みずかねりょうさんのレビュー一覧

極悪紳士と踊れ 小説

佐々木禎子  みずかねりょう 

極悪さ皆無なので、極悪を期待して読むのは厳禁ですw

ストーリーは王道で、後半にもうちょい意外性が欲しかったかなァと思いましたが、読みやすいしキュンともなれるし、楽しく読むことができました。

カフェが舞台です。
火事にあい、バイト先の雇い主が夜逃げし、路頭に迷った主人公(受け)が、住み込みで働くことになったバイト先のカフェ。
そこは、かつて犬猿の仲だった先輩が経営してるカフェだった。
言い寄られてセフレとなった二人だけど、お互いの本心が見えなくて悩…

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桜の下の欲情 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

計算されたストーリー作り

天才と称される日本画家・九重とメディアフロント「ブラスト」編集・本郷のお話。
科学専門誌の休刊で、畑違いのエンタメ誌に転属された本郷は、ゲーム会社ナイトシステムとのタイアップ企画の担当になり、ゲームのキャラデザインを担当する九重のイラストを取ってこなくてはならなくなって・・・

キャラ文庫の秀作品ではおなじみのメディアフロントやナイトシステムが登場し、やはりお話の軸にお仕事がある展開になって…

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桜の下の欲情 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

一見強引で俺様風だったのですが実はものすごくナイーブでした

秀香穂里さんで出版社ものと見て思わず「他人同士」のスピンオフかしら?などとちょっと期待したりもしたのですが、全く違うお話でした。
受け様はツンデレ装いですが実は前向きで、攻め様は一見俺様風の強引・我儘なのかと思ったら意外にヘタレでナイーブな人だったという、
本の帯に「泣いたからって許すと思うか?俺を最低の男だと罵ればいい」
なんて俺様発言が書いてあったのですが、虚勢だったのですね。
最後に…

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高慢な野獣は花を愛す 小説

遠野春日  みずかねりょう 

「好き」とは言わない

攻・野津早志(32) 合法すれすれの実業家 ヤクザの組長の伯父がいる。
受・関朋敦(27) 花屋兼カフェの経営者

亡くなった両親の後を継いで花屋とカフェを切り盛りしている朋敦。
ある日、威圧的な雰囲気を持つ2人組みの客がやってくる。
野津不動産…以前から執拗に店の土地を売れと文書を送りつけていた…と名乗った野津は、朋敦を脅し、強姦する。
その時の声を録音されてしまい、それを盾に身体の…

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オトコにつまずくお年頃 小説

水無月さらら  みずかねりょう 

つまずいたのはどっちだろう?

攻・影山壱成(28) 総務部のエリート
受・新田秋光(27) オフィス通信課

デートの相手(女性)に「勝負パンツじゃないから」とお断りして帰宅した新田。
メールボックスを確認していたら、マンションから出てきた男女が揉めている。

女性2人がかち合って「3人で楽しむって手もあんじゃねぇ?」と、とんでもないことを言ってビンタを食らったのは、新田と同じ会社に勤める影山。

翌日、社内ト…

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アラビアン・ルビー ~紅鳥は夜に舞う~ 小説

若狭萠  みずかねりょう 

アイリンに夢中になりすぎたのかもしれない

異国物で、王の弟と踊り子で身分違いの恋に、お家騒動がからまる話です。
定番系のネタで、まとめています。

王の異母弟・ギルス・シャンドラ 俺様口下手攻め×踊り子・アイリン 強気受け
世話になっていた店のサミーから経営に困っているので、身体を売る仕事について欲しいと頼まれる。
長年の恩から身体を売る事を決意したアイリンを見染めたのは、一度お店にきて無理矢理キスしてきた男で。
高額で買い…

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緋褥に桜花の散る 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

ストレスなく萌えられる遊郭モノ

見事なまでの王道シナリオ&ラストでしたが
スタートが不幸な事がほとんどの遊郭話だからこそ
こうでなくてはね!とも思いましたw

実は、遊郭モノは
CDではいくつか聴いたことがあったんですが
小説はこの作品が初でした。
妖艶な世界のお話なので
声優さんの声が付くことによって、さらにその艶やかさが増すのでは?
と思っていたけど
いやいや、文章でもその雰囲気や匂いなんかは充分堪能でき…

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緋褥に桜花の散る 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

げろ甘(´Д`;)

ぎぶぎぶ!甘すぎる~っ。
そんな男娼妓楼モノ。

吉原で伝説の花魁だった母を持つ愁里。
火事とともに、母を失い、莫大な借金を抱え
男娼妓楼・白螢楼に身を置くことに・・・
お職をはる東雲兄さんの下で
“禿”ならぬ“前髪”として働きはじめる愁里は
東雲のなじみ客 成司さんに想いを寄せてしまう。

と、いうお話。

とにかく定番、定番の運びの上に
新人いじめもないし、娼妓同士の…

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シャンパーニュの吐息 小説

夜光花  みずかねりょう 

ミステリアス・ラブ

10年前に弟を火事で失った矢上。
しかし弟をそのまま大きくしたかのようによく似ている瑛司に出逢います。
初めは弟に似ているからだと思っていましたが、次第に瑛司自身に惹かれていきます。
また瑛司も矢上を好きになります。

攻め・矢上視点、受け・瑛司視点と両方の視点から読めるのがよかったです。
お互い好きになっていくのがだんだんわかっていって、これでこのまま終わるのかな?と思ったんですが!…

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シンプリー・レッド 小説

水壬楓子  みずかねりょう 

吸血鬼と死神と悪魔と人間

死神と吸血鬼の取り合わせという異色さにワクワクして購入してしまいました。あらすじもちゃんと読まずに。
年下吸血鬼攻×年上美人死神受というカップルは、私の苦手タイプど真ん中~(涙)
最初は、ちょいワル男系悪魔と死神が並んで登場したので、この2人がくっつくのだとばかり思ってたよ(涙)
でもまぁ、人外×人間というパターンは割とあるけど、人外同士(しかも種族別)なんて、新鮮ですよね?
という訳で、…

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