洸さんのレビュー一覧

恋罪の傷痕 小説

  あじみね朔生 

きっといつかカカァ天下

この作品の攻め様の口数の少ない事と言ったら!
”男は黙って、、”なんてもんじゃなく、ハンパなくしゃべらない。
おかげで、受けさまがよく動くこと、動くこと。
本当に、恋に突っ走って、あれやこれやする乙女のような(ちょっと違うけど)体当たりする受け様になっておりましたww
若者でもないのに、こんなに突き進む受け様というのは、結構珍しい存在かもしれませんね。

弁護士の椎奈は、お気に入りにし…

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記者と番犬 小説

  佐々木久美子 

一途さが可愛くてツボなのです

今回は受様の幼馴染でフリーランスのカメラマンと
時事的なネタを得意とする週刊誌ライターの再会ラブです。

受様が偶然再会した幼馴染の攻様と恋人になるまでと
出会いから一年後のラブラブ後日談。

受様は総合週刊誌の記者をしています。

担当は特集記事で
オリンピックから日曜大工のやり方に至るまで
広範囲の企画を扱う頁で
企画によって時間がかかるモノも有る為
数名で担当していま…

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ブラザーコンプレックス 小説

  紺野けい子 

話せば全て解決するのに

親の再婚で兄弟になった二人のお話です。
会話が多いので、サクサクッと読み終わってしまいましたが、なんだかただそれだけのお話だった気がします。

4つ離れた義兄・悠生を大変慕っていた義弟・海斗。
突然行方不明になってしまった兄に再会したのはホストクラブで・・・

優しくて頭が良くて自慢の兄だった悠生が、なぜ大学を辞めてまでホストになったのか、
大事な人(海斗のこと)を傷つけないために家…

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ブラザーコンプレックス 小説

  紺野けい子 

お兄ちゃんの愛がよくわからない

父・母共に違う兄弟の禁忌モノです。
紺野けい子さんのイラストが魅力的なんですが、その内容は禁忌モノというとものすごーくドロドロしたものに馴染みが深いだけに、これは割合あっさり、どちらかというと、”近所のお兄ちゃんを慕うワンコな子供”的ストーリーで、そういう意味での期待をあっさり裏切られる内容でした。

お互い子連れで再婚した両親によって兄弟になった悠生と4歳年下の海斗。
人見知りの激しい海…

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ろくでなし刑事のセラピスト 小説

  新藤まゆり 

複雑に絡まる公私の果てに

今回は連続殺人事件を負う市警殺人課の熱血刑事と
カウンセリングを担当するクールな精神科医のお話です。

二人の出会いから惹かれあうまでに
二人のトラウマと連続殺人の捜査を絡めて進展。

攻様は
フィラデルフェア市警察殺人課の刑事で
今彼が担当しているのは
独身の女性ばかりが殴られた末に
殺されているという連続殺人事件です。

対する受様は
市警署内の精神的な健康促進のため…

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ろくでなし刑事のセラピスト 小説

  新藤まゆり 

気軽に読めて楽しめます

神評価にしてもいいかなと思ったのですが、もっと膨らませることも可能かなと思ったので、萌どまりにさせていただきました。

過剰な捜査で容疑者にケガさせてしまった刑事のアダムは、職場復帰の条件として精神科医のカウンセリングを受けることに。
そこにいたのは想像していたよりも若くてセクシーな医師・シンでした。
離婚したばかりでそのダメージが意外と大きかったアダムと、過去の辛い出来事を引きずったまま…

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ろくでなし刑事のセラピスト 小説

  新藤まゆり 

積極的でポジティブな受けに好感がもてます。

いつも少し温度が低めの洸さんの作品ですが、今回はトラウマ持ちのちょっと熱血入った刑事が出ている大人の話になりました。
一方の精神科医がゲイという設定もあり、すんなりと入れて、推理仕立てもあり、とても読みやすくてグイグイいけちゃいました(←酒か!?)

フィラデルフィア市警の殺人課刑事・アダムはとても優秀な刑事なんですが、犯人検挙の際に行きすぎた暴行を奮ってしまった為に謹慎処分に。
現場復帰…

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密やかな欲望 小説

  亜樹良のりかず 

及第点な感じのリーマンもの。

ふたりとも美形だけど
攻めは男らしくて、受けは綺麗系の美形。
性的アピールが違うからこそ相手に惹かれる。

リーマンもので、受けがゲイ設定なので
恋心を抱くまでの過程はひじょうに入りやすかったです。

亜樹良のりかずさんの描くリーマンCPは
どちらもきちんと大人でしっかりとした骨組みv
ただ、思った以上にシナリオの受けが女々しいのOTZ
頭良さそうで、ちょっと天然で女みたいな感…

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理不尽な熱情 小説

  小山田あみ 

文句なくカッコイイ

瞳の中に炎を宿した、海賊のような男・朝倉。
もう、これだけでもカッコイイ。

お話は、そんな朝倉に取材のため近づいたルポライター矢上は、実は自分の両親の死の真相が知りたくて、、、
という物。
事件物なので、ネタバレしたら面白くないけど、
矢上の両親と、朝倉の父の死の裏には、実は隠された真実があったのだ。

この本、サスペンスとラブとエロがバランスよくこってり盛られて、実にBLらしく…

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残酷な指が狂わせる 小説

  山田シロ 

敬語ブーム・・・

洸さんの作品は読むのが初めてでしたが、山田シロさんのイラストと直感で買ってみましたが・・・正解でしたね(●^o^●)

高校時代、バレー部で一緒だった南(受け)と後輩の神崎(攻め)は付き合うことに。
そのころは自分を一番に考えてくれる神崎の気持ちに応えきることができず、別れてしまう。

それから数年後、偶然にも仕事の関係で再会。
だがそこにいたのは以前の優しく愛してくれた神崎ではなかっ…

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