洸さんのレビュー一覧

ろくでなし刑事のセラピスト 小説

  新藤まゆり 

積極的でポジティブな受けに好感がもてます。

いつも少し温度が低めの洸さんの作品ですが、今回はトラウマ持ちのちょっと熱血入った刑事が出ている大人の話になりました。
一方の精神科医がゲイという設定もあり、すんなりと入れて、推理仕立てもあり、とても読みやすくてグイグイいけちゃいました(←酒か!?)

フィラデルフィア市警の殺人課刑事・アダムはとても優秀な刑事なんですが、犯人検挙の際に行きすぎた暴行を奮ってしまった為に謹慎処分に。
現場復帰…

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密やかな欲望 小説

  亜樹良のりかず 

及第点な感じのリーマンもの。

ふたりとも美形だけど
攻めは男らしくて、受けは綺麗系の美形。
性的アピールが違うからこそ相手に惹かれる。

リーマンもので、受けがゲイ設定なので
恋心を抱くまでの過程はひじょうに入りやすかったです。

亜樹良のりかずさんの描くリーマンCPは
どちらもきちんと大人でしっかりとした骨組みv
ただ、思った以上にシナリオの受けが女々しいのOTZ
頭良さそうで、ちょっと天然で女みたいな感…

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理不尽な熱情 小説

  小山田あみ 

文句なくカッコイイ

瞳の中に炎を宿した、海賊のような男・朝倉。
もう、これだけでもカッコイイ。

お話は、そんな朝倉に取材のため近づいたルポライター矢上は、実は自分の両親の死の真相が知りたくて、、、
という物。
事件物なので、ネタバレしたら面白くないけど、
矢上の両親と、朝倉の父の死の裏には、実は隠された真実があったのだ。

この本、サスペンスとラブとエロがバランスよくこってり盛られて、実にBLらしく…

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残酷な指が狂わせる 小説

  山田シロ 

敬語ブーム・・・

洸さんの作品は読むのが初めてでしたが、山田シロさんのイラストと直感で買ってみましたが・・・正解でしたね(●^o^●)

高校時代、バレー部で一緒だった南(受け)と後輩の神崎(攻め)は付き合うことに。
そのころは自分を一番に考えてくれる神崎の気持ちに応えきることができず、別れてしまう。

それから数年後、偶然にも仕事の関係で再会。
だがそこにいたのは以前の優しく愛してくれた神崎ではなかっ…

1

恋―La saison d’amour 小説

  梨とりこ 

自信のない大人って

春夏秋冬、4章からなるこのお話。四季を追うごとに、だんだんと二人の絆が深まっていくのがよくわかります。しかも、若月もどんどん和泉にメロメロに。

大人なふたりなんだけど、和泉ってば今まで自分から告白したことがなくて。かといって、経験がないわけでもなく、強く迫られ流されるように抱かれたことしかないという、なんとも未熟な恋愛(とは言わないなぁ)経験しかないんです。
それがいろいろとせっぱ詰まって…

1

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

坂道を転がるように

誤解から好きな相手と競うことになり、友情を育み、好きだからせめて友でいたい、、と思っていたのに、ヤッてしまった。
そんなのダメに決まってんじゃーん!!でも、好きなんだもん拒めない、拒みたくない。
ワカるよ~(泣)
で、セフレ状態。終わった後に後悔するんだよね。
誤解が誤解を呼んで、坂道を転がるように望まない方へ転がっていく。
あちゃ~、すっごい分かる。ダメな時って、とことんダメ。
なん…

3

理不尽な熱情 小説

  小山田あみ 

スリル・ショック・サスペンス > ラブ

攻・浅倉誠吾(30) 浅倉コーポレーション専務
受・矢上達之(24) ルポライター

中学2年の夏、矢上の両親が焼死しました。
矢上の父親が、妻と取引先の社長・浅倉との不倫を知って二人を刺し殺し、自ら焼身自殺をしたという結末におさまった事件でした。

アメリカ在住の伯父に引き取られて10年後。
事件に疑問を持ち続けていた矢上は、浅倉の息子に取材をする機会を得て帰国します。

青年…

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冷たい抱擁 小説

  亜樹良のりかず 

攻めの描写がもうひとつ

ある日雑踏の写真撮影を行っていた省吾は、カメラに偶然映った男に一目惚れ。ひょんなことからその男の名前と勤め先を知った省吾は、身体だけの関係を結ぶ。池上の心が自分にないことは知りつつも省吾はそんな関係をやめられない。そんな折何者かにに襲われて怪我した省吾は治るまでという条件で池上の家に居候することになるが・・・。
うーん、ちょっと始まりが強引すぎて最後まで話に乗り切れなかったです。偶然に偶然を重ね…

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囚われの脅迫者 小説

  DUO BRAND. 

強がり過ぎる受け

大物芸能人の浮気スクープの調査をしていた雑誌記者の日高隆一は、調査中に偶然にも大学の同級生の甲斐芳弘に出くわします。甲斐は弁護士となっていて依頼人である武田晴人の家を訪れたところだったのですが、甲斐を引き止めたい日高は独占取材を条件に晴人の無実を晴らすべく協力を申し出ます。さらに甲斐の晴人への想いに気付いた日高はそれをネタに甲斐にセックスを強要するのですが・・・。
甲斐を引き止めたくて遊び人を必…

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好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

誤解が誤解を呼ぶ

攻・八木洋一郎
受・香月涼

2人とも24歳ぐらいかな。
同期入社のサラリーマン。
ともに営業成績優秀でライバル関係。

入社直後にゲイクラブで友人(カワイイ系)と飲んでいた香月は、同期入社の八木を店内に発見する。
八木も香月に気付いて近寄ってくるが、よりにもよって香月の友人を「好みのタイプ」といい、香月の恋人だと誤解。

否定する隙もないまま、気付けば、
「香月もカワイイ系…

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