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綺月陣 亜樹良のりかず
茶鬼
ネタバレ
実はこの本で綺月陣さんは、作家さんから引退というか休筆にはいられるそうです。 実質引退に近いかもしれません。 あとがきを読んでショックを受けました(号泣) もうぼちぼち出るよ、辰年に龍竜なんて、縁起のよいこと♪と喜んでおりましたが・・・ 年末に病気で入院され、退院後、体調を見ながら実に丁寧に丁寧にこの続編に取り掛かられている姿をブログで見守らせていただいておりました。 発売前の締めの言葉…
綺月陣 AZ Pt.(AZ Pt )
ofnotice
木原音瀬の「WELL」と同様、いやそれ以上に評価を迷う作品。 奇想天外な展開の連続に、また究極のBLに神としましたが これ読もうと思っている人は相応の覚悟が必要です。 ある種のホラーに近いといってもいい。 圭介もよくドン引きしないで受け入れたもんだ。 まぁ、ぬるい愛だの恋だの言うてるBLが溢れている昨今では こういうものは出ないと思います。 男性が出産とか、精子と精子混ぜて新…
異色も異色、ななめ上のBL。 いや、これを軽々にBLとか言っちゃっていいんだろうか? むしろ、ある種のSFだと思うんだよね。 それもデヴィッド・リンチとかデヴィッド・クローネンバーグあたりのキショい映画に出てきそうな(←一応、ほめ言葉であります)でも、嫌いじゃない。 本作は「人魚の声が聞こえる」「体温は証明する」「背徳のマリア・前篇」 「背徳のマリア・追憶」と4部構成になっております…
綺月陣 周防佑未
mihi
『メビウスの環』が好きです。 死ネタ。 恥美です。 淫靡な世界がたまらない作品です。 これは 本人達が笑いながら死んでいくので ハッピーエンドでしょう。 死んでもお前と俺は離れないぜ!ずっと一緒さ! 固い絆の男同士の約束です。 この感じがたまらなく萌えちゃいます。 血だらけで死んでいくのも映画のようで良かったです。 納得できる仕上がりになっています。 私は死ネタが好きなジャン…
雀影
この小冊子の中では「優しい悪魔が同居人」だけが既読です。 普段はウサギのようにビクビク、オドオドしている超ネガティブな宇佐見が職も家もなくしてやけ酒飲んで大暴れ、それを、何だか強面な、もしかしたらヤのつく稼業の幹部?みたいな男に拾われて、、、 っていうのが本編。 この小冊子は、駿河の職業がわかったあとのお話。 せっかく気持ちよくデート気分で、二人で外でお酒を飲んでいたのに、24時間…
節約生活だった。 ツマシイ結婚生活みたいなトコロが なんだかかわいいかったです。 受けおっさん。 このおっさんが実にいい!! 最初から何もかもダメだとあきらめきっていて ホンマダメおっさん。 これは 車に落ちていたらひらってしまいます。 母性本能くすぐりまくり。 おっさんをひらったのが 攻めで美形のイカサマディーラー。 でも 質素倹約しているお母さんです。 このカップル両方憎め…
綺月陣 高緒拾
恥美の傑作。名作。 神。 綺月陣先生の代表作です。 これ以上の恥美本は今は探しても見当たらないです。 淫靡で殺伐。 淫乱で無垢。 売春島で出会ってしまった美しい男娼は 売春でしか生きる道が無い15歳の少年だった。 社会的地位も良識もこの少年には関係が無かった。 ただただ自分の身体で相手を喜ばす事が少年の仕事であったから。 快楽にのめり込み 人生さえも捧げてしまった男。 どこま…
おおみそか
仁義ってこのヤクザにこそ当てはまるんじゃ・・と思わされるほど、包容力のある男前なヤクザ・龍一郎×生きることに一生懸命な美人・竜城の二人のお話です。 ヤクザものっていうのはBL界隈でも一つのジャンルとして確立してますよね。 ヤクザ攻めスキーとしては色々読んできたつもりなんですが、ここまでヤクザの雰囲気を上手く表現出来る作者さんってBL界広といえど、中々いなんじゃなかろうか・・・と思います。 …
アリスクレヨン
好き嫌いが、別れる作品だと思います。 なんたって暗い、重い。読んでいて、ストーリーもさることながら、行間から漂う退廃的で濃密な空気に、息苦しくなりました。 その感覚は、山藍先生や木原音瀬先生(FRAGILEなど)の作品など、確かな筆力の作家さんの作品でしか味わえないものだったので、私としては神評価をつけます。 初めて読んだ、綺月先生の作品だったのですが、一気にファンになりました。 さわ…
綺月陣 青海信濃
いや~…びっくりしました。。 何にって・・・今まで結構な数のBL作品読んできたつもりでしたが、ここまで突き抜けてるというか、完全にイッてしまっているというか、あらゆる意味で度肝を抜いてくれた作品は初めて。 攻めさまの愛情表現(受けさまの身体から出たものなんでも喜んで食べちゃいます)や、受けさまの思考回路が、すでに私の理解の範囲を軽々突き抜けてます。が、あまりにも軽々突き抜けすぎて逆に読…