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14/36(合計:354件)
綺月陣 小山田あみ
fandesu
ネタバレ
『スレイブ・ゲーム』からぶっ続けで読み始めた本作。 夢中になりました。 そして、泣いたよ。久しぶりに。 前作で弱気な理久をペテンにかけた性悪弁護士、トーマ(藤間だからトーマね)が主人公です。 『どうして彼があれほど拗くれたオネェになっちゃったか』が書かれているのですが…… これがとっても面白かった! いや、面白かったっていうか、非常に苦しいお話でもあったんですけれど。 若かり…
最初に大声で主張したいのは「こっち1冊で辞めちゃダメ!」ということ。 関連作品の『トリッキー・ゲーム』と2冊併せて手元に置いてから読み始めることをお薦めします。 全然印象が変わるから。いやホント。 実は私、かなりイライラしたんですよ、読んでいて。 だって理久って、あまりにも『断れない人』なんですもの。 友人と思っていた女性と『断れなくて』恋人になる。 その人と『断れなくて』婚約する…
綺月陣 AZ Pt.(AZ Pt )
まぎぃ
この作者さんの作品は好きなのですが、これはちょっと無理でした。 人類の冷凍保存を研究する研究所が舞台。シャイだが優秀な日本人青年、真士と、被験体になることを決められたカイネの恋。 二十歳になった時、カイネは冷凍され、悲劇の別れとなる。そこまでは良かったが、カイネが復活した時、世界は核戦争後で、生き残ったのは悪党集団のみ。陵辱されるのはまだしも、カニバリズムや、一見優しい元研究者の矛盾などが…
綺月陣 青海信濃
月に一度、自分を買ってくれる「部長」さん。高校生のユウは、秘密クラブで体を売る”バイト”をしている。現代では許されないような設定も、当時はOKだったのかな?1999年と古い作品のようです。 やはり綺月さんは文章力が高くよみやすいです。そんな”バイト”をしている高校生だから、心もすさみそうなものの、ユウはなれたふりをして純情で、「部長」さんと会うのを楽しみにしている。 一方、デパート勤務の課…
綺月陣 茶屋町勝呂
chikichikibonbon
ー神様、無垢な禁忌を裁くのですかー 圭介×彰、結城×和巳、各カプの完結話2編が収録されている。 背徳の生誕に取り憑かれた男たちの悲哀を描いた傑作。 読後感が色んな意味で凄い! 上巻よりずっとダークでヘヴィーで痛いので元気な時に読むことをオススメします。 「背徳のマリア-後編」イマージュクラブ1996年11月号初出 研究の末、実弟・和巳との間に胎児を誕生させた結城は 本人に知ら…
ー狂おしいほどに響く君の呼び声ー T大医学部付属病院の外科医たちの 悲哀と狂気に満ちた愛のかたちを描く衝撃の医療サスペンス。 上巻には3編収録。 受・佐伯彰 T大医学部付属病院長の一人息子。 眉目秀麗、気が強くて一途な青年。 自身の結構披露宴で圭介がくれた言葉 「女だったら絶対に女房にしようと思った」により 自死ではなく男である自身を抹殺することを選択するが、 その過程…
綺月陣 亜樹良のりかず
「あまりにも強烈」というご評判から「いつかは読まねばならんだろう」と思っていた今作。 折角なので新年に挑戦いたしました。 「凄すぎ」というレビューを沢山読んで覚悟がついていた所為か、衝撃で読めなくなったり、具合が悪くなったりすることはなかったです。 これからこのお話に挑戦する方は、これまでレビューを書いてくださった姐さま方に感謝しつつ、この方法をお試しいただくことをお勧めします。 この…
綺月陣 周防佑未
さぼ
電子書籍版を購入。 シリーズをすべて読んでの感想です。 今までは「神」よりの「萌×2」でしたが、最終巻のみ「趣味じゃない」という評価をつけさせてもらいました。 レビューする気はなかったのですが、あまりの酷さに思わず、叫ばずにはいられなかった。 真崎のバカ野郎! あんた、大バカ野郎だよ!! 最終巻、読まなければよかった!!!!! 私の時間と金を返せ! ふぅ、思いっきり吐き出し…
綺月陣 椎名ミドリ
ぬ~ん
ソムリエより。綺月さん初読みです。 健気な片思いが報われるお話は大好きなのでワクワクしながら読み始めましたが… 碧の献身っぷりは素晴らしいけれど遼平の鈍感さには閉口。微笑ましいというよりムカつくほどの鈍さ。 あと、遼平に彼女がいるのを知ったあとの碧が情緒不安定過ぎて読んでいて疲れました。遼平ってそんなに心を乱されるほどいい男? テディの存在も都合が良すぎてなんだかな~という印象。 …
ラムレーズン
東西戦争の終結です。 とうとうこれでラストなのかと思うと本当に感慨深い作品でした。 この最終本に限っては「獣シリーズ」を読んでいた方が登場キャラの強い絆とか愛情とかが、より分かりやすく楽しめるのではないのかな?と思いました。 「あああああ九堂ぉーーーーーー」とか「うぉーーー!颯太ぁーーー」とか「よーへええええ」とか「敦っ!!!!!マジかよっ!」とか、読みながら何度も脳内絶叫できたのも多分獣シ…