ARUKU さんのレビュー一覧

黒猫亭雑記帳 コミック

ARUKU  

語られない思いにこそ惹かれるのです

本作は商業誌や同人誌の掲載作をまとめた短編集です。

表題作は大きな一軒家に住む経済学を教える助教授と
ひっそりと一人暮らしの水道局の検査管理員のお話。

流しの三味線弾きの母とともに旅をして育った受様は、
勤務先の水道局でも頭も悪く使えないと思われています。

ある日、受様は
アパートの裏で生まれたばかりの黒猫を見つけ
飼ってくれそうな家を探します。

やがて広い庭を持つ…

3

画家と音楽家 コミック

  ARUKU  

またまた涙を誘う

先月出た作品は、少し軽めの短編集でしたが、今回のは「猿喰山疑獄事件」「極東追憶博物館」「ビタースイート」とかあの少しでも涙を流した作品の流れのモノで構成されていました。
登場人物に何かしら障害を持たせている。
それはずるいよ!って思うんですが、まるでアンデルセン童話ようなストーリー展開が無垢な心を表現する手腕にすぐれていると思います。

地位と名声に群がる人々の世界に嫌気がさし、スランプに…

6

黒猫亭雑記帳 コミック

ARUKU  

進化している

遙々アルクさん、ARUKUにペンネームを変更されていたんですね(雑誌を見てなかったので知りませんでした!)
また今回の短編集もちょっとした心のトゲや、切なさが満載でした。
絵も見なれてきたせいか、目線のあれ?は多少あるものの、動きは感じられるように、ただのポーズだけではなくなってきた気がします。

表題は、かつて瞽女(流しの三味線弾き)の母親と一緒に旅して生活していた為にまともに学問をする…

6

ビター×スイート コミック

ARUKU  

大人のための、苦くて甘いおとぎ話

現実的な作品を読みたい時にこの本を開くのはお勧めできません。

切なさも、優しさも、甘さも、さらには痛さに怖さに悲しさまで、この本の中の感情は全てが子供のように純粋です。もしこちらが世知辛い心でもって開いたら、ダメージを受けてしまうかも知れないくらいに。

ぜひ、童話やおとぎ話のようなピュアな物語を楽しみたい時に開いてみてください。沁みます。

この作家さんの同人誌を読んでみたくなりま…

7

猿喰山疑獄事件 コミック

ARUKU  

衝撃的

凝ったストーリーに構成、
序盤後編まで受けの正体を明かさないなど
構成トリックが素晴らしかった
ラストの演出も衝撃的で涙が止まらない。
こういう骨太ストーリーのBLがもっと読みたい。

6

猿喰山疑獄事件 コミック

ARUKU  

深いストーリーに 胸が熱くなる!!

絶対的なハッピーエンド派の私としては
 終わりが なんでーーーーーーwwwwww(><)な展開!
ハッピーエンドですよ! ええ!!でも でも どうせなら・・・もっと他の終わりかたがあったでしょうに~! 
 他の終わり方なら ココまで名作になってないか・・
でも良かったwwwww 王様が 庭師を見捨てないでよかったwwwwもう
 涙・涙・涙です(><)ラストシーンは 胸が!!胃の口が!!締…

7

猿喰山疑獄事件 コミック

ARUKU  

こ、これは

これはレビューを書くのが本当に難しいお話ですね(^_^;
何を書いてもネタばらしになりそうで困ってしまいます……。

お話は「きっとこうなるんだろうな……」「たぶんこう!」という予測を上手に裏切ってくれつつ進みますので、途中飽きずにどんどん読み進んでいけます。
そしてやはりラストで「何と!?」という声を上げさせられ涙の展開です。

ストーリーは細かいところまでよく考えられていますし、読…

5

ビター×スイート コミック

ARUKU  

全部おとぎ話的

表題作が最もそうなんですが、どの作品もどうにも現実離れしてるように感じます。絵本を読んでる気分になるんです。
それは多分絵のせいかな? デッサンが狂ってるせいで、どうしてもそう思ってしまう。浮世絵的な狂いなんで、本当に「二次元」に感じちゃうんですよね。
ストーリーもどこか浮世離れしてます。でも悪い意味ではないです。
その分、人の感じる気持ち、痛み、喜びみたいな感情だけを素直に感じられるように…

2

猿喰山疑獄事件 コミック

ARUKU  

本当に本当に面白いんですけれども神はつけられない

暴君と恐れられている星グループ総帥とその庭師との一生一代のラブストーリー。あまりに面白かったので、始めから終わりまで一気読み!!単行本一冊でこれだけ濃ゆい内容の作品を作れるなんて凄い力量ですよ。特に終盤の展開の神掛かり方と言ったら…!!!


じゃあ何故に評価が神じゃないかと言いますと。


絵です。


と言っても全てにおいてではなく、ピンポイントで…一番最初の行為中の描写は無…

5

極東追憶博物館 コミック

ARUKU  

この方の単行本では一番エンタメ性が高いかも

短編集なので作品ごとに。

『ギャンブラー大竹』
割とコミカルタッチ。大竹くんの気持ちが最初から見え見えです(笑)横断歩道の会話辺りが面白いです。

『シュミジエ』
シャツ職人という職業もの。とりあえず設定萌えかなぁ。

『極東追憶博物館』
表題作。これが一番面白かったと思います。大戦後のウラジオストク?舞台や設定が好みでした。何となく小川洋子さんの短編(幻想博物館だっけ?それと…

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