綺月陣さんのレビュー一覧

沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね 小説

綺月陣  小山田あみ 

爆笑(≧∇≦)

笑いながら楽しく読みました(≧∇≦)
海皇さま楽しすぎるし可愛すぎる。素直で無邪気で策士、これは来人が絆されるの解ります。海皇さまとぼけてるけど、実は来人に一目惚れで罰を受けてでも助けた気持ちが素敵でした。来人も真面目で自分の殻に篭っててたけど、海皇さま達を守るために戦ったのが微笑ましい。小山田先生の美しくて神秘的なイラストも素敵✧*。夢があって楽しい作品でした〜どんなお子様が生まれるのか楽しみ…

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沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね 小説

綺月陣  小山田あみ 

沼の中に竜宮城


不動産会社の青年が仕事先で沼に斧を落としてしまい「金の斧、銀の斧」よろしく神様が出てきて気に入られる話。と見せかけて再会もの。

初読みの作家さんです。

相続した山の処分に困った依頼者により該当の山を査定するために三重にやってきた水上来人(受け)。
山に入った途端、携帯は県外になり、よせばいいのにそのまま先へと強硬し、見事迷子になってしまいます。
夕方になりこのままでは下山できな…

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祈り 小説

綺月陣  梨とりこ 

重い話ですが、読み応えがあります。

Kindle Unlimitedにあったので軽い気持ちで読んだらとんでもなかった。もちろんいい意味です。こういう作品があるからBL小説はやめられないなー、としみじみ。
冒頭からかなりハードな描写です。それが誰のことでどうしてそうなったかをしると読むのを止めるなんて選択はなかったです。(勉強ばかりしている自己評価の低い人が突然怪しい宗教にハマってしまう理由が少しわかった気がして切なくなりました)

3

仮面の恋 小説

綺月陣  ひたき 

少年が、化粧で偽装して嘘をつき続ける訳を探る物語

著者 綺月陣
イラスト ひたき
攻 室岡大悟,知人を探している建築デザイナー,33歳
受 至,化粧で仮面を被る援交高校生,17歳
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この小説は、著者の育児体験が元なんじゃないかと思う。
ブログを読むと、苦労されたようなので。

思春期の少年が、化粧で偽装して、嘘をつき続けることを始めた切っ掛けが、曖昧。
傷つけた佐野にのこのこついていったのも、納得いかない。

探…

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沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね 小説

綺月陣  小山田あみ 

面白かった!

初読み作家さん。
以前から何か読んでみたいと思ってたものの、シリーズ物だったり、シリアス&痛いのが多そうでなかなか読めるものがない感じで……。
なので、この作品のぴれーねさんのレビューを拝見したときに「笑えて」という文字が目に入り、これだ!!と。

というわけで、読んでみたら面白かったです。
テンションがすごく高いと言うか、独特のノリがあって、合わない人にはキツイだろうなぁと思わせるもの…

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祈り 小説

綺月陣  梨とりこ 

「法は何のためにある?」

信じていた恋人に騙されて薬物中毒にされた主人公が、中毒から抜けて新しい生活を得るまでの物語。
来栖=クルス=祈りの十字架を掛けた名前のようです。
黒目勝ちの瞳で可愛らしい来栖君に目を付けた同期の井原と交友したことから、人生を踏み外していく来栖君、本当に気の毒でした。

事件が解決した後、上司の大曾根が法の裁きを受ける決意をした来栖へ向けた言葉に感動しました。・・・作者は、性善説を信じたい人…

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梔子島に罪は咲く 小説

綺月陣  高緒拾 

梔子島のモデル

実存する島を題材にして、こんな事もあったかもしれない、というサスペンス浪漫でした。著者は、BL作家というより、社会派なのかもしれない。
著者の作品のシナリオのアイデアは、なにかの報道を読んで、ヒントを得ているようです。
「背徳のマリア」も、実際に「男性の出産は可能」という研究論文が報道にありました。この作品のモデルの島も実存しています。
誰も触れたがらないタブーに目を向けて、BLのテーマにす…

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祈り 小説

綺月陣  梨とりこ 

痛いの痛いの飛んでかないぃ!

うん、かなり痛い。読み手を選ぶ作品なのは間違いありません。けれど神評価にせざるを得ないなと唸ってしまう、凄まじいものを読んでしまったな、の一言に尽きます。

とにかく痛いのが苦手な人にはオススメしません。個人的には木原音瀬先生の『FRAGILE』『灰の月』辺りがダメな人は回れ右して下さいといった感じです。

全編通して読んでいてまぁ辛い場面の多いこと。序盤からフルスロットルではないものの、…

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沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね 小説

綺月陣  小山田あみ 

沼の竜宮城で海皇様?

小山田画伯の美麗な表紙絵に目が引き付けられてしまって、タイトルの不条理に気づかないところでした。
沼には竜宮城はないし、竜宮城にいたのは乙姫様のはず……気づいた時点でトンチキ好きの私の期待度が上がる上がる!

で「トンチキだったのか?」と問われれば、トンチキと言うよりはスラップスティックの香りが強い様な気がします。
ゼウスと天照大御神が和服デートを繰り広げるというこのお話は『何が出て来るか…

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沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね 小説

綺月陣  小山田あみ 

伊勢の海底神殿 

ホントで、電子版を購入。

あらすじは、先にレビューがあるので割愛。感想だけ。
伊勢の神島の海底神殿の噂を聞いたことがあるので、興味津々、期待を込めて読みました。伊勢の海底神殿 というか、日本の古さを証明する品々の宝物庫があるそうです。当然そういう所には、番人役も昔から居て、人でない魔物だったり。伊勢や和歌山、出雲や四国、九州だとトンカラリンがある辺りは面白い所らしいです。

「背徳のマ…

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