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14/35(合計:350件)
綺月陣 茶屋町勝呂
chikichikibonbon
ネタバレ
ー神様、無垢な禁忌を裁くのですかー 圭介×彰、結城×和巳、各カプの完結話2編が収録されている。 背徳の生誕に取り憑かれた男たちの悲哀を描いた傑作。 読後感が色んな意味で凄い! 上巻よりずっとダークでヘヴィーで痛いので元気な時に読むことをオススメします。 「背徳のマリア-後編」イマージュクラブ1996年11月号初出 研究の末、実弟・和巳との間に胎児を誕生させた結城は 本人に知ら…
ー狂おしいほどに響く君の呼び声ー T大医学部付属病院の外科医たちの 悲哀と狂気に満ちた愛のかたちを描く衝撃の医療サスペンス。 上巻には3編収録。 受・佐伯彰 T大医学部付属病院長の一人息子。 眉目秀麗、気が強くて一途な青年。 自身の結構披露宴で圭介がくれた言葉 「女だったら絶対に女房にしようと思った」により 自死ではなく男である自身を抹殺することを選択するが、 その過程…
綺月陣 亜樹良のりかず
fandesu
「あまりにも強烈」というご評判から「いつかは読まねばならんだろう」と思っていた今作。 折角なので新年に挑戦いたしました。 「凄すぎ」というレビューを沢山読んで覚悟がついていた所為か、衝撃で読めなくなったり、具合が悪くなったりすることはなかったです。 これからこのお話に挑戦する方は、これまでレビューを書いてくださった姐さま方に感謝しつつ、この方法をお試しいただくことをお勧めします。 この…
綺月陣 周防佑未
さぼ
電子書籍版を購入。 シリーズをすべて読んでの感想です。 今までは「神」よりの「萌×2」でしたが、最終巻のみ「趣味じゃない」という評価をつけさせてもらいました。 レビューする気はなかったのですが、あまりの酷さに思わず、叫ばずにはいられなかった。 真崎のバカ野郎! あんた、大バカ野郎だよ!! 最終巻、読まなければよかった!!!!! 私の時間と金を返せ! ふぅ、思いっきり吐き出し…
綺月陣 椎名ミドリ
ぬ~ん
ソムリエより。綺月さん初読みです。 健気な片思いが報われるお話は大好きなのでワクワクしながら読み始めましたが… 碧の献身っぷりは素晴らしいけれど遼平の鈍感さには閉口。微笑ましいというよりムカつくほどの鈍さ。 あと、遼平に彼女がいるのを知ったあとの碧が情緒不安定過ぎて読んでいて疲れました。遼平ってそんなに心を乱されるほどいい男? テディの存在も都合が良すぎてなんだかな~という印象。 …
ラムレーズン
東西戦争の終結です。 とうとうこれでラストなのかと思うと本当に感慨深い作品でした。 この最終本に限っては「獣シリーズ」を読んでいた方が登場キャラの強い絆とか愛情とかが、より分かりやすく楽しめるのではないのかな?と思いました。 「あああああ九堂ぉーーーーーー」とか「うぉーーー!颯太ぁーーー」とか「よーへええええ」とか「敦っ!!!!!マジかよっ!」とか、読みながら何度も脳内絶叫できたのも多分獣シ…
綺月陣 小山田あみ
ふばば
「スレイブ・ゲーム」のスピンオフ作。 「スレイブ〜」でも大きな存在感だったイケメン変態オネエ弁護士・トーマが主人公です。 トーマこと藤間浩一が、まだ大学生の「高森浩一」だった頃… そう、本作は真面目な模範生・高森浩一の初恋と、そのこじれ、そこからくる精神の流浪と遂に力強い「変態オネエ」のトーマとなるまで、そしてこれから、の物語です。 浩一の恋焦がれる相手は、大学教授の斑鳩庵(いかるが …
子リスちゃんみたいに可愛い系の理久が、高校生時代の憧れの人でバスケ部のエース・大悟に会いたい、この店で会えるかも…と2丁目のメンズ・バーに足を踏み入れる… そんな始まりと、小山田あみ大先生の超絶カッコいいオトコたちのイラストに、ワクワク、わくわく。 …と読み出したはいいが……うーーんnnn… 理久のぐっちゃらぐっちゃらしたモジモジの性格、なーんにも自分で決められず、ずるずるズルズル流される。…
純粋な感想として「懐かしい!」の一言に尽きます。 2編とも21世紀前に書かれたものだと思うのですが、男性同士の恋愛が決して結ばれないもであった時代があったんだということを感じますね。 表題作なんて思いっきり不倫ものですもの。 今だったら「恋に落ちてしまっても、妻と別れる前に関係しちゃダメっ!」という、別の倫理が先立つのでしょうけれど「当時は男性同士の恋愛自体が禁忌のものだったんだよねぇ。同性…
みちみち
新しい作家さんを開拓したくて電子書籍を見ていたら、ちょうどキャンペーン中だったので、全く前評判なしで読んでしまったのですが、うっっ、すごい。しっかりとした重装備なしで、うっかり手を出しちゃいけない本でした。 極道は好きなテーマなのでよく好んで読むし、凌辱とかSMプレイなどの痛々しいものも、身体欠損などのグロいものも、わりと耐性がある方だと思いますが、それでもここまで激しい作品には出会ったこと…