サマミヤアカザさんのレビュー一覧

秘虐の花嫁 小説

遠野春日  サマミヤアカザ 

痛めつけるだけでは芸がない

基本的には、大人同士の場合、当人たちさえ納得ずくなら、どんな過激なプレイもNGではないと思ってます。ただそこにはやはり最低限守りたい一線はあって。受けと攻めの立場に極端な差のないことがひとつの前提になります。 
 本作のヴァシルとアイシスの場合、形の上では夫婦ですが、大国の皇帝と、彼が気まぐれで見染めて第12妃とした弱小国の王子ということで力関係は圧倒的。しかもアイシスは母の身分が低かったため…

10

手の届く距離で 小説

椎崎夕  サマミヤアカザ 

八雲くん方付け上手。家事上手

受け様 八雲 家出中。
交通事故で出会い、同居のバイトに勧誘。
八雲くん方付け上手。家事上手。
攻め様の東上。口数は少なそうだけど、がっちり囲い込み。
八雲くんの家出理由を解決
調査会社ってすごいです。東上さん手際がいいです。
ひなちゃんがキューピット。
東上さん しっかり一番欲しいもの手に入れてしまいました。
なのに、なぜ「片付けヘタ」なのでしょう。

ちょつと 八雲くんと東…

3

無垢なままで抱かれたい 小説

高峰あいす  サマミヤアカザ 

本の厚みも内容も薄い

ここのところ立て続けに初読み作家さんの作品を選んでいますが、やっぱりなかなか難しいですね。
本編は本来は電子配信で、文庫化時に加筆修正されているようです。
書き下ろしのSSも一編収録。

**********************
受けの夏紀は、未だに中学生と間違われるような17歳の高校生。
ホストで借金を踏み倒して出奔したという父を持つ自分と、優秀な兄二人(いずれも異父兄)との違い…

1

捕蝕 小説

宮本れん  サマミヤアカザ 

捕食―披蝕関係のリバーシブル

攻め→受けの監禁モノでありながら
攻めは受けに「犬」として飼われ
支配されることを望んでいる。
攻めにより受けの本性が暴かれていく様が
スリリングに描かれた作品です。


気弱なゲイのリーマン・圭(受け)は
同じ会社の有能な後輩・理人(攻め)に
社内で強姦され、その映像をネタに
脅迫・監禁される。

周到に圭を追い込んでいく理人。
プロジェクトマネージャーとして理人をパー…

4

おキツネ嫁入り綺譚 小説

水島忍  サマミヤアカザ 

愛情たっぷりだったかな~

あらすじの「美貌の妖狐と男子高校生の愛情たっぷり、ピュアラブストーリー」に惹かれて、読んでみました。

う~ん、正直物足りなかったです。蘇芳が周太郎と知り合ったきっかけもありきたりだし。周太郎は蘇芳に対して、イヤイヤばかりでどこで本気になったのかも分からなかったです。この作家さんの文章が自分に合わないのか、読み進めるのに時間がかかりました。キュンとなるところもなくて…。一番良かったのは、最後の…

1

憑いてる純愛 小説

水島忍  サマミヤアカザ 

高校生の純愛

あらすじにあるように、幽霊が媒介する高校生同士のピュアなラブストーリーでした。

崇史は、皆に優しくて人気者の高校生。でも、クラスメイトの宗太にはいつも意地悪をします。そんな崇史に宗太は反発ばかりしています。そんな二人は修学旅行へ行き、旅行先で宗太に女の幽霊が取り憑いてしまいます。この幽霊、崇史を自分の生前の彼氏と勘違いしたのか、宗太の体を乗っ取って崇史にキスをしようとします。そこから紆余曲折…

2

妖ノ宴 小説

丸木文華  サマミヤアカザ 

久しぶりの執着愛

丸木先生の戦国時代ものは前も一度読んだことがあったのですが(確か忍姦というタイトルだったっけ?)、あまり趣味じゃなかったと思いました。
だから今回は戦国時代ものが再びと聞いて、しかも前作と似たような設定で受けと攻めが主従関係なので、正直、あまり期待していませんでした。
でも実際に読んでみると、意外とすぐに物語に引き込まれちゃって、気が付いたら一気に読み終わりました。
この本を一言で表してみる…

2

溺愛王子の育て方 小説

バーバラ片桐  サマミヤアカザ 

正統派の叔父×甥っ子カップル

叔父×甥っ子カップルながらも、禁忌感や生々しさはなくさらりと読めた。

高校生の陸は両親が急に他界して以来、叔父の哲也と一緒に暮らしている中で、彼に付き合っている女性の影を察知した事で自立しなければ!!って意識から話が進んでいく。

甥っ子はツンツンした態度で何かと反抗期だが叔父さんを独占したい気持ちを隠している意地っ張り。
そんな陸のツンツン具合は何だか幼く見えるが、それは単なるわがま…

1

無垢なままで抱かれたい 小説

高峰あいす  サマミヤアカザ 

悪い大人に捕まった

援助交際に愛人契約となんだか不穏な言葉がでてきますが中身はきちんとしたラブストーリーでした!よかった・・・


ともかく受けの夏紀くんの無垢というか天然な所がにじみでていました。及川さんとの関係の始まりも思い切っているというか向こう見ずなところがあり、これが他の人だったら今頃どうなっていたのかと一瞬思いましたがなかなか及川さんもすごいお方でした。頭も良くてなんでも持っているひとは欲しいものは…

2

溺愛王子の育て方 小説

バーバラ片桐  サマミヤアカザ 

小さなギャング

この叔父さんと陸の関係と距離感が可愛い。
叔父さんである哲也に「小さなギャング」て言われている陸だけど、本当にそんな風に見える。

小さなギャングてか、小さなワンコが威嚇してキャンキャン吠えてる感じ。

陸の「ピーマン入れるなよ」は可愛い。
「入れたらぶっ殺すからな」は最近の子だな、哲也と仲良しだから使える言葉に見える。(小さなワンコの威嚇に見えるから本気で言っていないてわかるし)

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