丸木文華さんのレビュー一覧

霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

確かに伏線はあった、でも気付けなかった

大正時代の伯爵家の嫡男裕太郎と奉公人の学の
身分差BLとして読む本なのか、ミステリーとして読む本なのか微妙でちょっとモヤモヤしながら読み進めたら最終章で種明かしがあって、あー
ミステリーだったのねとなりました。

主人公の学は、体が弱くておとなしい性格でアル中の父親から毎夜暴力を振るわれてて、その処世術として心を無にするテクを身に付け、時には気を失ってるなんて事も頻繁にある。(これが伏線だ…

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言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

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高評価なので読んだのですが、萌です。
イラストが素敵。

感想:
ゲームストーリーも手掛ける丸木先生の、元祖・主従逆転もの

飼い主気分の受が、攻に調教されて、ご褒美を強請る犬になっていく。
攻は、故意に冴えない容貌に仕立てて標的の受に接近していた。
徐々に、攻が居なくては心が満たされなくなり、麻痺していく。

多分、発刊当時は斬新な意外性が人気を得たんだと思う。
2023年…

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蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

同級生ライバル

同級生だが、旧華族と新華族で対立しながら過ごした過去。
それから戦後になって…
没落してしまった旧華族の千秋。細々と翻訳で生計を立てていたが、ある日、真鍋が屋敷を買い取ると言ってきて…

千秋はかなり容姿端麗、線は細いもののややもすると女性だけじゃなくて男も寄って来るほど。
対する真鍋も男としての貫禄と戦後うまくやって財力まで備えていました。そして二人には過去、抱き合った記憶が…

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フェロモン探偵 解釈違い 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

エッチなし

全シリーズ一気に読み終わった!
この解釈違いは最新ね。
短いけど兄の拓也の話が多い目。

陽菜の本は兄弟ものかと思ったがモブかい!しかも映が攻め。
モブX映の間違いなのでは?(笑)
そういえば拓也は映と雪也のことまだ知らないよね。知ったらどうなるか気になる!!いつか見てみたいね、面白そう!あと最後に出てきた高校時代の映と雪也もし出会えたらの発想も面白そう!萌える!でも映の総攻めはないわ…

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アフェア ~人でなしの恋~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

恋とは恐ろしいもの

「人に道を踏み外させる恋とは恐ろしいものですね。」(あとがきより)
好きになっちゃったら仕方がない、
恋に「落ちた」って怖いですね。

「今俺たちのしていること罪でもなんでもないよ。ただ、知られなきゃいいんだ。そうすれば周りの人たちを傷つけることもない。俺たちも幸せなままだ。」(本文より)
人にバレなければ、自分だけ幸せになるために不道徳でもいいかなぁ?罪って何だろう?

番外編SS…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

"母"と"子"

うわー…ヤンデレにも程がある。執着・独占欲・嫉妬がいっぱい。

闇も病みも抱えた攻めは嫌いじゃないんですよね。頭イカれてるのに、言動に萌えをたくさん感じてしまい「神評価」にしました。ダークだしシリアスだし…好きなテイストじゃないのにハマるハマる。

天使のような真治へのド執着。あ、これは尋常じゃないね。と奥底で感じながら表向きは"良い人"の塚越にロックオンしながら読んでいました。何者かにレ…

2

モンスターフレンド 小説

丸木文華  乃一ミクロ 

サイコの情報戦に墜ちた美少年

ホラー仕立てにしたかったらしいけど、ホラーかな?
丸木先生は、サイコがお好き、日常に潜む恐怖を書く題材としてピッタリだと思う。面白かった。
電子版には、「たのしい夏まつり」と「その後」が入ってました。

杉浦湊:
「全てが平凡な」一人っ子だと、周囲も本人も思い込んでいる。
実際は、おっとり優しい魅力的な、睫毛の長い色白美少年。高梨家姉弟が取り合うほど、可愛らしい子。

高梨悠馬:頭…

1

フェロモン探偵 偽者 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

わーい、フェロモン探偵の新しい短編。
映も雪也も元気そうでなにより!とにこにこしちゃうくらいに好きなシリーズです。
今回は作品タイトルにもなっている映の「偽物」を捕まえる探偵家業メインのストーリーでした。事件内容は、本当にこんな事あってもおかしくないよな…と思うような事件で、ちょっと胸くそ悪い。
その胸くそ悪い事件を映と雪也が解決してくれ、少しは気が晴れたところで、さていよいよ恒例(?)の雪…

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オタクな俺がリア充社長に食われた件について コミック

村崎ハネル  丸木文華 

変態域の執着心はどこから、、、

まだ、ちょっと歳的には若いけど、後10年したらイケおじ様の仲間になれるスペック持ちなので、勝手に想像妄想を、、、

バツイチだけどイケメンで社長で、女なんて、選び放題で、逆にバツイチに色気を感じるくらいのスペックを持つ、泉田。

18禁ゲームのシナリオライターをしている、見た目はザ•オタクな倖太郎。

出逢い方は最悪だが、なぜか泉田に気に入られた倖太郎は、シナリオの種に色々な所に連れ回…

1

兄弟 ―夏― 小説

丸木文華 

私には 合わない内容でした。

冒頭の序文で期待したけれど、
それほど、ミステリアスでもないし、兄弟ものといっても、そんなに拗れて居ない。
当て馬に、昔の教え子が登場するけれど、良い子でアッサリ引いて終わりだった。

弟との恋愛を受け入れた兄、弟のロケ先に同行すると、そこに昔の教え子が居た。
悠に執着する昔の教え子。
弟とむつみあう現場を知られて、脅されて仕方なくいいなりになる。

しかし、教え子と称する男には、…

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