丸木文華さんのレビュー一覧

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

究極に一途で献身的で盲目的で・・・病んでるけど憎めない

攻めの病みっぷりが最高でした。
リーダー的存在で、たくさんの友人に囲まれて、頼りにされ、勉強スポーツなんでも出来て完璧な人・・・
と、思いきや、実はクラスメートからは恐れられていて嫌われていて、家族の愛情にも恵まれず、孤独な人で。
攻めの幼少期の話を読むと、そうなっても仕方ないかも・・・と思ってしまうほど可哀想。
でも他人には一切弱い自分を見せず、傲慢で俺様で強く完璧な部分しか見せない。

9

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

うーん.....

うーん....

天然で健気で天使みたいな受けにどうも弱くて、キャラだけみて購入しました。お話し的には、ちるちるさんのレビューで見ていたので色々分かった状態から読み始めました。
受けはまさにその通り天使で可愛くていいんですけど、少しというかかなり意思の弱い感じがしました。なんというか、攻めに攻めに攻められ(笑)たから好きになっただけで、攻めのアクションが無かったら何にも発展しなかったラブな…

4

モンスターフレンド 小説

丸木文華  乃一ミクロ 

考えさせられる読後感

丸木さんの作品(現代ものに限り)は、いつも主人公の独白がリアルでいいですね。現代っ子の思考回路ってこんな感じなんだろうな、って思わせられます。この作品も、内容はヘビーで真剣に読んでたら完全に食傷していたかも知れませんが、語り口が軽妙なので、いい塩梅に中和されていて気持ちよく読み進められました。
BL小説であるにもかかわらず、主人公が短期間ながら付き合う彼女に対し、主人公が心惹かれていく描写も現実…

7

記憶喪失男拾いました~フェロモン探偵受難の日々~ 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

やっぱり丸木文華先生の作品は面白い!

最近読んで「これ面白い!」と思わせたのは全部丸木先生の作品でした。
これの前に「ノエル」と「いじめっ子」を読ませていただきましたが、
話の雰囲気が全然違うのですが、どれも最高に面白かったです。
先生の世界観がちょっと変わってるというか、スケールが大きいというか、
何にも縛らずにとても自由な感じがしますね。
この作品も設定から癖がありそうな感じで、
ネゴ系フェロモン過剰受け×大型ワンコ色…

4

言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

人間の核は変わらない

適度に遊んでオシャレもしている圭一と
犬のように圭一に付きまとい、言う事を聞くモサい剛。

変わりたい。
変わろうとしても
本質は変わらない。

おもしろかった……!
いじめっ子といじめられっ子も
丸木先生の作品も好きな私には
ど真ん中なお話でした。
仄暗さも良い。

攻めの剛の執着度合いと、互いの仮面を剥がしていく過程にゾクゾクしました。
計画性を持っているところもゾ…

6

ふたご 緋牡丹と白百合 小説

丸木文華 

もっと禁忌を

ガチ双子モノなのですが、いまひとつ盛り上がりに欠けました。
それは、ストーリーの中で双子同士の恋に対する背徳や禁忌といったものがあまりなかったからだと思います。
もっと悩み葛藤するシーンがあったら、また違ったのではないかと思いました。
もうひとつは、二人の恋の行方と一緒に絡めた猟奇殺人事件。
本当に好きな相手だったら、その人を殺めた後にその肉を食べて自分と同化させたいという…
この設定が…

1

学園潜入してみました ~フェロモン探偵さらなる受難の日々~ 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

27歳ぐらいなら、高校生の制服も、全然アリかな

フェロモン探偵、今回のお仕事は、コスプレしての学園潜入捜査。
本人はピチピチDKの美少年エキスに期待しつつの学園生活だったはずのに、雪也のせいでいつのまにやらメスフェロモンだだ漏れ状態に、、、。

この作品、ただのおバカエロコメだったらもっと萌+評価するんだけど、この事件が後味悪いのと、あと、雪也と映のセックス中に映の過去のトラウマ的なものをチラチラさせてくるのが、いまいち何だかなぁ、、。

1

兄弟 小説

丸木文華 

可愛くない

受を全然好きになれなかった。
ガチ兄弟なのでワクワクしながら読んだけど読み進めていっても受のことが好きになれなかった。
なんか性格ひねくれてるし無気力だったので全然魅力がなかった。「兄弟」はなんとか最後まで読んだけど「兄弟ー夏ー」は、好きな展開って思ったけど、でもやっぱり受に全く魅力を感じなくて途中で断念しちゃいました。
受に魅力があったら最高な作品なのになぁ~って感じです。
この話の前に…

2

言いなり 小説

丸木文華  minato.Bob 

バッドエンド…?

え、バッドエンド…?読み終わったあと、一瞬そんなことを思いました。
たしかに、こういう終わり方をした話は今まで散々読んできましたが、今回ほど衝撃を受けたものはありませんでした。
犬な攻め様は大好物ですが、これは違いました。たしかに犬ですけど、最後はその立場が逆転しましたので。
話はとても面白くて、ページをめくるたびに早く次へ、次へと読んでましたが、最後の最後で撃沈。
ええええと絶叫しました…

3

モンスターフレンド 小説

丸木文華  乃一ミクロ 

で、ハッピーエンドなの?

攻めはなんでもできる優等生で
体格がいい、陽に焼けた肌のすこぶるイケメン。
鬼畜です!

受けは平凡な男の子。実は無自覚美人で
可愛かったです。
ヘタレと設定にあるけれど、加えて優しい子です。

この作品は1人称で、受けの湊くん目線でストーリーがはじまります。湊くんは天然なのでそれほど難しい言葉も出てこず、コメディちっくでテンポ良く読めました。読んでてふふっと笑えちゃうようなシーン…

8
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