旭炬さんのレビュー一覧

不器用サンタと恋する方法 小説

榛名悠  旭炬 

ドジっ子サンタの魅力全開です。

ドジっ子サンタの三田くん。キャラがとてもかわいい。
サンタのエリートのはずが、リストラ寸前の 三田聖夜くん。
最後の、チャンスは不運続きの村崎和樹の願いを叶えること。

村崎の願いを叶えようと、
後先考えず、突っ走る三田 
振り回される村崎、
トラブル続きのなかで
村崎の心に占めるのは 三田に変わっていく。
両思いで結ばれたと思ったのに 急に態度が変わる三田くん。
二人の最大の…

2

天使は夜に穢される 小説

雪代鞠絵  旭炬 

ハラハラしたー

ノベルズからのからの再販です。
最近の雪代さんはそういうのばかりで、なかなか新刊が出ないのが残念です。

********************
受けの佐智は16歳の高校二年生。
幼少期に家族を亡くしてから教会の施設で生活していました、叶に攫われる前は。

攻めは傲慢で身勝手な美術商の叶、32歳。
かつての恋人『晶』に対して病的な執着を持ち、似た面差しの佐智を自宅に監禁してしまい…

5

恋する座敷系男子 小説

玄上八絹  旭炬 

座敷系男子に萌ゆる!

人外攻は数あれど「座敷わらし攻」はなかなかレアなのではないでしょうか。
外出もできるけど、基本は家に引きこもって料理やネットショッピング。
ご主人様(受)の金運を上げ、富を与えまくることが何よりの愛情表現…
そんな健気で甲斐甲斐しい
座敷系男子攻にハマる一冊でした♪


主人公の忍は、祖父の遺した古民家で「座敷わらし」(見た目はモデル並のイケメン)ノトと出会う。
祖父を長年待ってい…

4

恋の調教、おまかせください 小説

森本あき  旭炬 

借金の形自体は嫌いじゃないけど

学園というキーワードに検索が引っかかったもので、読んでみました。
ちなみに森本さん、初読み作家さんです。
お好きな方がいらっしゃるのにひじょうに申し訳ないのですが(本当に・汗)、辛口で。

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受けは、両親にバージンと身柄を売られることとなった風音。
攻めはセックス指南を職業にしている空也です。
********************

シ…

0

天使は夜に穢される 小説

雪代鞠絵  旭炬 

甘々の復讐劇

10年前の作品の新装版です。雪代さんには珍しいほど、濡れ場の多いお話です。最近では尿道責めに対してそれほど驚くことなく読めますが、10年前に読んだ時はものすごく衝撃を受けたことを思いだしました(笑)
ストーリーは、天涯孤独の少年がセレブの美術商の復讐に巻き込まれ、とんでもなくエロいことをされまくるというお話です。愛のない強引なプレイとか言葉責めとかあんまり好きじゃないんですが、この作品に関しては…

4

記憶の檻 小説

千島かさね  旭炬 

切なさの向こうに希望が覗く (本編引用)

思い出すのが幸せか、思い出さぬが幸せか

本編を読み終えた後も、どれだけ考えたことか…

男娼にいる、記憶をなくし壊れてしまった環
環を助けるべく悪事だろうがなんだろうが足を踏み入れる幹弥
究極の愛です。涙が止まりませんでした。

是非、読んでいただきたいので、ネタバレは極力しませんが、
結局、環は過去を思い出してはいないでしょう。

ただ今の環にとっては、それが今の幸せなの…

2

月の砂漠、星の巡礼 小説

二條暁巳  旭炬 

何か…突っ込みどころ満載

主キャラ全員の性格が不安定。(ぶれすぎ)
誤字脱字、結構有り。
現実味が無く、設定詰め込み過ぎな感じが…(´・ω・`)

深雪の年齢が27歳ということは、医師としてはまだ色々学ぶ時期なんじゃないかと思うのですが…違うのですか?
私、医者じゃないから知らんけど。
現役合格で医大に入ったとして、6年制だから24歳で卒業。
その後26歳で研修終了(卒業後研修=2年間)
…うん、ピヨピヨな…

4

囚われた皇帝 小説

伊郷ルウ  旭炬 

憎しみが愛に変わるまで

舞台が架空の中華風で大国の皇帝と小国皇帝との王道ツンデレラブでした。
小国皇帝の璃蓉は敵国の皇帝永漸に捕らえられ捕虜にされて陵辱されてしまう話。

見目も麗しい璃蓉が本来ならば直ぐに殺されてしまう運命なのに永漸に見初められ
執着溺愛される展開ですが、敵国に捕らえられ女のように組み敷かれれば
単に弄ばれているとしか思えない璃蓉だが愛をささやかれても国を奪われた恨みや
憎しみで殺して自分も…

3

囚われた皇帝 小説

伊郷ルウ  旭炬 

ツンツン受け

戦勝国の皇帝×敗戦国の皇帝

あまりネタバレしても読む方の邪魔になると思いますのでサラッとだけレビューです。
受けの璃蓉は18歳ですが、即位して2年の列記とした皇帝です。
華奢で美しい姿かたちですが、皇帝として国を治めていたので自ら剣を持って戦う気丈で気の強い性格です。
敗戦国の王族が戦勝国の王に囚われるというよくあるパターンですが、守られているだけの受けというタイプではない所はよかった…

3

したたかに甘い感傷 小説

坂井朱生  旭炬 

懐かしかったですね

10年前の作品の文庫化再販ものですね、まったく気がつかないで読み始めて
あれれって思いながら20Pくらいで既読だと気がついたお間抜けさんです。
今読み返してももあまり古さは感じられなかったですし懐かしい感じで再読しました。

潰れた老舗旅館の次男とその旅館を買い取った企業が雇った弁護士の息子が攻めで
ある意味敵対している間柄かもしれません。
次男の英実はあまり詳しいことがわからないけれ…

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