total review:279046today:76
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
3/16(合計:160件)
水原とほる ひたき
渋茶
ネタバレ
2007年刊、電子書籍版では挿絵あり、作者とレーターさんのあとがきなし。 昭和30年頃の横浜中華街が舞台。 大陸(中国)人と台湾人、日本人がどうにか共存しているものの、そこにアメリカ人やらヤクザ者が絡んできて混沌とした雰囲気になっている。 そんなある時、偶然謎の大陸人・李 凱士(リーガイス)に出逢った瞬間に惹かれる何かを感じた双 麻晶(スワァン マーチン)。 う~ん… そもそも晶は日…
飯田実樹 ひたき
碧雲
Amazonkindle。 食わず嫌いというか、赤い竜があまり好きじゃなくて、つい他の本を選んでいたのですが、ずっと気になっていた作品を、やっと読みました。 面白い世界観の物語。 龍の痣を持つ子供が生まれたら、代々「龍聖」の名前を付けて、18歳に異世界転送の儀式を行い、竜の嫁になる・・人間界から見ると、「生贄を出す」伝承を持つ家。 だけど異世界では、違う。龍の寿命は長くて、短命な嫁/龍…
はるのさくら
こちらのシリーズ、大好きです。 すべてを読ませて頂いてはいないので、初めましての竜王&リューセーもいましたが、どの時代の竜王もリューセーが大好きで大事にしていてくれていて、にやにやでございました。 9代目の竜王フェイワン&リューセーをはじめ、3代目竜王スウワン&リューセー、8代目ランワン&リューセー、11代目レイワン&リューセーのお話。 発売時…
綺月陣 ひたき
著者 綺月陣 イラスト ひたき 攻 室岡大悟,知人を探している建築デザイナー,33歳 受 至,化粧で仮面を被る援交高校生,17歳 --- この小説は、著者の育児体験が元なんじゃないかと思う。 ブログを読むと、苦労されたようなので。 思春期の少年が、化粧で偽装して、嘘をつき続けることを始めた切っ掛けが、曖昧。 傷つけた佐野にのこのこついていったのも、納得いかない。 探…
剛しいら ひたき
ピュル、キュルという異音で会話をしだす輝。宇宙人の言葉がミューミューと可愛らしい。 もうれつな男食いは、宇宙人に体を乗っ取られていたからだった・・ 剛しいら先生、突拍子もないストーリーを描いて。 宇宙人を引きはがすと、内臓や脳に深く浸食しているため、寄生したETを無理に引き話すと宿り主が死亡することになるので、共存することに。 風刺を交えたギャグで、シリアスな面もある作品。 面白…
アルフォン王国で捕らわれていた時のお話だったのですけど、竜王であるジンヤン視点で、そうきたか、と私はちょっと意表をつかれてしまいました。 シャオワンが目が覚めてから会話ができるようになり、状況はわかったけど、どうしたものか、と様子見だったのに、シャイール達と一緒にリューセーが来た、と伝えたとたん、悠長にしてる場合じゃない、とすぐに強硬手段を。 その時、降り立った竜からシャイ…
もう10巻目になるんですね、こちらのシリーズも。 私は、最初の9代目竜王フェイワンと9代目リューセーの2人が好きで、その2人が出てるお話しか読んでいなかったのですが、平和で甘々なお話とのインタビュー記事を読んで、そんなお話なら読んでみたいな、と購入です。 受け様の5代目龍聖、日本では江戸時代前期。 様々な勉学や剣術を学んでいて、全ては龍神様にお仕えする使命の為、と覚悟を決めている…
柏枝真郷 ひたき
甘食
31歳元刑事の探偵デス×24歳元男娼の美貌助手トニーのシリーズです。架空の街とはいえニューヨークっぽい都市の近くのスラム街みたいなガラのよろしくない地区に愛の巣を構えて暮らしている2人。洋画を見ているような感覚でどんどんストーリーに入っていけます。 シリーズものなので近所のゲイバーに勤める女装男子(心は女性)のリタやマンディ、ダンディーで素敵すぎるデスの義父の弁護士ジェロームも活躍します。二…
面白くて一気読みしました。元刑事で探偵の31歳金髪攻め×元男娼の探偵助手24歳黒髪緑目ツンデレ受けです。舞台は70年代アメリカ東海岸のどこかの都市のスラム街。日本人が登場人物全員外国人の長いシリーズものを書けるってすごい事だと思います。 2人は愛し合ってますが、探偵ゆえに身の回りでは悲惨な事件ばかり起こり、ラブシーンよりはそちらをメインに書かれています。でも話が面白いのでつい読まされてしまい…
チョコ柿ピー
8代目ランワンの時代だけを描くのではなく、フェイワンの幸せな現在を始めと終わりに入れ、8代目の話を挟んだ額縁式の構成は良かったです。 8代目の話とフェイワンの幼少期の話は、どれも辛くて涙なしでは読めませんでした。 8代目の龍聖に起こった内容は、第一巻で9代目龍聖が見つけた手記に書かれていた心理状況を正確になぞった出来事が起こっただけで、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。 龍聖は…