サマミヤアカザさんのレビュー一覧

吉原春情絵巻~恋に命を捧げまし~ 小説

吉田珠姫  サマミヤアカザ 

遊郭の純愛もの

時代もの。遊郭ものです。
受け様は超絶美人な17歳。その美貌ゆえに不埒な輩に目をつけられ、養父を殺され、遺された家族の為、自分に誓った仇討ちの為に吉原へ。
受け様の仇役は本当に下衆野郎で、反吐がでるような奴です。

そんな不遇な運命の受け様に惚れ込んだ攻め様。受け様の為には何でもするワンコ攻めかと思いきや、ワンコを超越したチートなどんでん返しをやってのけます。

2人のラブ以外にも、吉…

6

秘虐の花嫁 小説

遠野春日  サマミヤアカザ 

…痛そう

いやぁ…清々しいほどのダークエロティック作品でした…。攻が受をここまで一方的に虐待する展開がある作品は初めて読みました。

前半がハードな陵辱シーンの連続なので、苦手な人は早々にリタイアしそう。受があまりにも痛そうで、読んでいて辛くなりました。あらすじに「無意識のうちに惹かれあう」とありますが、「本当に…?本当にヴァシルはアイシスに惹かれているの?」と不安になること数回。

すごく痛々しい…

3

拝啓 愛しの化け猫様 小説

小川睦月  サマミヤアカザ 

ぼくがかんじたさいあくのびーえる。

いやぁ、つまんなかった。
苦痛だった。
あまりにもつまんなかったから流し読みして終わったっていうね。

高2の葵が受。
攻めは黒鉄という長寿の化け猫。
葵の両親が事故で亡くなったところから物語ははじまります。
大した山場もなくのっぺりと日常的な話がずらずらと述べられて終了です。
大したオチもないです(笑)

どうやら同人誌を数冊出していて、それをそのまんま文庫本として出版したっ…

6

駆け引きはバーにて 小説

義月粧子  サマミヤアカザ 

健気にも程がある

元彼が忘れられない経営者×健気なバーテンダーの話です。
表題作と続編の2本が収録されています。

「駆け引きはバーにて」
水嶋(受け)の目線で進んでいきます。
水嶋は高校時代の片思い相手の後輩・設楽(攻め)に請われてバーテンダーとして店を手伝うことになります。相手の弱味につけこむ形でセフレになるも、設楽が別れた恋人・鳴瀬を高校時代からずっと好きでいると思い知らされる日々に疲れます。好きだ…

4

青龍の虜 小説

つばき深玲  サマミヤアカザ 

嘘から出たまこと

先日読んだ新刊が面白かったので、つばきさんの他の作品も読みたくなって手に取りました。幻の宝石・アレキサンドライトを巡って、嘘から始まるラブストーリーです。

最初から登場する、親の権力を振りかざして受けに酷いことをする男・和臣が苦手すぎるタイプで読み進めるのが辛かったのですが、この人が攻めじゃないと分かって本当に安堵しました。
受けになる名波は、和臣の父親に両親亡き後、妹共々世話になった恩が…

6

白薔薇は純潔を捧ぐ 小説

雪代鞠絵  サマミヤアカザ 

激甘王子様

雪代さんは初読みで、内容も知らずに手にしたのですが。

あっっっっまぁーーーーーーーーいっ (*≧∇≦)pキャー

冬馬(攻)が甘いよ。王子様甘いよぉう。甘すぎるぅぅ。
読んででキャーって顔を覆ってニヨニヨしたくなるくらい甘いっす。
こんなに王子様で甘ったるい攻めは初めて見たョ!!!(嬉)

お話としては不幸な境遇から王子様に救いだされる
身分差王道のシンデレララブストーリーです…

2

いつか甘く融ける恋 小説

淡路水  サマミヤアカザ 

何かがすっきりしないけれど。

小説は、冒頭が肝心であると思う。
最初の数ページで乗れなければ、読み進めるのも億劫になる。
正直、電子版30ページ読み進めるのさえ少々難儀でした。

物語の構成も設定も悪くないのだけれど、わざわざ難しいく書いている感が否めず。
そんなところ難しくなくていいからもっとシンプルに進めてと何度も思いながら読み進める感じでした。
ただ、双方の心の動きとかその設定は面白いので、後半になるにつれて…

1

獣王子と忠誠の騎士 小説

宮緒葵  サマミヤアカザ 

BLしてないところで萌えました

相性どうかなぁ……と一抹の不安を抱きながら読んだんですが、やっぱり宮緒さんとは相性が悪いようです。
ファンタジーが好きなのですがBL界での需要っていまいちなので、ファンタジーと知ると、地雷かもしれないと思いつつ買ってしまう。

で、今回も宮緒さんお得意の犬ネタでしたが、前回、前々回に比べたらマシ、というくらいで個人的に攻に好感が持てない。
受の設定や世界観が魅力的だっただけに、その点が非常…

0

いつか甘く融ける恋 小説

淡路水  サマミヤアカザ 

甘くも苦くもなるチョコレート

小説読書月間2冊目の本です。
相変わらず電車の中で読みましたが、この本は挿絵でドキドキするようなページが少なかったので割と安心して読めました(笑)
サマミヤアカザ先生の綺麗で繊細な絵は内容にも合っていたと思います。

さて、内容のほうですが、

メインの二人、攻め・嘉瀬と受け・一海のちょっと甘いようなふわふわした関係はいいんだけど、どうにもいじめが鬱陶しいなぁ…というのが正直な印象です…

1

白薔薇王子~意地悪従者と淫らな呪い~ 小説

神香うらら  サマミヤアカザ 

ちくび。


いやぁ、王子様が乳首のことでお悩みになるというのは萌えますなぁ。
魔女も良い仕事をしてくれた。
ちくびにアレをかけてもらわなければ疼きは治らない、なんてね。

最後に、散々ちくびの疼きで悩まされていた王子だけど、魔女にあっけなく「一回だけ精液をかければ治った」といわれたのが面白かったです。ランスロットが好きで、途中からはランスロット相手に欲情していたなんて、王子可愛かった。

0
PAGE TOP