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水原とほる ひたき
マダムM
ネタバレ
おいおい、と思う所もありましたが、ラストシーンはとても良かったです。 あの別れから十数年ののち、祖国でない地で一瞬すれ違うだけの二人連れ。 穏やかで綺麗で、たぶん幸福なのだと思わせる描写が、あの時からの彼等の人生を想像させて、ウルッときました。 綺麗事でない、苦労や戦い、挫折や痛みなど、二人で乗り越えてきただろう歳月を慮ってしまいます。そして、残された者達の上にも、平等に時は流れたのだと、ラ…
夜光花 ひたき
クレタコ
夜光花さんの作品で、現時点ではこれが一番サスペンス要素と恋愛との絡み具合の出来が良いんじゃないでしょうか。あ、ファンタジー要素有りは抜いて、ですが。 冒頭は夜の高校に竜治[攻]が友人と共に忍び込むシーンから始まります。 そこが裕也[受]との真の出会いと言っても良く全体を通しても意味のあるシーンなのでちょっとじっくり読んでおいた方がいいかも。 裕也が地味系メガネ受で職業が調律師というのも好…
剛しいら ひたき
しの
攻めがだんだん壊れていく様が見ていてとてもほほえましかったです。 壊れると言っても「崩壊していく」というのとは違って「虚勢がパリパリ剥がれ落ちていく」って感じです。 最初は超俺様でいけ好かない感じなのですが、それが受けの純粋さに触れるにつれ、ちょっとずつ殻から抜け出してくる感じ。 こう、ちょこっとずつ外の様子を見ながら、ちょいっと顔出して、手を出して、足も出して、気付いてら外に出てた!み…
茶鬼
何だか、最近の剛さん作品の受けちゃんは健気の良い子が多い気がしますが、今回はまるで天使のような・・・ いや、本当天然ボケだったら苦笑モノなんでしょうが、本当に天使みたいで、癒されるんですよ。 汚れちまった自分にもマブシイ~~~! ちょい爪の垢でも煎じていただきたいですわww 外国語枠で採用され、ガイジンの多い六本木署に配属された瑞樹。 お父さんが学者で、小さい頃から一緒に諸外国を旅し…
久江羽
アフリカ人が絡んだ殺人事件を担当することになった、生真面目な検察官・出水と語学が堪能な純真な刑事・瑞樹のお話です。 それぞれが両親に関係する問題を抱えており、出水はそのため人を信用できなくなっているし、瑞樹はそれを受け入れながらもストレスになっていることは否めなくて・・・ まずこのお話のポイントは、瑞樹が信じられないくらい純真無垢だということです。 相当なマザコンで、お坊ちゃんで、さらに…
綺月陣 ひたき
けもけもぱぷ
設定や展開がおもしろそうだったんだけど、思っていたほうに話が広がらず、期待はずれだった。残念。
好きな設定や展開だったんだけど、妙にテンションが低い話で乗り切れなかった。残念。
鳩村衣杏 ひたき
表紙のイラストはきれいなんですが、あんまり内容と合っていないような? というか、内容はわりと息苦しい妄執で、テンションが高くて、ちょっと……いい悪いじゃなくて、いろいろとチグハグな本でした。
仰々しいタイトルと、地に足がついた大人のロマンスといった内容が合っていないのが残念。
OUT
出版界の、本好きの2人の話を読んでいる自分がとても心地良い感じでした。 お仕事ものはやっぱり面白かったです。劇的なシーンはないのですが、あとからジワジワ心に沁みてくるような繊細なお話でした。むしろ最後のHシーンとか無くてよかったんじゃ・・・と思うくらいでした。そんなこと言っちゃだめですね。 出版翻訳代理店のエージェント英 峻介と、過去に小説家だった仲江音弥をとりまくしがらみとトラウマ克服の…