丸木文華さんのレビュー一覧

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

期待を裏切らない一冊

なぜかamazonのおすすめにずっとあったので購入しました。読了後の今となっては、amazonさんありがとうと言いたいです。私の趣味にぴったりでした。

~個人的な好きな要素~

①話の雰囲気
読み始めた時は金〇一シリーズのようなおとぎ話になぞらえて村人が次々に死んでいく話かと思いました(笑)。そのくらい最初から雰囲気があるんですよね。ついつい引き込まれてしまう。ファンタジーに見える設定…

5

あんたとお前と俺。 小説

丸木文華 

ラブはどこにあったの?

丸木先生も義兄弟も3Pも大好物なんだけど、どうにも三人の間に愛が感じられないので中立にします。
お兄ちゃんが受けにほとんど一目惚れだった、最初は反発してた弟も急に手のひら返しのように好きだと言ってくる、バイト先の女の子まで受けに気があるみたい…と受けがやたらとモテモテなわりに、魅力がいまいち伝わってこなかった。
受けはエッチ自体は嫌いじゃないみたいで、あっさり二人を受け入れ、アレレと思っていた…

0

蜜華の檻 ~堕ちた麗人~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

ちょっと足りなかった

2017年刊。丸木先生にまた「してやられたくなった」ので購入したのですが、ちょっと毒が足りなかったし、攻め受けどっちにも今一つ萌えなかったので中立にしました。ひか○TVブックさんで購入、挿絵はカラー口絵1モノクロ8あり。本編+あとがき。

昭和22年、華族制度廃止により没落する一方の華倉家。金策に行き詰まり自死した父を見送り、体の弱い姉と二人、残された屋敷で暮らす千秋のもとを、学習院の同級生だ…

0

アフェア ~人でなしの恋~ 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

1番の悪は誰なのか?

凄い作品を読んでしまいました。ページをめくる手が止まりませんでした。

不倫は罪です。しかも夫同士のW不倫。片方は子どもが産まれるのです。どう決着を付けて終わるのかと期待と不安を覚えながら読みました。

受けの友哉は学生時代の友人との戯れ的な触れ合いに衝撃を受けながら、普通の幸せにこだわって生きて来ました。来る者を拒まず去る者を追わずに、常に女性がいます。でも彼女らの記憶は薄く好きだから付…

6

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

箱庭から外の世界へ

やさしくて哀しい2人だけの箱庭。
受けの境遇可哀想すぎるし攻めの境遇も中々辛いものがあり、
許されない罪だとしても、優しい鬼と非情な人だったらどちらが鬼というのかって読みながら思う。
2人とも生い立ちとか憂いはあるんだけど、出会い惹かれ合う様は美しき純愛。
......って何回ヤってるんですかこの方達ーッ!!
精力が漲る怒涛のエロが凄い(笑)
ストーリーでも読ませるけど、中々にエロも凄…

4

フェロモン探偵 蜜月のロシア オリジナルショートストーリー  一方その頃 グッズ

夏川家の残念な兄について

本品は『フェロモン探偵 蜜月のロシア』のアマゾン限定特典ペーパー
です。

本編幕間、映がロシア訪問中の夏川家の面々のお話です。

各自が多忙を極める夏川家の面々が、珍しく家族揃ってくつろいでいた
週末の午後なのに、先ほどから1人暗雲を背負ってウジウジしている
拓也が盛大なため息をつき続け、美月は鼻白んだ眼差しで兄を見てしま
います。

拓也は映にかけた電話が全然繋がらないし、…

0

「フェロモン探偵 蜜月のロシア」初回限定SSペーパー「特別番外編 甘い記憶」 グッズ

初恋の君は甘く優しく

本品は『フェロモン探偵 蜜月のロシア』初版限定挟込ペーパーです。

本編後、バル視点での映への思いが語られるお話です。

映が依頼された襖絵を完成させて帰国してからというもの、バルは暇さ
えあれば日本庭園の四阿に来て外から離れを見ていました。ここで映と
過ごした時を何度も反芻しているのです。

そんなバルを何度もみかけているマリヤは、寒い外ではなく離れの中で
思い出に浸ればいいの…

0

フェロモン探偵 蜜月のロシア 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

窃盗犯の目的は美術品の強奪にあらず!?

本シリーズは実業家兼探偵助と探偵事務所所長のお話です。

受様が父の名代で絵を描くために向かったロシアで巻き込まれた美術品
盗難騒動の真相が明らかになるまで。

受様は日本画の大家を父に琴の名手を母に持ち、両親の才を最も受け継
ぎますが、実家を出て探偵事務所を開きます。

攻様は実家のヤクザ稼業を嫌って起業、実業家として悠々自適な生活を
送っていましたが、ブラコンな友人の頼みで…

2

記憶喪失男拾いました~フェロモン探偵受難の日々~ 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

やっぱり手強いな……。

丸木文華先生のドロドロ系は到底読めないと思われるので、コミカル路線を読んでみよう!と手に取ったのだけど、地雷が潜んでてアウ……となりました。
途中まではテンポの良いコミカルな娯楽作品という感じで、なかなか楽しく読めてたんだけどなー。
やっぱり丸木先生は手強いなーと思いました。

受けは26歳には到底見えない童顔で、小柄ということもあり美少年という感じ。
なのにバリタチで、小柄な美少年が大…

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フェロモン探偵 蜜月のロシア 小説

丸木文華  相葉キョウコ 

エロ、そして甘々が堪能できます

『フェロモン探偵』シリーズ8作目。

美少年のような麗しいビジュアルを持ち、良家の子息で、画家として天才と謳われる才能を持ち、けれどそのすべてを捨てて探偵業をこなしている映。

「映」という存在を形成づけたかつての恋人(といっていいのか悩むが)と、本当の意味で決別できたのは、忠犬さながらに映の傍を離れず見守ってくれる雪也という恋人ができたおかげ。ここに来るまでに紆余曲折はあったものの、兄・…

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