丸木文華さんのレビュー一覧

ふたご 緋牡丹と白百合 特典書下ろしSS グッズ

忘れられない思いで

受け様の忘れられない攻め様との子供の頃の思い出のショートです。
学校が夏休み中に母の使いで近所の帰りに学友と出会う
その学友たちは河原で水遊びをしていて、身体が弱く休みがちな受け様は
そんな学友たちにからかわれながら、強引に水遊びを強要されて・・・
でも身体が弱く風邪が治ったばかりの受け様は家族にこれ以上心配を掛けたくなくて
断るのですが、それが女みたいだと見下され、性別を確かめてやると…

4

ふたご 緋牡丹と白百合 小説

丸木文華 

ひい~兄さん、勘忍して~に萌える

禁忌といえば丸木文華さんなんですが、確かに禁忌ではありますが読み終わってみると、実に甘美な禁断の密の味といった風であります。
作中に猟奇殺人なる一見カニバリズムを思わせる事柄も登場しますが、それすらも、そうしたいほどに相手を思うといった比喩の象徴のような使われ方であったのかな?なんて思います。
何より、丸木さんのこの本の良さは、アズの前作もそうでしたが明治という時代背景をとらえて、文章の文体や…

8

ふたご 緋牡丹と白百合 小説

丸木文華 

双子の兄弟で禁忌さく裂なのに・・・

設定はかなり濃いめの双子の兄弟で禁忌度が高い作品なんですが
作中に猟奇殺人と言う犯罪が描かれている為か、禁忌よりも
愛情や執着の強さが前面に出ている感じで兄弟だからと言う
悲壮感はないんですよね。
受け様の浮世離れしたイメージもあって二人の関係自体は有り
みたいなノリで読めるんです。
最終的には禁忌のハッピーエンドの作品になるので後味が
悪いって感じも無いですが、禁忌ものがダメならア…

2

兄弟 ―夏― 小説

丸木文華 

南の島で

「兄弟」の続編となります。
想いが通じ合った後なので、弟の亮司〔攻〕と兄の悠〔受〕のラブ度は増してます。

今回は亮司の撮影に悠が同行する形で、沖縄の石垣島へとバカンスも兼ねていく事になります。
そこで悠は今はモデルとなっているかつての教え子、保科と出会うのです。
そして彼に、亮司との関係を知られてしまい身体を要求されてしまう悠。

なんだかんだありはしましたが、南の島で兄弟でいちゃ…

1

兄弟 小説

丸木文華 

弟×兄!

帯『兄貴、オレもう我慢できない』

丸木さんでガチ兄弟モノと来たらこれはもう読むしかないですがな!

兄の悠〔受〕は高校教師で平凡に生活していきたいと思う様なタイプ。
けれど彼の弟である亮司〔攻〕は人気俳優で、悠はそれを隠しているんですが、以前の学校ではその事がバレてしまい今の学校に移ったという経緯があります。
悠は亮司に対して、ある種コンプレックスと鬱陶しいという気持ちの両方を持って…

2

罪の蜜 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

ある意味新鮮。

今回の「罪の蜜」は、一言でいえば病んでいるがテーマな感じです。
丸木先生の作品は初めてなのですが、最初あらすじを読んだ時は「芸術感性の乏しい受けと天才の攻めの話かぁ」と思ったのですが、そして読み始めた時点でもそう思ったのですが、読み進めていくうちに「あれ?」となりました。

(ネタバレ…になるのかな?)
二人の出会いは美術関係の予備校です。
当初受・雄介には恋人…というにはあまりにも淡白…

2

三人遊び 小説

丸木文華 

三人だけで

帯『てっちゃん、今入れてるのはどっちだかわかる?』

同級生と一回り年上の2人ので合計3人の幼馴染な関係の哲平〔受〕と同級生の京介〔攻〕、そして京都の滋〔攻〕
哲平はキスが下手っていう理由で初めて付き合った女の子にフラれちゃうんですが、哲平がそれを慰めて行く内にキスをする流れになっちゃいます。
そして手は下半身へと伸びて行き、慌てる哲平ですがこんなのオナニーみたいなもんだよ的な台詞で流され…

2

罪の蜜 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

暗いクライくらい

ホワイトハートで丸木文華!?
今回は近親でも3pでもなく、イラストも自らではなく笠井あゆみさん。
しかし、どよ~んと暗い雰囲気のその作風はそのままに、かえって読み終わったあとに悶々モヤモヤ、、、
執着と、壊れた人と、深いトラウマと、謎と、あまり後味のよいものではないですが、それもまたこの作家さんの持ち味で、好きな部分ではあるのですよね。

主人公は母は元モデルのデザイナー、父は高名な日本…

2

三人遊び 小説

丸木文華 

3Pものもここまでくると……

うーん。
エロが多いのは好きですが、ちょっと思っていた感じと違いました。
愛がないというか(ゆがんだ愛は満載でしたけど・w)
やっぱり、ある程度気持ちのこもったものは必要なのかなと。

おもしろかったのは、通常の3Pの世界に、
さらにプラスの男性が一人いたこと。
彼だけがまともな愛をもっていたけれど、結局選ばれないと悲しさ。
まあ、そんなもんだよねw

とにかくエッチシーンだけ…

4

三人遊び 小説

丸木文華 

禁じられた遊び?

まあーっ、本当!どうしようもない奴らばっかしでね、、、
この主人公達三人、攻めは一人はガキ引きずったヤンデレで、もう一人も大人のくせにこいつもヤンデレで、一番バカなのが受けで流されタイプでお子様でね。
唯一まともと思われたアテ馬の存在も、これもまた最後どうも・・・
スッキリ爽やか!なエンドでないところ、いつもの丸木節でこれがまた魅力なんですよww

受けになる主人公・哲平。
これが、頑…

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