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綺月陣 高緒拾
アリスクレヨン
好き嫌いが、別れる作品だと思います。 なんたって暗い、重い。読んでいて、ストーリーもさることながら、行間から漂う退廃的で濃密な空気に、息苦しくなりました。 その感覚は、山藍先生や木原音瀬先生(FRAGILEなど)の作品など、確かな筆力の作家さんの作品でしか味わえないものだったので、私としては神評価をつけます。 初めて読んだ、綺月先生の作品だったのですが、一気にファンになりました。 さわ…
綺月陣 青海信濃
ネタバレ
いや~…びっくりしました。。 何にって・・・今まで結構な数のBL作品読んできたつもりでしたが、ここまで突き抜けてるというか、完全にイッてしまっているというか、あらゆる意味で度肝を抜いてくれた作品は初めて。 攻めさまの愛情表現(受けさまの身体から出たものなんでも喜んで食べちゃいます)や、受けさまの思考回路が、すでに私の理解の範囲を軽々突き抜けてます。が、あまりにも軽々突き抜けすぎて逆に読…
もこもこ
もはや応募したことも忘れ気味だったGポイントキャンペーンの小冊子Bです。 届いた時に、本気で海王社?なにか応募してたっけぐらいの勢いでしたので。 遅れに遅れた小冊子無事に届いてひとまずは安心しました。 『龍と竜』目当てで応募しました。 ■石神龍一郎の憂鬱 親カプの龍×竜城の話でした。 粗っぽい案件を片付けてきた龍が、自宅で出迎えてくれた竜城が自分を何の疑いもなく普通に出迎えてくれ…
綺月陣 羽根田実
ふら
まず、京一なんですがツンデレなんて可愛いレベルじゃないです。航洋と顔を合わせれば暴言ばかり。物の怪小町で1番人気の樹里のことも八つ当たりで傷つけます。 1度ならず2度もですよ。ちょっと呆れてしまいました。 航洋にも「最低」と言われますが、これは自業自得。 でも物の怪小町の姐さん達は良い人たちなんですよ。ママも樹里も京一の良き理解者であり、可愛がっているのがすごく伝わってきます。 樹里が小峰…
M
オカマバー「物の怪小町」で働く佐々木京一は、人と関わることが苦手な青年。 三ヶ月前に無理やり、以前働いているバーから、「物の怪小町」のバーのママに引き抜かれた整った顔の青年。 ところがある日、常連の客が連れてきたのは、高校時代に京一が憧れ、普通に話をすることすら叶わなかった光橋航洋。 店のナンバーワンといちゃいちゃする航洋を見て、つい京一は、また要らぬ言葉を口にしてしまう。 とこ…
marun
この作家さんの作品と言う事だけでも個人的趣味で高評価になりがちなのですが 読み終わってやっぱり評価が下がらなかった作品。 ただし、かなり内容は排他的で暗く人間が何かにハマって堕ちて行く様は 陰鬱とした内容でしかないのですが、それでも惹きこまれる。 耽美と言うと思い浮かべるのは山藍先生ですが、それとは違ったピュア的な エロスもあって読みごたえありましたね。 主人公の受け様の環境は他人…
綺月陣 亜樹良のりかず
クレタコ
前作2作で可愛くていい子で癒しでもあったあのちっちゃくて幼かった颯太〔受〕がこんなに大きくなって……。 しかも彼は、育ての親である龍一郎と兄の竜城のセックスシーンを見てしまい、ある意味反抗期的なものを迎えてしまい、自宅には帰らずに、養子縁組をした為に今は叔父である次郎の家に入り浸る様になります。 そして颯太は自分が次郎が好きな事に気付きます。 キスを迫り、もうまるで小悪魔ちゃんですよ! …
綺月陣 周防佑未
スリーパーホールド
こういう作品ばかりになると、ちょっとブルーになりますが、 今の時代だったら、ピリッとスパイスになるような作品ですね。 98年の作品ですが、かえって新鮮に思われます。 耽美で湿度たっぷりな雰囲気だけど、小気味良く進んでいく展開 そしてふっと浮遊したような、余韻のあるラストは安定感がたっぷりで ぶれていません。 「殉教」の最後にストーリーテラー役で出てくる老刑事は、推理モノの最後に出てくる…
綺月陣 ともゑななこ
既刊「いつもそこには俺がいる」の二人の続編です。 そして「背徳のマリア」が集録された初版本になります。 心が通い合う本当の恋人同士になるまで十年の歳月をかけた 二人の続編は甘々な展開から始まったと思ったら 受け様の男同士に対する嗜虐的な後ろめたさから いきなりの落ち込む展開になっています。 愛されているのにすれ違ってしまうのはやはり10年の セフレ関係のなせる業でしょうか まぁ、相…
綺月陣 AZ Pt.(AZ Pt )
ちんしろ
ストーリーとしては世間から捨てられた男…でしょうか。 ありきたりといえばありきたりですが、この作品はその設定を生かしていますvV とくに、オヤジの捨てられたことによるものでしょうか?萎びた感がすごくいいです。 しかも、小説でしかできない表現もあり、受けのオヤジがシテル最中に話す冗談もムードを壊すことなく笑わせてくれます。 小説ということであまり読まない方も多いと思いますが、挿し絵も多…