サマミヤアカザさんのレビュー一覧

恋わすれのシンデレラ 小説

安曇ひかる  サマミヤアカザ 

一途な純愛

安曇さんの描くピュアなラブは大好きなので、全体的には楽しめました。
でも、やはり他の方もおっしゃる様に細かな所が気になりました。交通事故の影響で記憶喪失になるのはともかく、恋心という感情を無くしたのはなぜ?と思ったのと、カボチャは普通の猫じゃだめだったのかなぁ?っていうので少しだけ評価が下がりました。ファンタジー好きだし、敬語で話すおっちょこちょいなカボチャ、可愛かったんだけどね。
攻めも受け…

2

恋わすれのシンデレラ 小説

安曇ひかる  サマミヤアカザ 

キャラ萌えはするけど、設定が分からなかった(´・ω・`)?

キャラクターも魅力的だし、お話自体もかわいらしくて面白かったのですが、「恋心を無くして」という部分の設定が良く分かりませんでした。
最初に読んだ時に良く分からなくて、私の理解力が無いのかと、もう1回丁寧に読み直してみたけど、やっぱりよく分からない(~。~;)?
好きな作家さんで既刊もたくさん読んでいますが、このパターンは初めてで困惑しています。
このあたりをスルーしちゃえば、ちょっぴり切ない…

5

運命の転機は三十歳でした。 小説

夕映月子  サマミヤアカザ 

スルッと読めます

電子書籍で読了。挿絵はあるけれど小さい!(昔の文庫版のものの様に見えないほどではないです。でもサマミヤアカザさんがお好きな方であれば、紙の本をお薦めしたい)

懐の深い執着(『腹黒』と言うよりは『息が長い』と言う方が当たっているような気がする)×悪気がないわがまま王女様(文中では『ジャイアン』と言われていましたけれど、それよりずーっとかわいげがあります)とでも言うような組み合わせ。このお二人の…

0

イケメン四人と甘々シェアハウス 小説

ナツ之えだまめ  サマミヤアカザ 

コメディじゃない!愛し愛されることで自己肯定にいたる感動的なお話

電子書籍で読了。挿絵なし。

実はタイトルで買うかどうか迷ったんですよ。「周りは全部イケメン。さあ、どの人を選びますか?」という話は、ちょっと今の気分じゃなかったので。
でも、そういうお話ではありませんでした。(先にレビューされたちゅんちゅんさんの言う通りです)ナツ之さんを信じて読んで良かった。『良い拾いもの』と言ったら失礼ですが、ちょっと得した気分です。

このお話は結構特殊な設定が数…

1

そらのだいじな旦那さま 小説

野原滋  サマミヤアカザ 

ここ最近で一番!

レビューを見て気になっていたんですが、
もっと早く読むべきだったとほんとに思った作品です。
空良の口からはなんてことない事のように出てくる言葉達が悲しくて切なくて
でも空良はそれが当たり前で、
自然と共に生きていて自然の美しさを誰よりも知ってて
言葉にできないくらい最高の一冊でした。

高虎側のみんなも良い人ばかりで(空良が来たばかりの受け入れ難いみたいな所はあまり出てこないのでそこ…

4

イケメン四人と甘々シェアハウス 小説

ナツ之えだまめ  サマミヤアカザ 

タイトルで損してる

タイトルやあらすじから、漫画によくある入居したシェアハウスでイケメンに囲まれてわたわたする話かと思ったのですが、そういう話ではなかったです。貰った愛はまた誰かに注いで愛が巡っていくことの大切さ、この国でユニークであることの生きにくさの話で奥が深かったと思いました。確かに甘々ですが、恋愛の甘さは攻めからだけで後の3人は同居人としてのやさしさやまごころがたっぷりでした。
私は心の準備をするため、あと…

3

純白の少年は竜使いに娶られる 小説

水無月さらら  サマミヤアカザ 

ヨーロッパ風?ぐるぐる話

竜 というワードがあったし、サマミヤ先生の挿絵だし と購入。
プラチナブロンドってやっぱり素敵。そして空色の瞳。好きなんですが。
私の地雷が少々あって、だめでした・・・先生ごめんなさい。
本編まるまる240P。後日談などなし。
ファンタジーだと標準なのか?二段組。
くすっと笑うところや あまあま雰囲気はあまりなく、シリアスめ。

舞台はヨーロッパっぽい国。
移動手段にユニコーンの曳…

7

恋愛日和 ~カフェものがたり~ 小説

森本あき  サマミヤアカザ 

大の男の乙女ストーリー。

シリーズ3作目でこれまでのカップルと、舞台となったカフェオーナーのカップルの3組をまとめました編。

全体的にロマンチック過多でちょっと気恥ずかしい。今時乙女チック少女マンガでもここまでやらないのでは?というくらいの乙女ぶりです。(ちょっと古め作品だから…というのもあるかもしれませんが)

これ単体でではなく、やはり既刊2冊を読んでから読む本です。

シリーズ通してツンデレ&甘…

0

愛を教えて ~カフェものがたり~ 小説

森本あき  サマミヤアカザ 

ぐだぐた〜

前作でもメイン舞台であったカフェバーのバーテンダー・高岡と、高岡に一目惚れしてウェイターとしてバイトに入ることになった衣音のカップルが中心になる一冊です。実はお金持ちの御曹司だけど、それを隠している衣音と恋愛絡みの辛い過去を持ち、人を信じることができなくなっている高岡がうだうだぐだぐだします。

素直じゃないにも程がある高岡と、自己評価が低すぎて卑屈な衣音のとりあえず身体先行の関係が話の中心。…

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恋のゆくえ ~カフェものがたり~ 小説

森本あき  サマミヤアカザ 

序章感、なのかな?

盛り上がるポイントを今か今かと思いながら読み進めていると、あれ?終わっちゃった!? みたいな感のある作品でした。シリーズものの一冊目らしいので、これから盛り上がっていくのだとは思いますが。

カフェのウェイターとランチに通う新人サラリーマンくんとの恋のような恋未満のような関係のおはなしですが、それぞれの恋愛に関するスタンスの違いから来るズレを中心にして描写しているという感じです。

しかし…

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