綺月陣さんのレビュー一覧

龍と竜~白露~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

シリーズ第二弾

カフェとホストクラブで働く働き者の竜城。
カフェにマイカップをもちやってくる石神龍一郎はヤクザ。
そして、竜城の旦那様。

今回は、カフェをクビになってしまう。竜城は極道と親しいから、クビになるという理不尽な理由に納得出来なかった。
龍一郎に八つ当たりをしてしまい、二人は破局の危機に直面してしまう。

龍一郎の生い立ちを知る。母親によるネグレスト!子供の頃から苦労をしていた。助けてく…

1

仮面の恋 小説

綺月陣  ひたき 

設定買い

設定や展開がおもしろそうだったんだけど、思っていたほうに話が広がらず、期待はずれだった。残念。

1

真夜中の標的 神崎&那月シリーズ 小説

綺月陣  高座朗 

ポジティブなのがいい♪

売りをやっているヤンチャ高校生と、くたびれた無精ひげの刑事。
この組み合わせで進んでいくと、一見中原一也さんの作品によくある感じの?って思うのですが、そうでないところが綺月作品。
カラっとして明るいけど、実際ものすごく悲惨です!!

父親に性的虐待を受け、そのせいで父母に家出され一人置き去りにされた那月が、生きて行く為に受け専門の売りをしているという背景。
彼に関係した連続殺人事件は、父…

1

ベビー・エンジェル 小説

綺月陣  みなみ恵夢 

ホモに喰わせるラーメンはねぇ!

アクアの綺月作品は、普段の重めからウソのようにぶっ飛んだラブエロバカップルもの。
これは、シングルファーザーが男夫婦で新生児の育児に四苦八苦しながら、夫婦の営みが出来ずにドタバタするお話。
実際に子育てをした方なんかが読むと、眉をひそめたり、アリエネーな設定に現実を重ねると無理って思ってしまうかも。
でも、そこは一応男夫婦が二人で頑張ります!っていうお話だから大目に見てあげてください。

2

一億二千七百万の愛を捧ぐ 小説

綺月陣  水名瀬雅良 

元サッカー選手のダメっぷりがハンパなくダメオヤジなのがイイ。

現役人気サッカー選手と、元花形Jリーガー=オヤジ のお話。
ワールドカップは出てきませんが、時事にあわせてww
題名『一億二千七百万の愛を捧ぐ』って、その昔”ジャパァ~ン♪”の唄は二億四千万の瞳でしたから、一千四百万増えたんですね(!?)
それにしても、水名瀬さんの絵、きれいすぎるんです!
受けは35歳の元サッカー選手とはいえ、地位も名誉も失い生きる気力もほとんどなく、惰性で厭世的に生きて…

3

捨てたもんじゃねぇ 小説

綺月陣  水名瀬雅良 

アホの子

前向きなアホの子の受けは嫌いじゃないんですが、なんというか、他の作家さんの話を読んでいるような作家が拭えず、綺月さんを読んでいる気がしなかったのが、残念。

こういう話も悪くないし、普通に書けるんだ、と感心したんですが、やはり綺月さんには綺月さんならでは、の話を読ませてほしかった。

2

捨てたもんじゃねぇ 小説

綺月陣  水名瀬雅良 

エコなはなしだねぇ!

無計画に走って、無計画が招いた失態は単独事故。
誰にも迷惑をかけなかったといえば、よかったかも!
気付くと、無愛想な男の民宿に拾われていた。
日本人なくせに、乱れた日本語を話す亮を口煩くいう民宿の主・柿野坂。

柿野坂は2ヶ月前に両親を亡くしていた。

勢いで店を手伝い、料理が評判の店になる。
板前の柿野坂とホールの亮のいきがピッタリ。
大学に通っていたころより、毎日楽しく労働し…

1

獣・煉獄 小説

綺月陣  青海信濃 

カムバック九堂の為の一冊

身体を繋ぎあい、長ドスで貫いて海に身を投げたはずの極道二人。
なのに、なのに、帰ってまいりました、ケダモノ!
もうあれで終わりにしてもいいのに、、これは九堂のための死んでも死にきれない亡霊のような執念の為の一冊でしたね。

何と言っても、2巻で土佐犬に襲われ、またその傷口をえぐるように久堂に貫かれ、廉の下半身は内蔵さえ飛び出し(グロ!)ていたはずなのに、死んでなかった、、、
久堂だって、…

3

いつもそこには俺がいる 小説

綺月陣  ともゑななこ 

俺のかたわらの温もりは、いつだって、お前しかありえなかったから。

綺月さまの言葉のチョイスがおかしくて、すっごく楽しく読めました。すごい笑った。w
心苦しくてトイレに駆け込んだ倫章の後を追っ掛けて、そのままツッコんだ真崎はツワモノだと思います。全部丸聞こえだった、トイレの外に立たされていた黒服のお兄さんが可哀想でした。笑
というか、結婚した理由が安易すぎて…!!こんなやつ、いるか?どこのハリウッド俳優だ。
十年目にしてようやく、お互いに気持ちが伝わって良か…

0

獣・壊滅 小説

綺月陣  青海信濃 

九堂修羅の道

1巻で、度肝を抜いた作品ですが、更に、更にエスカレートして、今回は短編4編で、いずれも九堂の過去を絡ませたお話になっています。
当初、これを読んだ時突き抜けてるな~とここまでくるともうすごいよ、、と”アリエネー”のオンパレードにあいた口がふさがらない状態でした。

九堂がヤクザになりたての頃に、彼を手に入れようとして失敗したホスト一矢の憐れな最後。
もうフィストを通り越して拳で内蔵破壊、本…

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