サマミヤアカザさんのレビュー一覧

硝子のギムナジウム 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

萌え萌えな舞台設定

ヨーロッパの全寮制男子高、ギムナジウム、貴族の子弟、敗退的な香りに萌え萌えな舞台設定です。

泰斗は継母にいじめられるかわいそうなシンデレラ…かと思ったら王子様を見初めた人魚姫のように思えました。
中盤から終盤までロジオンは本当に泰斗を陥れて何もかも奪う詐欺師なのではないかと本気で心配してしまいました。
でも実は人魚姫はロジオンの方だったのかもという展開に意外性を感じました。愛する人を守る…

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ガッシュ文庫ジューンブライド花嫁フェア2016 小冊子bouquet(表題作 「蠱蝶の殉情」番外編) グッズ

花嫁達のその後 bouquetバージョン

本品はコミコミスタジオ限定で行われた
ガッシュ文庫ジューンブライド花嫁フェアの
特典小冊子で三作の番外編を収録しています。

『蠱蝶の殉情』番外編
都に曲芸団がやってくるお話になります。

苓鈴が毒を纏わなくなって
いくつかの季節を過ごしたある日。

苓鈴は職務の間に
顔を見せに来た神開から
都に曲芸団が来ている事を教えられます。

神開はまるで少年に戻ったかのように

2

兄が狐でお婿さん!? 小説

市村奈央  サマミヤアカザ 

実は厄介な攻め(キツネ)と男前の花嫁

個人的には赤丸注目のさん、モフモフファンタジーということで
かなり期待して手に取ったが、モフモフ度は薄め。


裏に山を控えるとある神社の息子・絢人。
16歳の誕生日に、ずっと大好きな兄だと思っていたユキが、
実はキツネで、幼い頃山で出会った絢人に一目惚れし
長じたら嫁にするべく、ずっと側にいたことを知る。

最初の方は、え?この設定をこんなに容易く受け入れちゃう……?
しかも…

2

マジで恋する千年前 小説

松雪奈々  サマミヤアカザ 

晴明がハイスペックすぎて寧ろドラ○○ん

平安時代とか、陰陽師とか、タイムスリップとか大好きなので楽しめました。で、何よりも萌えたのは、二人ともおぼこいから手探りで気持ちを確かめ合うところが可愛くて可愛くて!
人形の様だった佐久が、両思いになったあと情熱的になるところもニヤニヤしながら読みました。
私が大好きなBL作品のカミ様は、水がダメで確か精液も出なかったのですが、佐久はちゃんと射精するどころかマーキングまでできちゃうんですね。元…

2

兄が狐でお婿さん!? 小説

市村奈央  サマミヤアカザ 

狐の婿入り

甘くてふわふわです。といっても、絢人は性格が結構男前なので、受け受けしい受が好みでない方でも大丈夫ではないかと。王道もふもふラブ。意外な展開とかはないと思います。溺愛モノが好きな方にはオススメです。

狐BLは大好きです。ユキは千年の時を生きた、半ば神様の様な存在で獣の姿になることがない為もふもふ要素は少なかったです。でも、たまに尻尾で絢人をじゃらしたりはしてるから私としては満足してますww

4

兄が狐でお婿さん!? 小説

市村奈央  サマミヤアカザ 

花嫁の方が男前!

花嫁モノです。ヘタレな攻め×やんちゃで男前な受けで、花嫁の方が主導権を持っていて強いというパターンです。人外の花嫁モノでは割と珍しいと、意表を突かれました。しかし、攻めが受けを溺愛しているというのはお約束通りで、攻めは受けに嫌われたら生きていけないといった感じです。攻めが弱腰で、受けが強気という意外性も楽しいお話でした。(*^^*)

神社の次男である絢人(受け)は16才の誕生日に、ユキ(攻め…

5

手の届く距離で 小説

椎崎夕  サマミヤアカザ 

家出中の大学生が自分の居場所を見つける話


家出中の大学生八尋(受け)は、交通事故にあいかけた少女を助けて頭を打ったため救急車で運ばれてしまいます。実際には事故にならなかったため治療費その他を負担しなければならなくなって青くなる八尋に、助けた少女比奈を預かっている東上(攻め)に、比奈を助けた礼に、治療費その他の負担と事故の後遺症が出るかもしれない1週間の間の面倒を見るといわれます。過剰な親切を警戒する八尋ですが、東上にうまくいいくるめら…

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硝子のギムナジウム 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

華藤先生らしい気がする

華藤さんって、ロシアとか雪とか好きなんでしょうか?
なんとなくそんな印象が。
当本はサマミヤ先生の挿絵狙いでget。相変わらず美麗。

ザルツブルグが舞台。
おかしいなーもちょっと音楽音楽した(少し明るめなワルツの印象)街だった気がするけど
当本を読んでると、なんかめっちゃドロドロしい街な印象を受けました。

そんな厳然たる社交界がちゃんと残ってる街で 
ルックス東洋人まんまな受…

1

硝子のギムナジウム 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

青く透き通っていて冷たい

硝子の城、貴族社会、仮面舞踏会、ワーグナーの曲、人魚姫・・・もうね、これでもかってくらい耽美にして退廃的です。
ヨーロッパのギムナジウムが舞台の話なので、それはそれは華美に装飾された雰囲気ではありますが、ストーリーとしてはBLにしては寒々しかった気がします。
と、いうのも二人ともまだ二十歳そこそこだというのに、妙に人生を達観してて感情が分かりにくいのなんの。
義母や同級生に虐められ、初めて好…

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手の届く距離で 小説

椎崎夕  サマミヤアカザ 

不憫な家出大学生でおばさんはハラハラ

サマミヤ先生挿絵と、最近 椎崎先生が好きになってきたのでget
最初からずーっと、受けさんがなんで家を出たのかわからず、
すごくはらはら。
だってカプセルホテルで暮らしてる とか、図書館でずっと本読んでるとか
ほんとおばさん心配で心配で(泣)

で攻めさんに拾ってもらえたわけで、それだけでもう安堵。
でもすぐ出ていこうとするし、もう早くくっついて! と
イライラ。
途中から家出の…

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