サマミヤアカザさんのレビュー一覧

花嫁修業、参ります! 小説

榛名悠  サマミヤアカザ 

御曹司×便利屋続編

『花嫁代行、承ります!』という作品の続編になります。そちらは便利屋に勤める受けが、学生時代の因縁のある同級生攻めと再会し、結ばれるというものでした。
前作未読でも読めると思いますが、くっついたところから始まるので、前作を読んでいないと盛り上がりに欠けるというか、肝心の楽しみが少ない印象はあると思います。

と言いますのも、今回はちょっと残念感があったのです。このカプが好きだったので、その続編…

6

いつか甘く融ける恋 小説

淡路水  サマミヤアカザ 

ん?ん?ん?

最初は面白く読んでいたのに、途中から違和感を感じて
素直に読めなくなってしまった。
途中から急に嘉瀬のイメージが変わり、
一海もちょっと、最初の
「柔らかだけど芯が強い」というイメージから外れた感が。
そこからどうもすんなり二人の感情が入って来なくて、
後半のベッドシーンも目が上滑り。
淡路さんの作品は好きなはずなのに?!……と思ったら、
これがデビュー作、というか、フルールの受賞…

0

お兄ちゃんと桃色新婚生活!? 小説

榛名悠  サマミヤアカザ 

オジョーがとっても可愛くないwww

私の読解力がないせいか、『あれ?瑛介のそれは本当に恋なのか?』と、疑問に思いました。
敢えて具体的に描かれていないのかもしれませんが、攻めである瑛介の感情がわかりにくかったです。朋久のことを恋愛の意味で好きになったのはいつなのか・・・。もし再会する前から、気になっていたなら、朋久に対する言動があまりにも冷たいし、再会してから段々意識するようになったなら、その辺りを詳しく知りたかったです。

3

運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

執着攻めの囲い込み計画

あらすじはほかの方が詳しく書かれているので感想だけ。

一見どんな要求でも聞いてくれる甘やかし系の包容力のあるタイプの攻めかと思ったら、12年もかけて自分のところに堕ちてくるまで着々と網をはって待ち、絡めとる蜘蛛もびっくりの執着攻めでした。

透(受け)が30歳になり、中堅と呼ばれ中間管理職として仕事でいろいろなストレスを感じながらも、周りは続々と結婚していき、年齢的に老後のことなんかも考…

3

青龍の虜 小説

つばき深玲  サマミヤアカザ 

不器用なハニートラップ

タイトルにある青龍とは、作中のキーアイテムとなるティアラに嵌めこまれた宝石『青龍の雫』の事だ。

大企業のボンボン・有馬(当て馬)が婚約者の為にフルオーダーしたティアラが偽物にすり替えられていた。
そこで、条件付きでティアラを内密に取り戻す約束を取り付けたボンボンの秘書・名波(受け)が、一番疑わしい人物とされているジュエリーデザイナー・須賀(攻め)の内情を探る展開となっていく。

どうに…

2

そらのだいじな旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

溺愛ものを読みたい時に

不憫な受けが、イケメンに見い出してもらって幸せになる、典型的なシンデレラストーリー。
だからこそ何の不安も感じずに、物語世界に没頭できました。
それでいて飽きることなく、先へ先へと読めた。
とっても楽しかったです。

不満はほとんどないのですが、ちょっとだけ物足りなかったかな……?という気がしないでもない。
時代物ならではのすれ違いとか、男同士であるがゆえの切ない展開がもっとあってもい…

3

優しいプライド 小説

砂原糖子  サマミヤアカザ 

実直 研修医攻め×鬼畜 ホスト(捨てられた子犬みたいでした)

おおお。神評価が結構ある・・・すいません、評価下げてしまって・・・

サマミヤ先生挿絵狙いでGETしたものの
一度読みかけて、断念。時間たったのでリトライ。
やはりくじけそうになりましたがなんとか読み切れました。
読み終えた今、めっちゃ頑張った感。

人の生々しい嫌な感情がイタすぎて、読むのが辛かったんです。
辛いの大丈夫!であれば是非。
最後はご褒美のような箇所もありますのでご…

4

大奥恋情絵巻~夜桜恋し~ 小説

吉田珠姫  サマミヤアカザ 

王道で溺愛

あれ?まだレビューがない…。

『吉原春情絵巻』の続編となっております。最初に軽く前巻のあらすじが書かれてはいますけど、順番に読むのが良さそうです。
前回、吉原で松の位の太夫をやっていた紅緒が今度は御台所に、そして、女衒だった左源太は将軍に…というトンデモな展開でした。捨て子だった左源太だが、実は先の将軍の落胤で、あれよあれよという間に将軍へと担ぎ上げられる。挙げ句の果てに将軍を継いだ後には…

3

呪い宮の花嫁 小説

水原とほる  サマミヤアカザ 

史実についてはとても正確

非常によく調べてあって、歴史考証が正確だなという印象を受けました。
“呪い”についても、それを成立させる写本(願文)がちゃんとある(漠然とした“呪い”ではない)という設定も、おお……!と思いました。

ただ、それでも「しゅみじゃない」になってしまった理由は2つ。
①受けが少女すぎた
②受けと攻めの会話に入り込めなかった

①については、受けが心を許している妹の前でも常に「わたし」「〜…

4

そらのだいじな旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

ザ・王道という感じの、気持ちよく読めるシンデレラストーリー

戦国時代とおぼしき時代物。
双子として生まれ、殺されることこそ免れたものの捨て子同然の暮しをしていた、捨。
ある日突然、父親の命令で妹の身代わりに他国に輿入れすることになる。
目的は時間稼ぎ、勿論バレれば死。
覚悟して旅立っていった捨だったが、迎えに来た武将は捨を思いやり
今まで知らなかった世界を見せてくれる……

勿論、この素敵な武将が捨のお相手、領主の長男・高虎。
屋敷の離れを…

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