリー・ユー」。
「SEXと雨とビデオテープ」は、柾が貴之と見るために、借りてきたビデオがたまたまAVで、そこからえっちないたずらが始まる話。
 本当に短いです。
 12ページくらい。

 そして、「第三の男」は、貴之に柾が女装…

0

TOKYOジャンク 小説

ひちわゆか  如月弘鷹 

懐かしい匂い~♪

96年のビブロス版の新装文庫版。
過去掲載作品に、同人2編が入ってます。
まだ携帯電話も普及してなくて、少年達の連絡ツールはボケベルがメイン。
如月さんの絵も当時のままに、表紙カバーのみ色の変更はありますが、当時の風俗が思い起こされて、すごくすごく懐かしい匂いのする小説ですねv
一応BLではあるんだけど、ラノベの男子版っていう雰囲気が満載で、じつに主人公が少年ー男の子してるのが、すごく新鮮…

6

六本木心中 2 小説

ひちわゆか  新田祐克 

おもろいー

カリスマアーティストとして頂点に居続けた高見が少しずつ崩れて行く所から始まります。
酒浸りになり自暴自棄になって行く様子がイイよイイよーー。
のっけから面白そうな予感がぐわっと来ます。
1巻からの切り返しが凄く良い感じで、おーもーしーろーー!!って感じでページめくる手が止まりません。
ラストまで一気に読ませます。
この辺はネタバレ自重で、とりあえず読んでみるといいと思う。
ドロドロ系の…

3

六本木心中 1 小説

ひちわゆか  新田祐克 

ドロドロ業界モノ

90年代に書かれた作品を加筆修整との事、読み比べてないので違いは分かりませんが、確かに90年代の香りはします。
一時期の野村ドラマ的ドロドロ展開とでもいうんでしょうか、こういうの大好きなので楽しく読みました。
挿絵の新田さんのクドさと濃さも良い意味で合ってて、ドロドロ系エンターティメント、刹那的なところもちょいJUNEっぽくていいなー。

どこにでもいるミュージシャン志望のバンドのボーカル…

2

ベッドルームで宿題を 小説

ひちわゆか  二宮悦巳 

面白いんですけど上回る萎部分がどうにも

最初は萌評価にしたんですがやはり中立で。
面白いんですけど、地雷というか萎部分が大きすぎる(多いんじゃなくて大きいのですね)

はっきりきっぱりショタ攻です、なんたって小学生!!
これはショタ攻めも好きなショタスキーとしては好き設定。
一矢[攻]は11歳小学生で、素直な良い子の顔してるけど実は腹黒俺様エロ少年。
これがかなりぶっとんだというかタバコ・ドラック・暴力としたたかで罪悪感も無…

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