綺月陣さんのレビュー一覧

トリッキー・ゲーム 小説

綺月陣  小山田あみ 

読み応え抜群!でも、好みはわかれそう

他の方もおっしゃってますが…めちゃめちゃ濃ゆいお話です!トーマがどうしてこんな複雑でこじらせた変態になったかがよく分かる。
読み応え抜群な作品です!
(さらっと読める話ではない)

片思いしてる可愛いトーマ、入りが可愛かったのに
だんだん、ん?あれ?って転がり落ちて、気がつけば
綺月ワールドにどっぷりですよ。私はハマりました。

自分の壁を壊してくれて、認めて、支え合ったチハルママ…

8

トリッキー・ゲーム 小説

綺月陣  小山田あみ 

変態オネエ弁護士、トーマの真実

こちら「スレイブ・ゲーム」のスピンオフで、前作では準主役であった変態弁護士・トーマが主役になります。
前作が未読でも読めるように書かれていましたが、そちらもとても面白いので、気になった方はレビューでチェックして下さい。
私もレビューが無かったら、前作をスルーしちゃってました。
今さらですが、素敵なレビューありがとうございます(*´▽`*)

で、面白かった! めっちゃ面白かった!!
よ…

8

東の満月、西の新月 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

共存できればいいのにな。

和気あいあいから始まった今巻。 勿論それだけでは終わりませんけどね。 東と西のこれからですよ。 双方の思惑がいろいろと出てきてますが、やはり西の方が息まいてるような気がします。廉がというよりその上が。 所詮、廉たちも今のところ大きい組織の傘下ですからね。 何でもかんでも自分勝手にはできないようで。でも廉のこれからの思いが進めばいんだけど。 潰しあいよりも共存。 頭脳の東に武闘の西。 いい関係になり…

4

龍と竜~銀の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

颯太の成長

~銀の鱗~
颯太が13歳になってます。思春期ということですが今までのお話からは予想外に母親のトラウマを引きずり大人の顔色をうかがったり、龍と竜城へ疎外感を感じたり、育ててくれた竜城へ引け目を感じています。
あんなに愛されて育ったのになぜ?

美少年に育ち魔性の少年に。そのせいか先生や同級生からも狙われます。

龍と竜城の現場を見てしまってからはますます疎外感を深め次郎の家に入り浸り、次…

0

龍と竜~白露~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

極妻へ

今回は極道という存在と生き方とそれに関わる影響がずっと書かれてましたね。

エッチの度に颯太が現れます。焦る竜城とニヤニヤの龍。もはやお約束?

今回も色々ありました。でも最終的に竜城が極妻の覚悟を決めるのと龍を愛し抜く決意や、三人で家族なんだっていう確信のお話になるのかな。

長かったのですが私は短編の龍の宝玉にすべてもってかれました。
まず次郎。竜城には辛辣で値踏みするような目で…

1

龍と竜 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

龍がいいですね!

龍がいいですね!とても魅力的です。エコヤクザだし。
颯太も可愛くていじらしくてたまりません。

極道ものですがその部分はそんなに強調されていません。
必死に働いて颯太を育てる竜城とバイト先のカフェ の常連客でさらにもうひとつのバイト先のホストクラブの経営母体の暴力団幹部の龍が必然に出会います。
家族のようなほのぼのした時間はこちらにとってもとても癒しでした。三人とも幸せそうで温かい気持ち…

2

真夜中の標的 小説

綺月陣  周防佑未 

一人称堪能☆

初出は二十年前になるそうで、昨年秋に発売されたこちらは新装版になります。
カップリングは「不遜な強行犯係」刑事の神崎史郎と、「クールで淫らなカリスマ男娼」天野那月です。(「」内は帯より引っ張ってきました)
高校生でいて、お金も地位もあるオジサンたちを手玉に取る、那月の一人称で書かれているわけでして、面白かったです。
一冊の構成は、表題作の「真夜中の標的」から、商業未発表の「my favori…

4

梔子島に罪は咲く 小説

綺月陣  高緒拾 

失◯園ではございません。

ちるちるの「腐女子・不朽の名作20選エロエロ編20選」に選出されていて以前から興味はあったのです。

ただこういう島が実存するとオッチャン御用達の週刊誌にもあったし(何を見て、そして何を記憶に留めてるんだ私)、そうそうオッチャン達をトリコにした失◯園あたりのエンディングでしょ?

ふふふ、BL1500読破のアタシにゃ(オッチャン御用達週刊誌もカバーしてまっせ)御見通しさ、あー、でもやっぱり…

2

銀の不死鳥 小説

綺月陣  yoco 

「問題作」に相応しい1冊

「銀の不死鳥」 綺月陣先生 読了

あまりオススメできないのですが、こういう救いのない作品は大の好物でございます。衝撃すぎて感想が出てこないですが、もう、神!としか言えないです。オススメしてくださったフォロワーさん、本当にありがとうございました。こんな作品探してました!(涙)

展開の読めない作品が大好きだし、何よりBLのハッピーエンドという「お約束」が保証されてないのもすごくお気に入りで…

6

いつも隣に俺がいた 小説

綺月陣  周防佑未 

これが蛇足というものなのですね…

久しぶりに嵌れる作品に出合って既刊本を全て読破したのです。
えぇ、大好きなシリーズなのですよ。

ですが!
最終巻だけが!この巻だけが!いただけませんでしたよ…

真崎が意識のない状態だったとはいえニコルと最後までしてしまったことに驚き
その後、ホテルだけでなく真崎の部屋でキスしたことに驚愕し、
子供を2人も作っていたことに落胆し、真崎が死んでしまうかのようなラストに呆然としました…

大好きなシ…

7
PAGE TOP