サマミヤアカザさんのレビュー一覧

運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

スルッと読めます

電子書籍で読了。挿絵はあるけれど小さい!(昔の文庫版のものの様に見えないほどではないです。でもサマミヤアカザさんがお好きな方であれば、紙の本をお薦めしたい)

懐の深い執着(『腹黒』と言うよりは『息が長い』と言う方が当たっているような気がする)×悪気がないわがまま王女様(文中では『ジャイアン』と言われていましたけれど、それよりずーっとかわいげがあります)とでも言うような組み合わせ。このお二人の…

0

イケメン四人と甘々シェアハウス 小説

ナツ之えだまめ  サマミヤアカザ 

コメディじゃない!愛し愛されることで自己肯定にいたる感動的なお話

電子書籍で読了。挿絵なし。

実はタイトルで買うかどうか迷ったんですよ。「周りは全部イケメン。さあ、どの人を選びますか?」という話は、ちょっと今の気分じゃなかったので。
でも、そういうお話ではありませんでした。(先にレビューされたちゅんちゅんさんの言う通りです)ナツ之さんを信じて読んで良かった。『良い拾いもの』と言ったら失礼ですが、ちょっと得した気分です。

このお話は結構特殊な設定が数…

1

そらのだいじな旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

ここ最近で一番!

レビューを見て気になっていたんですが、
もっと早く読むべきだったとほんとに思った作品です。
空良の口からはなんてことない事のように出てくる言葉達が悲しくて切なくて
でも空良はそれが当たり前で、
自然と共に生きていて自然の美しさを誰よりも知ってて
言葉にできないくらい最高の一冊でした。

高虎側のみんなも良い人ばかりで(空良が来たばかりの受け入れ難いみたいな所はあまり出てこないのでそこ…

4

イケメン四人と甘々シェアハウス 小説

ナツ之えだまめ  サマミヤアカザ 

タイトルで損してる

タイトルやあらすじから、漫画によくある入居したシェアハウスでイケメンに囲まれてわたわたする話かと思ったのですが、そういう話ではなかったです。貰った愛はまた誰かに注いで愛が巡っていくことの大切さ、この国でユニークであることの生きにくさの話で奥が深かったと思いました。確かに甘々ですが、恋愛の甘さは攻めからだけで後の3人は同居人としてのやさしさやまごころがたっぷりでした。
私は心の準備をするため、あと…

3

純白の少年は竜使いに娶られる 小説

水無月さらら  サマミヤアカザ 

ヨーロッパ風?ぐるぐる話

竜 というワードがあったし、サマミヤ先生の挿絵だし と購入。
プラチナブロンドってやっぱり素敵。そして空色の瞳。好きなんですが。
私の地雷が少々あって、だめでした・・・先生ごめんなさい。
本編まるまる240P。後日談などなし。
ファンタジーだと標準なのか?二段組。
くすっと笑うところや あまあま雰囲気はあまりなく、シリアスめ。

舞台はヨーロッパっぽい国。
移動手段にユニコーンの曳…

7

恋愛日和 ~カフェものがたり~ 小説

森本あき  サマミヤアカザ 

大の男の乙女ストーリー。

シリーズ3作目でこれまでのカップルと、舞台となったカフェオーナーのカップルの3組をまとめました編。

全体的にロマンチック過多でちょっと気恥ずかしい。今時乙女チック少女マンガでもここまでやらないのでは?というくらいの乙女ぶりです。(ちょっと古め作品だから…というのもあるかもしれませんが)

これ単体でではなく、やはり既刊2冊を読んでから読む本です。

シリーズ通してツンデレ&甘…

0

愛を教えて ~カフェものがたり~ 小説

森本あき  サマミヤアカザ 

ぐだぐた〜

前作でもメイン舞台であったカフェバーのバーテンダー・高岡と、高岡に一目惚れしてウェイターとしてバイトに入ることになった衣音のカップルが中心になる一冊です。実はお金持ちの御曹司だけど、それを隠している衣音と恋愛絡みの辛い過去を持ち、人を信じることができなくなっている高岡がうだうだぐだぐだします。

素直じゃないにも程がある高岡と、自己評価が低すぎて卑屈な衣音のとりあえず身体先行の関係が話の中心。…

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恋のゆくえ ~カフェものがたり~ 小説

森本あき  サマミヤアカザ 

序章感、なのかな?

盛り上がるポイントを今か今かと思いながら読み進めていると、あれ?終わっちゃった!? みたいな感のある作品でした。シリーズものの一冊目らしいので、これから盛り上がっていくのだとは思いますが。

カフェのウェイターとランチに通う新人サラリーマンくんとの恋のような恋未満のような関係のおはなしですが、それぞれの恋愛に関するスタンスの違いから来るズレを中心にして描写しているという感じです。

しかし…

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ろくでなしの義兄 小説

森本あき  サマミヤアカザ 

背徳感はどこへ消えた

タイトルとあらすじで背徳感のある仄暗さをイメージしたのですが全く違いました。
全体的に重さがなくて軽くライトなストーリー展開です。
設定が設定なのに背徳感はとても薄味。
正直モヤモヤだけが残りました。


すみません、辛口になります。


攻めは人格破綻者。
外面の仮面を被れば完璧らしいですが、本性はまともな意思疎通ができません。
考え方も話す内容もすべて自分本位で、相手の言…

1

溺愛教育~銀狐は黒猫に夢中~ 小説

金坂理衣子  サマミヤアカザ 

タイトルの通り甘々



黒猫の珠(受け)は大好きなママを喜ばせるため人間に変化しようと猫又になる決心をします。

珠は雄の19歳で猫又になりたいと動物園にいるという猫又に相談に行くのですが、猫又になるためには体力知力が必要だということで、弟子入りして特訓を受けることになります。
この特訓をしてくれるのが、猫又のレイと銀狐の白銀(攻め)です。
動物園に猫又がいると聞いていてもどこにいるかわからず行き倒れのよ…

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