みずかねりょうさんのレビュー一覧

王室護衛官に欠かせない接待 小説

水壬楓子  みずかねりょう 

続編

みずかね先生なのでマストバイ。挿絵している先生が違いますが「王室護衛官を拝命しました」の続編でした。カプが違うので、単独読み可だと思います。攻め受けともめちゃくちゃ好き!とまではいかなかったので萌にしました。ファンタジー要素はなく、剣で戦う時代の中世ヨーロッパって感じのお話、本編300Pほど+あとがき。

2年ほど前にカルディア帝国から独立を果たしたスペンサー王国。そこで王室護衛官の一員として…

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法廷外恋愛闘争 小説

結城一美  みずかねりょう 

法廷外ってとこが♡

『攻め』弁護士
『受け』検事
どちらも酷く優秀で、同じ年齢的、そして同じ学校での友人同士だった。

学生の頃からとても優秀な二人で、しかし些細な誤解でいがみ合ってしまい、そのまま十数年が経ってもそのままで、検事・弁護士として敵対したままだった。
『攻め』の癖は晒されていないが、『受け』はその頃から先輩が大好きで、自分の癖を受け入れていた。

ってぇのが下地にあります。
法廷と言うだ…

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王室護衛官に欠かせない接待 小説

水壬楓子  みずかねりょう 

受け、不器用すぎー! 攻めは格好良すぎーー!!

永世中立国・スペンサー王国を舞台に、王室護衛官達の恋に仕事にと言った活躍を描いたシリーズの新作になります。
今作だけでも読めるように書かれてるので、興味をそそられた方はぜひどうぞ。
ちなみに、シリーズ未読で他の護衛官達も気になった方には、ぜひ「スカーレット・ナイン」をオススメしたいですね。
こっちは400年後の現代が舞台でアダルト組になりますが、強気美人受けの軍服姿が垂涎ものだったりします。…

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王室護衛官に欠かせない接待 小説

水壬楓子  みずかねりょう 

二転三転するストーリーに引き込まれました

水壬作品の「王室護衛官」シリーズの3作目。
1作目は『王室護衛官を拝命しました』。
2作目は『スカーレット・ナイン』。2作目の『スカーレット・ナイン』は続編というより完全なスピンオフでしたが、今作品は1作目の『王室護衛官を拝命しました』の続編にあたる内容です。

とはいえ、前作未読でもおそらく問題なく読めるかと。前作のディオン×ファンレイをはじめとした王室護衛官の面々は登場していますが、序…

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つがいは目隠し竜に堕ちる 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

執着は序盤で通り越した


同著者の「泥舟」が好きな方はめちゃくちゃ好きだと思います。
もう執着通り越してヤンデレ。

現世から竜人の住む異世界へ召喚された受け。
「つがい」とありますが、バース性はありません。
なので発情期もありません。
”対になるもの”、”唯一の存在”という解釈で大丈夫です。
オメガバースに飽きた私には、ちょうど良かったです。

最初から受けがめっっちゃ攻めのこと嫌いで、攻めは受け至…

1

プロポーズは花束を持って ~きみだけのフラワーベース~ 小説

夢乃咲実  みずかねりょう 

誉められたい大型犬な攻め様。

みずかねりょう先生の美しい表紙に惹かれて購入。
カラー口絵も眼福です。


受け様は、自活しながら大学進学を目指している佐那。
バイト先の生花店で、大急ぎでの注文を受けるのだけど、それがなんとも花に不慣れな注文主。
この注文主が、攻め様である井藤。

以来、度々生花店を訪れるようになる井藤と、その訪れが楽しみになる佐那。

生花店の移転によりバイトが続けられなくなった佐那は、辺…

2

街の赤ずきんと迷える狼 小説

中原一也  みずかねりょう 

パルクール部隊

パルクールの技術を応用して、ビルとビルの間を飛びぬけ、逮捕活動を展開する警察官の部隊。
パルクール部隊の「狼」のチーフが主人公。
赤ずきんを追う狼。

面白そうだと思って選んだ本だけど、想像以上に面白かった。

1

恋色ミュージアム 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

もう、最高!

鳥谷さんの新作を待ち続けて2年半近くになりそうです。
もう寂しくてたまりません。
未読のお話をぽつぽつ読んでいるのですが、これは大当たり!
この『生真面目なくせに、かなりの変態さん』こそ、鳥谷さんの王道キャラだわっ。征哉はそれにプラスしてなんかぽわぽわしているのが、更に鳥谷さんっぽくて良い。

征哉は完全な肉体美、特に『美しい尻』並々ならぬこだわりがあるのです。
リアル社会での恋愛経験…

1

悪食 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

妖精画家との出会い。

BLの恋愛的ストーリーとしても、オカルトちっくストーリーとしても、とても面白かったです(≧▽≦)


受け様は、死者の姿が見える水琴。
田舎の祖父の家で、心の赴くままその姿をスケッチに描いて過ごしてきた。

そんな水琴の絵を見た旅行者がSNSにアップし、その絵に惹かれた画商が水琴を訪れる。

この東京の大手画商に勤めるのが、攻め様である奥槻。

水琴は、軍人のような隙のない奥槻…

1

羽化 悪食2(表題作「夢魔」) 小説

宮緒葵  みずかねりょう 

まさに羽ばたくための羽化。

前作がとても面白かったので、続編を楽しみにしていました。
厚みにビックリ。
あとがきで、先生が予定を百ページ近くオーバーって書いてあって、そりゃぶあつくもなるでしょうね。


受け様は、この世にならざるものが見える水琴。
その姿を描き、正体不明の妖精画家としてSNS上では話題になってる。

攻め様は、水琴のパトロンであり画商のオーナーであり恋人の千里。


雑誌掲載作品の「夢…

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