執着攻めばかり読む崎
時代は戦後の日本。
母は幼い頃に亡くなり、父親は自殺。
残ったのは当主となった受けと、体の弱い姉だけ。
戦争前は華やかに暮らしていたのが一変し、苦難する受けの前に学生の頃ライバルとも思っていた攻めが姿を現します。
自分とは違って成功している攻めに取引を持ち掛けられ、渋々条件を吞みますが何故好条件を突きつけるのか。
それは自分の姉を好いているからだと納得しようとしたり、華族とし…
これは自信を持って言える見事な執着攻めでした。
二人の出会いは高校生で、社会人になって再会。
攻めはヤクザに、受けは既婚者になっていました。
受けの直人は依存したい、攻めは依存されたがっています。
といっても病んでいるのとは違い、受けは強い雄に雌のように守られたいという思いです。
表紙がほの暗く、タイトルも重ためだったのでビビりながら読んだのですが、意外とスラスラ読めまし…
執着ものを書く丸木文華先生大好きです!
体格大、執着攻め×元いじめられっ子のお話。
いじめられた経験のある受けの圭一は、大学デビューで根は真面目ですが頑張って女たらしで軽い大学生を偽ります。
攻めの剛は、何故か最初からめちゃくちゃ受けに絶対服従のワンコ。
野暮ったくて大きくて熊のようだけれど受けの命令は何でも聞く。あと皆がビビるほどの巨根。
対する受けは平均とはいえ美人の…