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綺月陣 小山田あみ
わきの
ネタバレ
タイトルに『スレイブ(奴隷)』がついて不穏な感じですが、すっごく面白かったー! 表紙には3人。この中の2人が1人をスレイブにするのかと思ったんだけど、真ん中の大悟(攻め)は終盤巻き込まれるだけです。 スレイブにされるのは左の理久(受け)。 理久をスレイブにするのは右のトーマです。 理久の私生活トラブルをトーマが解決してくれ、その報酬を理久の体で払わされる事になるんだけど、トーマが悪徳弁…
綺月陣 亜樹良のりかず
幸成
久々に胃がムカムカするのが来たよ! そうだよね龍竜シリーズでもあるけど獣シリーズでもあったんだよ、この本は… 前回の続きで、最初っからぶっ飛ばしてますよ。男の方は当然助からないとは思ってましたが、女の方もねぇ。馬鹿な娘だ。 でも今回なにより嬉しかったのは、じろちゃんと颯太のシーンが久々に読めたこと! 廉や竜たちのラブラブシーンはあるのに、なんでじろちゃんたちのはないんだようっ!と、ずっと焦らされて…
霧笛丸
「龍と竜」の颯太と、「獣」シリーズの廉が中心となって、新章開始!的な一冊です。 そして休筆されていた綺月先生の復帰作となるのですね。私は昨年に先生を知ったもので、休筆と復帰をほぼ同時に知りましたが、待ち望まれたファンの方々は感慨もひとしおだったことでしょう。 本作の内容をサクッとまとめますと、大学生になった颯太と、関西の雄の廉が東京で出会い、互いに何者かも分からずに友達になります。それから、…
マキヲ
私にしては珍しく…おそらく初めて、CDを先に聴いてから原作を読みました。 主人公は20歳の青年・竜城。やや複雑な家族事情により、年の離れた弟・颯太と二人で慎ましく暮している頑張り屋さんです。バイトをしているカフェの客であるヤクザ・石神に何故か気に入られて、自宅であるボロアパートで颯太と三人、家族ごっこのような時間を過ごす間柄になります。夜のバイト先であるホストクラブでも何かとサポートしてくれ…
未読のまま2年ほど積んでいたこの本。何か甘辛いものが読みたいと思い取り出しまして、ハマりました。綺月先生の作品は昨年に「獣」シリーズは読んでいて(神評価で大好きです)、これも相当ハードなのだろうかと思いましたが、甘辛mixのとても面白いものでした。 続きの「白露」まで二冊持ってましたが、ラストまで一気にポチってしまいましたよ。 えーと、有名シリーズなのでご存知の方も多いでしょうが、ヤクザと一…
綺月陣 AZ Pt.(AZ Pt )
ふばば
表紙の雰囲気と粗筋そしてタイトルから、犯罪、執着、病みとかそういう内容かと思い込んで読み始めましたが、違いました。 表紙の金髪の男が、うつむいている方の中年男を救う、自分も重い十字架を背負いながら、まるで天使のように自業自得で全てを失って自殺しようとした男を再生させ、自分もまた、という物語です。 「犯罪」という意味では確かに2人が行うイカサマカジノや、攻め三沢の過去の犯罪などありますが、物語は…
綺月陣 yoco
hig
「胸糞悪いBLが読みたい」という質問に対しておすすめしていただいた小説です。 とにかく主人公の廻音(受)がひたすら健気ですね。前半攻めの真士も照れ隠しはありながらも廻音のことが大切なのだと見ていて恥ずかしくなるほどに伝わってきます。 序盤はひたすらに廻音と真士の愛し合うさまが描かれているのですが、これが生きてくるのが他の方も書かれている廻音がコールドスリープにより眠りにつき、目覚めたあとで…
綺月陣 周防佑未
もう、なんなんだろうねこの2人(真崎と頼子)は… 前作の書き下ろしで少しだけ登場してた、真崎の実子2人ができた経緯で1冊の本になってますが…。 もうね、この女(頼子)には呆れる。 子どもを作った理由はすべてこの女の自己中であり自己満足にしか思えない。 1000000歩くらい譲って、子どもを作った理由に納得したとしよう。だけど相手は別にこの女でなければならないわけではなく、倫章、いや真崎の全く知ら…
muccu
前半は上巻からの続きの黒崎兄弟の話しで、後半は圭介と彰の北海道診療所での話しでした。 上巻同様に異常な執着愛のオンパレードでした。 現実的でない内容もかなりあるのでが、ついつい引き込まれてしまう作品です。 読み終わったあとにため息が出ます(苦笑) 家族を失うことを恐れ、和己との遺伝子を残すことに虜になった結城。 圭介の愛が途切れてしまうことを恐れながら、でも男として愛されたい、 …
・外科医で同期の彰と圭介 ・医師の黒崎結城と弟の和己 の2組のカプの話でした。 上巻は彰と圭介の話がメインで、黒崎兄弟の話は下巻につづきます。 2つの話はリンクしていて、外科医の安藤が両方の話にキーパーソンとして登場しています。 この安藤がすごくいいキャラです。 どちらの話も深すぎる愛情が、異常な行動に突き進んでしまっています。 この話を書いた綺月さんがすごい。 引き込まれ…