綺月陣さんのレビュー一覧

龍と竜~啓蟄~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

次郎さん…

まさかこれが最終巻になろうとは? ううっ、せっかく次郎さんと颯太が結ばれてラブラブな場面が読めると思っていたのに、思ったより2人の仲はラブラブではなかったみたい。 颯太が怒るのも無理はない。 でも宝物なら、大事すぎるなら、相手の事をもっと愛でてやれよぅ…。 他の人間を抱くくらいなら颯太を抱いてやれよぅ…。と思ってしまった。 前作で凄く男らしい次郎さんを見ていたのにこのヘタレさは何なんだーっ! 先生…

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龍と竜 ~虹の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

えっ!

まさかこの展開は予想していなかったぞ。 18歳になったら次郎と結ばれることを信じて成長してきた颯太ですが、やはり相手は次郎さん。 浮気現場をとうとう見てしまったんですよね…。 子供の言う好き好きだけの世界とは違い一応ヤクザですから、体の関係が取引に使われることだって有るわけで。 そんなこと颯太に話しても理解できないだろうし。 でもねショックだったのは解るけど、次郎さん以外に初めての身体を開いてどう…

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龍と竜~銀の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

うっ…どうしよう

ヤバイ!!!!! なんだか今回の次郎さんがカッコよく見えてきた(驚) メインは表紙の通り次郎さんと颯太。 颯太13歳に成長しています。 前作までの颯太を見てるとリューリューだったはずが、なぜかジロちゃん?!  前回からの成長途中が書かれてないので解りませんが、颯太にとっての欲しい愛情を次郎さんは無意識に与えてあげたんだと思う。 その愛情を守ろうといつしか特別な感情になってもおかしくないしね。 子供…

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龍と竜~白露~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

また凄いキャラが

前作で家族になった3人ですが、今回はそれに追加してまたアクの強そうな人物が登場しましたよ。 前にも少し登場してた龍の義兄弟・次郎。 もうね、なんていうか龍の時はまだカッコいい(外見)って言葉を使っても誰からも文句は出ないと思うの。 だけどこの次郎さんは、ね…(笑)  前半のお話ではヤクザということでの出来事が2人の溝を深めていきます。 というか竜の方が1人グルグルとして龍を選んだ割に覚悟がまだ足り…

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龍と竜 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

人情ヤクザ

それぞれに必要なものをお互いに求めて満たされて。  ヤクザものということで勿論すんなりといくわけもなくカタギの竜からすれば、やっぱりヤクザのせいでという事件も起きて感情が爆発します。 でもそれを最終的に包み込んでしまえるくらい懐の大きな人間の龍一郎です(そしてその組の人間も)。 昔気質と言うか義理人情のヤクザって感じで、最近よく読む見た目もカッコ良くてスマートな雰囲気のヤクザとはまた一味違い惹かれ…

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ブライダル・パニック! 小説

綺月陣  氷栗優 

笑いあり涙ありのビビビ婚

綺月さんは”梔子島”のシリアス、ほの暗く重いイメージがあったので、180度違う底抜けに明るいコミカルな今作に、いったいどんだけ振り幅あるのとびっくり。

そして、ひじょーに面白かったです。さすが、ベースの文章力・構成力の高さあっての、笑いでした。
神にしようかと思ったけど、シリアスにとっておきたいので迷いましたが萌え2です。

レポーターを夢見る駆け出しアナウンサー、月岡。仕事に困り、意…

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いつも隣に俺がいた 小説

綺月陣  周防佑未 

ネタバレしてます

好きなシリーズで良く読み返していたのですがこの刊は痛かったですね
この話の何に一番しこりを感じているか,それは真崎のキャラのぶれです
最終巻の最後でいきなりの子作りエピソードがあまりに過去の言動から乖離しすぎているように思えてなりません
しかもその時の真崎の気持ちは一切語られずイメージは地に落ちたままさらっと完結(これじゃシリーズの全てが嘘くさくなってしまいます)
こういう自分本位な一面も…

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いつも隣に俺がいた 小説

綺月陣  周防佑未 

えっ?どういうこと?

いやはや、もうがっかりの結末でした。
「いつもそこには愛がある」までが面白かっただけに
最後の最後で「えっ!?」という感じでした。
のっけから変な当て馬が出てくるし、話の展開もいきなりだし
あれはいらないでしょう。
むしろ倫章がゲイのうわさで仕事を干された辺りを
もっと描いて欲しかったです…、真崎が帰国してあっという間に
解決しちゃうしすっごい軽くてご都合主義だな、って思っちゃいまし…

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いつも隣に俺がいた 小説

綺月陣  周防佑未 

なんだろうこの後味の悪さ

とうとうこのシリーズも終了になってしまいました。 4冊目は学生時代なので興味が無く流し読みで終了しましたが、こちらは2人の結末なのでしっかりと読ませていただきました。 「倫章、お前さえいれば、俺は他に、なにもいらない」 本当に上辺だけのチープなセリフになってしまいましたね。 しょっぱなから真崎の失敗(他の男を抱いた)に腹を立てムカつき、倫章の方もそれで許すのかと納得はしないまま読み進めていきました…

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いつもそこには愛がある 小説

綺月陣  周防佑未 

鈍感受けに惚れた不憫な攻めの始まりの物語?

シリーズの別の本は読んでいないのですが、高校生同士の執着攻めの馴れ初めが読みたいと思って、購入してしまいました。
シリーズ未読のため、あまり参考にならないかもしれませんが。。
受けの鈍感さと魔性っぷりに攻めが振り回されて、強引にもなりきれないヘタレっぷりが面白かったです。
ここから始まって社会人に至るまでセフレ関係が続いていくんですね。。
無自覚受けは好きですが、あまりにも鈍感過ぎるのも攻…

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