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30/53(合計:525件)
ARUKU 雪居ゆき
雀影
ネタバレ
ARUKUさん原作なので購入。 あらすじだけ読むと、原作者を見落としてたら多分スルーしちゃったような、ありがちな、隠れビッチなお兄さんに、うっかりドはまりするチャラ男君のお話って感じだけど、そこはやっぱりARUKU先生、お話は予想外に切ないファンタジー展開に。 ネタバレしないで読んでほしいので、内容に関してはあんまり言えないのがもどかしい。 この作品、作画もARUKU先生だと、もっとガチなフ…
chikakumaco
最近のBLとは一線を画す、とても古風な物語だと思いました。 時代感もそうですが、労働組合がストライキを活発にしていたりするところを見ると70年代頃か。事件が起こりますが、それも時代感を感じます。 吃音を気にして、引っ込み思案になっていて、貧しい孤児、道雄。話をすることが困難なところがさながら人魚姫。けれど彼はとても優しい心を持っている。 彼にとっての王子様は近所に住む、金持ちの息子、悠馬くん…
ARUKU
杏仙
初めてARUKU先生の作品を読んだのがこちらです そして大大ファンになってしまった お互いに結婚して妻が居る身なのにW不倫に陥ってしまう 攻め真壁と受け花岡 不倫がお嫌いな人は苦痛なお話だと思います 私は、不倫は双方のパートナーを傷つける 好ましくないことだけれど これも恋や愛の形なのだと思っています 少なくとも現代では犯罪ではないので。 不倫は駄目だと思っているのに …
tongtong
何だ!この話は。なんという伏線と見事な回収。物語は独創的すぎるのに、人が人を思う気持ちの尊さやその永遠性、その普遍性が驚くべき表現力で描かれている。こういう唯一無二の作品を描ける人を天才と呼ぶのだろう。誰にも真似できない世界観、素晴らしい。世の中の残酷さを描きながら、そこでこそ輝く美を描いた稀有な作品。
hepo
短期間でBLを大量に読んでいくうちにストーリーにはいくつかのパターンがあって、オリジナル性のあるものよりパターンに沿ったものが多いことや、えろす度が上がれば上がるほどストーリーはあってないものという作品も多くあるのだなと思っていたのですが…。 今日、ARUKUさんの作品をいくつか拝読させていただいて、群を抜いた構成力と文章力に度肝を抜かれました。 こんなことを言ってしまうとあれなのですが、人物…
リルコ
先にキラキラセブンを読んでからこちらの作品を読んだ感想 なんか、編集さんの指導か何か入りました? というのもキラキラセブンは安定のARUKUワールドだったけれど、こちらはなんか様子がおかしい… 無理やり「普通の」BLにしている感じがする 残酷で優しくて美しい世界観が全く感じられない 不倫モノというだけで個人的に微妙なので、余計なんかどうしたのかなぁ、と 受けの思考が不倫でラリっ…
凄い 読み終えてすぐの感想がこれ 最初から二転三転するストーリー、スパイスのようにお伽話が組み込まれている プロローグのやりとりでこんな終わり方かな? と思ってたらまさかの…… ハピエンだけどその終わり方が凄い とにかくネタバレなしで読んで欲しい本 どうなるのこれ??って思いながら読んでラストを迎えて欲しい この話、雑誌で連載されていたようだけど、リアルタイムで読んでいたら次はまだか…
ayaayac
たまたま新年に読んだのですが、過去のしがらみを断ち切って、リスタートをきる、一年の幕開けに相応しい物語でした!今年一年を応援してもらえた気分です。 舞台は孤島の男子校。戦時中の軍事学校みたいだけど、戦争に勝つためってがむしゃら感はなく、生徒は簡単に置き換えられる希薄さで、ゴーストが出てくるファンタジー要素もあり、過去なのか、近未来なのか、パラレルワールドなのかもわからない不思議な世界観。 …
フランク
自分以外の人の顔が点と線でしか見えないため人の顔を見分けることができない雪村は苦労が絶えなかった。 だけど寮で新しく同室になった紫ノ宮の顔だけはちゃんと目鼻立ちがある正常な顔に見えて、生まれて初めて顔を認識できたことに驚く雪村。 紫ノ宮は剣術の腕前から「白薔薇の騎士」の称号を与えられているのですが、この「ナイト」は騎士の「ナイト」なのねーと。 学園ものかー?と読み進んでいたら、どんど…
私が一番最初に読んだARUKUさん作品なんですが、当時は終わり方がどうにも腑に落ちず、そして絵柄がどうにも受け入れがたくて読みっぱなしに。 しかしその後、答姐のおかげでその他の作品を色々読むようになり、絵柄も気にならなくなった状態でこの作品を読み返したらどうかなぁと思って、3年ぶりに読み返してみることにしました。 全寮制の男子校を舞台としたお話で、母親が社長をやってて何不自由なく育ってきた…