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73/107(合計:1068件)
つばき深玲 サマミヤアカザ
渋茶
ネタバレ
タイトルにある青龍とは、作中のキーアイテムとなるティアラに嵌めこまれた宝石『青龍の雫』の事だ。 大企業のボンボン・有馬(当て馬)が婚約者の為にフルオーダーしたティアラが偽物にすり替えられていた。 そこで、条件付きでティアラを内密に取り戻す約束を取り付けたボンボンの秘書・名波(受け)が、一番疑わしい人物とされているジュエリーデザイナー・須賀(攻め)の内情を探る展開となっていく。 どうに…
野原滋 サマミヤアカザ
とおるる
不憫な受けが、イケメンに見い出してもらって幸せになる、典型的なシンデレラストーリー。 だからこそ何の不安も感じずに、物語世界に没頭できました。 それでいて飽きることなく、先へ先へと読めた。 とっても楽しかったです。 不満はほとんどないのですが、ちょっとだけ物足りなかったかな……?という気がしないでもない。 時代物ならではのすれ違いとか、男同士であるがゆえの切ない展開がもっとあってもい…
砂原糖子 サマミヤアカザ
あーちゃん2016
おおお。神評価が結構ある・・・すいません、評価下げてしまって・・・ サマミヤ先生挿絵狙いでGETしたものの 一度読みかけて、断念。時間たったのでリトライ。 やはりくじけそうになりましたがなんとか読み切れました。 読み終えた今、めっちゃ頑張った感。 人の生々しい嫌な感情がイタすぎて、読むのが辛かったんです。 辛いの大丈夫!であれば是非。 最後はご褒美のような箇所もありますのでご…
吉田珠姫 サマミヤアカザ
香子
あれ?まだレビューがない…。 『吉原春情絵巻』の続編となっております。最初に軽く前巻のあらすじが書かれてはいますけど、順番に読むのが良さそうです。 前回、吉原で松の位の太夫をやっていた紅緒が今度は御台所に、そして、女衒だった左源太は将軍に…というトンデモな展開でした。捨て子だった左源太だが、実は先の将軍の落胤で、あれよあれよという間に将軍へと担ぎ上げられる。挙げ句の果てに将軍を継いだ後には…
水原とほる サマミヤアカザ
非常によく調べてあって、歴史考証が正確だなという印象を受けました。 “呪い”についても、それを成立させる写本(願文)がちゃんとある(漠然とした“呪い”ではない)という設定も、おお……!と思いました。 ただ、それでも「しゅみじゃない」になってしまった理由は2つ。 ①受けが少女すぎた ②受けと攻めの会話に入り込めなかった ①については、受けが心を許している妹の前でも常に「わたし」「〜…
snowblack
戦国時代とおぼしき時代物。 双子として生まれ、殺されることこそ免れたものの捨て子同然の暮しをしていた、捨。 ある日突然、父親の命令で妹の身代わりに他国に輿入れすることになる。 目的は時間稼ぎ、勿論バレれば死。 覚悟して旅立っていった捨だったが、迎えに来た武将は捨を思いやり 今まで知らなかった世界を見せてくれる…… 勿論、この素敵な武将が捨のお相手、領主の長男・高虎。 屋敷の離れを…
金坂理衣子 サマミヤアカザ
冒頭、19歳の黒猫の珠が動物園に向かっている。 実は動物園は化け上手な狐や狸、猫又が異国の動物たちに化けて働いている場所。珠は猫又様に会って、猫又になる方法を教えてもらうために向かっていた。 苦労してたどり着いた動物園で、珠は謎の美青年に出会う。彼は生き神とも崇められる、銀狐だった。 そんな始まり。 実は動物園の動物たちは、化け上手な動物が化けているのに、一般の人間はそれを知らずに幸せ…
小塚佳哉 サマミヤアカザ
Krovopizza
あらすじ: 平凡な大学生の七海(受け)はある夜、研究者の父の研究データを狙う謎の男たちに拉致される。 そのうちの一人・リム(攻め)に気に入られ、彼に求められるまま身体を繋ぐことに… 物語序盤、リムの仲間の暴走により七海の家族は殺され、その死体を目の当たりにした七海はPTSDを発症。 1年後、七海の親戚たちが香港で発見された七海と再会するも、彼には謎の主治医(リムの仲間)がついていて…と…
ちゅんちゅん
表題作とSSの二篇 「そらの大事な旦那さま」 時は戦国時代。空良(受け)は小国の領主の息子、双子の弟として生まれました。 この時代双子というだけでも忌まわしいものなのに、姉が生まれた後も一日以上も出てこず、生まれ落ちたときには母親は体力を使い果たし儚くなってしまいます。忌子として即座に殺されるところを母親が最後までかばってくれたおかげで殺されることなく、とはいえ世話をされることもなく…
マキヲ
読み終えて、あー…良かったなぁと思いました。 主人公の志上は、序盤ではチャラくていい加減な生き方をしている若者ですが、保高と過ごし、過去のことが明かされるにつれ、彼がしんどい運命を背負っていることが分かってきます。不幸…と言うには大袈裟かもしれない、自分にもありえるかもしれない運命。 もし自分が志上だったら、こんな風に前を向いて――いい加減であろうとも、仕事をして、寝て起きて、そういう…