みずかねりょうさんのレビュー一覧

テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

スタンダード

すごく定番なBL話でした。わかりやすいストーリー。主人公たちの関係や、過去の絡み、そして二人の関係の盛り上がり・・。定番すぎて、物足りない気がしました。挿絵もお話に合っているし、読みやすいのでスラスラ読み終えてしまいました。欲を言えば、もっと心理的にドロドロして欲しかったかなぁ・・。すごく割り切りが早い展開に思えたので、ラブが足りないもやもや感がありました。リーマン話がお好みの方には、読みやすい本…

2

テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

無難な感じですかね

オハル先生初読み作家様です。
文章はとても読みやすかったです。弁護士系のお話にあまり萌えを感じたことが
ないので無難な評価になりますが好物の方にはお薦め作品ではないかと思います。
受様がぐるぐる悩んでいた時とは打って変わり、攻様を好きと認めてからの襲い受っぷりが
本編の醍醐味ではないでしょうか。
私自身、襲い受は大好きです。ちょっと攻様がヘタレわんこ的な要素があるので
積極的な受様で丁…

2

テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

次世代の英田サキ!?これはイチオシ。

法曹モノですが、堅苦しくなく、しかしリアリティも十分にある、
コレは今年度のイチオシ作品かもしれない。

「あらすじ」は↑を見てね♪あらすじ語ってる場合じゃないから!
前回は「愛は裏切らない」で筆力あるのに無理やりな詰め込み感あって
惜しいな~と、まぁこのように思ったわけですが、今回は非常に集中力の高い良作!

オハル先生、寡作な人である。
2008年に「シュガーハイ」、2011年…

4

テミスの天秤 とある弁護士の憂い 小説

井上ハルヲ(オハル)  みずかねりょう 

弁護士を身近に感じる臨床感

痛い作品、自虐的主人公が特徴的な警察モノが主流のオハルさんの1年半ぶりの新刊待ってましたー!
今回は全然痛くありません、むしろ甘いです。(作者基準)
そして自虐的ではなく、すごくしっかりした人間的なで、ちと女王様的な(エッチのときねw)主人公。
ラブ度は低いのですが、お仕事がっつりでその中で通して見えてくる相手との関係が魅力でもあるのです。
今回は、題名からもわかるように弁護士が職業設定で…

7

好きなら一緒 小説

火崎勇  みずかねりょう 

仕事・子育て・恋愛 はバランスが難しい

火崎さんはレーベル別の描き分けが上手い人ですね。
クロスは幾分か甘い感じが全面出しに来る感じのおはなしが多いようなきがします。
今回のおはなしは、いつもの謎に包まれた進行がラストで怒涛の種明かし、、といった形式はとっておらずかなり正攻法の展開が見受けられます。
そして、珍しく子連れものですが・・・
自分的に、子連れものとしてはとても現実に沿ったかなり共感できる設定でした。
また、主人公た…

7

好きなら一緒 小説

火崎勇  みずかねりょう 

ずっとそばに

可愛い子供が出てくるラブストーリーですが、その子供の背景はかなり可哀想。
思わず抱きしめたくなるような感じで萌えでした。
内容は、車の営業販売の社員の受け様は、営業所でもトップセールスマンで、
学生時代からいわゆる普通だった自分がここでは1番になっている事を誇りに思っている
一つ一つ地味ながらも努力を怠らない、見た目は可愛い小柄な童顔フェイスなんだけど、
面倒見が良くて結構男前なタイプな…

5

子守唄は愛の歌 小説

かみそう都芭  みずかねりょう 

子育て奮闘記?!

記憶喪失にヤクザ絡みなお話でしたが、あまり重い感じでもなく、
全体的に子育て奮闘記(奮闘はしてないか?)みたいで楽しかったです。
優しいお母さんに、頼もしいお父さん、そして三つ子に女の子といい家族だなぁvv
あっ、ネコ三匹もね!!

教会に倒れている男性からお話は始まります。
何となく今までにある記憶喪失もののイメージを思い
サラッと終わるようなストーリーだろうと勝手に想像しながら読…

0

明日、恋する祈り 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

タイトルの意味。

爽やかに腹黒で計算高い攻と外見は完璧、麗しな王子様なのにちょっぴり引きこもりでコミュニケーション能力が低めな青年のお話です。

ほぼ10歳という年齢差にも萌えましたし、受の現実世界ではおどおど君なのに妄想世界ではどこまで妄想が発展するの?と饒舌な部分にも笑いました。
何よりも、受が攻に良いようにころころと転がされ餌付けされ、懐いてあっという間にメロメロになるのも楽しく可笑しかった。
初めは…

4

抱きたい熱 小説

水杜サトル  みずかねりょう 

いくらなんでも…

経営者×サラリーマンのお話ですが、仕事に関する描写が稚拙すぎました。
自分が主人公と同業者に近いので、余計にそう感じたのかもしれませんが。
営業先で仕事が取れなくて高圧的に振舞われるとか、身体を要求されるとか、媚び営業をするとか、経営者が私財を投げ打って社員を養うとか…。
そんなこと普通ありえないです。
BLはファンタジーなので多少のご都合主義であれば受け入れようものですが、いくらなんでも…

0

ケモノの季節 小説

菱沢九月  みずかねりょう 

サリンジャー的である(笑)

みなさん、シビアな評価が出まくってますが(笑)
それはおそらくは主人公二人のどっか刹那的な感情が連綿とつづくことによるイライラ感かなと。
なにをしてもソツなくこなす金持ちの息子、櫟井真悟は
入った高校で一風変わったツッパリ風の同級生、唯浜徹に興味を惹かれます。
櫟井は10代にしてドラック、アルコール、親の財力にまみれた周囲に飽き飽きし、
頭がよいことも幸いして、学校生活の中にも、周囲の仲…

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