みずかねりょうさんのレビュー一覧

好きなら一緒 小説

火崎勇  みずかねりょう 

仕事・子育て・恋愛 はバランスが難しい

火崎さんはレーベル別の描き分けが上手い人ですね。
クロスは幾分か甘い感じが全面出しに来る感じのおはなしが多いようなきがします。
今回のおはなしは、いつもの謎に包まれた進行がラストで怒涛の種明かし、、といった形式はとっておらずかなり正攻法の展開が見受けられます。
そして、珍しく子連れものですが・・・
自分的に、子連れものとしてはとても現実に沿ったかなり共感できる設定でした。
また、主人公た…

7

好きなら一緒 小説

火崎勇  みずかねりょう 

ずっとそばに

可愛い子供が出てくるラブストーリーですが、その子供の背景はかなり可哀想。
思わず抱きしめたくなるような感じで萌えでした。
内容は、車の営業販売の社員の受け様は、営業所でもトップセールスマンで、
学生時代からいわゆる普通だった自分がここでは1番になっている事を誇りに思っている
一つ一つ地味ながらも努力を怠らない、見た目は可愛い小柄な童顔フェイスなんだけど、
面倒見が良くて結構男前なタイプな…

5

子守唄は愛の歌 小説

かみそう都芭  みずかねりょう 

子育て奮闘記?!

記憶喪失にヤクザ絡みなお話でしたが、あまり重い感じでもなく、
全体的に子育て奮闘記(奮闘はしてないか?)みたいで楽しかったです。
優しいお母さんに、頼もしいお父さん、そして三つ子に女の子といい家族だなぁvv
あっ、ネコ三匹もね!!

教会に倒れている男性からお話は始まります。
何となく今までにある記憶喪失もののイメージを思い
サラッと終わるようなストーリーだろうと勝手に想像しながら読…

0

明日、恋する祈り 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

タイトルの意味。

爽やかに腹黒で計算高い攻と外見は完璧、麗しな王子様なのにちょっぴり引きこもりでコミュニケーション能力が低めな青年のお話です。

ほぼ10歳という年齢差にも萌えましたし、受の現実世界ではおどおど君なのに妄想世界ではどこまで妄想が発展するの?と饒舌な部分にも笑いました。
何よりも、受が攻に良いようにころころと転がされ餌付けされ、懐いてあっという間にメロメロになるのも楽しく可笑しかった。
初めは…

4

抱きたい熱 小説

水杜サトル  みずかねりょう 

いくらなんでも…

経営者×サラリーマンのお話ですが、仕事に関する描写が稚拙すぎました。
自分が主人公と同業者に近いので、余計にそう感じたのかもしれませんが。
営業先で仕事が取れなくて高圧的に振舞われるとか、身体を要求されるとか、媚び営業をするとか、経営者が私財を投げ打って社員を養うとか…。
そんなこと普通ありえないです。
BLはファンタジーなので多少のご都合主義であれば受け入れようものですが、いくらなんでも…

0

ケモノの季節 小説

菱沢九月  みずかねりょう 

サリンジャー的である(笑)

みなさん、シビアな評価が出まくってますが(笑)
それはおそらくは主人公二人のどっか刹那的な感情が連綿とつづくことによるイライラ感かなと。
なにをしてもソツなくこなす金持ちの息子、櫟井真悟は
入った高校で一風変わったツッパリ風の同級生、唯浜徹に興味を惹かれます。
櫟井は10代にしてドラック、アルコール、親の財力にまみれた周囲に飽き飽きし、
頭がよいことも幸いして、学校生活の中にも、周囲の仲…

2

銀の眠り、金の目醒め 小説

松岡なつき  みずかねりょう 

MLです。

 ニューヨークに新しくオープンするフレンチレストランに破格の条件で引き抜かれた若きソムリエ・渡会玲一。
 彼は自分のソムリエという資格に圧倒的な自信を持っていた。
 そして、そんな彼をスカウトしたのは、レストラン界の「ミダス王」と呼ばれるラウール。
 ラウールは、仕事ぶり、人間性、すべてにおいて洗練された一流の男だった。
 優雅で官能的なラウールにいつしか惹かれていく玲一だったが、ある日事…

1

罪さえも甘くとろけて 小説

千島かさね  みずかねりょう 

う~ん、複雑・・・

結構よかったんです。それは確か。たとえ大幅改稿したとしても、これが『投稿・受賞作』ってすごいと感じるくらいには。ただ、それ以上に残念なことも多いのがなんとも。

なんというか、『意欲作』という煽りをつけたくなりますね。今のBLにはちょっとないような設定・展開で、私の本来の好みとは違うものの、悪くないと思いましたから。

ただ、途中までは幸(受)と、8年前に政略結婚するからと別れた紀嗣と…

1

家政夫はヤクザ 小説

愁堂れな  みずかねりょう 

萌えない・・・

ヤクザ(攻め)×弁護士(受け)
という流れでいくと、私の予想だと、攻め=オラオラインテリ系、受け=正義感バリバリの堅物とセオリーがあったのですが、悪い意味で裏切られてしまいましたね・・・。

攻めさんは堅物天然系だし、受けさんは弁護士の設定が活かされてないし・・・・・・。

愁堂先生の著書の中では「淫らシリーズ」が好きだったので、ヤクザ・弁護士ときたら、かたい内容の中にも、エロエロ満載か…

2

耳と尻尾は二人の内緒 小説

桂生青依  みずかねりょう 

モフモフものなんですが

以前から、
モフモフは自ずと、評価が上がってしまうんですよね。
という個人的な感覚があるんですが、そこまで、はまれませんでした。
おそらく、一人称が受→攻→受・・・と移り変わるんですが、
それが、感情移入を果たさなかった理由かもしれません。

受は、健気に攻のために尽すが、なかなか攻に振り向いてもらえない。
攻は、自分の名家の息子として育てられた重みを感じつつ、
人狼を嫁にもらうこ…

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