みずかねりょうさんのレビュー一覧

眠れる森の弟 小説

鳩村衣杏  みずかねりょう 

眠れる森の弟はウブで可愛いかった

みずかねさんのイラストとタイトルでシリアスな兄弟もの禁忌かと思っていたら
蓋を開けてみれば、確かにいづれは義兄弟だから問題も起きると思うけど
この作品に至っては義弟が可愛すぎる。

お兄ちゃんと呼ぶ姿はギャップありすぎる長身イケメンでかなりヘタレ気味。
対してそのお兄ちゃんは美形な男前で面倒見の良い先輩系。
性格的にはしっかり者のお兄ちゃんと寡黙で研究肌だけどお兄ちゃん大好きな弟で

5

契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

奥ゆ可愛いっの

この作品私のツボに妙にハマりましたね、派手さが無い作品だと思うのですが、
登場するキャラカプの天然なのか不器用なのか考えてしまうような言葉の
キャッチボールの初盤で思わず読んでいると笑みが何度もこぼれてしまうのです。

二人は共に25歳の会社員で大学時代に同じサークルにいたことが唯一の接点。
そんな二人が偶然病院で再会しますがサークル時代も大して言葉を交わすような
間柄でもなく、見知っ…

9

契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

予想以上に良くて・・・

野原滋先生、初読みです。
個人的には文章やストーリーの流れは、とても読みやすい作家さんに思います。
スラスラと読めるだけではなく、しっかりとかみしめながら読めました。

攻め様目線で初っ端始まります。
個人的に受け様目線作品を読むことが多いので、あれれ?と思っていたのですが
これは攻め様目線で始まらないといけないパターンですねw
受け様が、不器用すぎるから!www

攻め様は誰に…

4

シャンパーニュの吐息 小説

夜光花  みずかねりょう 

キャラ文庫であろうと…

2005年の夜光さん、初キャラ文庫の作品です。
やー、キャラ文庫だからでしょうか、いつもより爽やか(攻めが清々しいからでしょうか…)ともうしますか、えっち度も低めかな?
低めと言っても夜光さんにしてはというだけなんですが。
視点は攻め、受けの両視点(一瞬別の人物も入りますが)なのでふたりの気持ちがわかりやすいです。


受けの瑛司はフレンチレストランに勤める、24歳。
口を開かなけれ…

4

薄くれないの花、流るるがごとく 小説

吉田珠姫  みずかねりょう 

健気だけど…とんでもない設定と結末でした

この作家らしいといっていいのでしょうか。
凌辱とか鬼畜とか強調とか無理やりという場面がない分野限定ですが好きな作家さんです。甘めのお話は好きでよく読ませていただいています。

17歳の少年 琴音は、母 鈴音に横恋慕していた画家に両親を交通事故に見せかけて殺されました。やがて画家は愛する女を失った悲しみに心を壊し母親そっくりに育った息子を女装させ絵のモデルをさせているうちに区別がつかなくなりま…

0

鳥籠の花嫁 小説

高峰あいす  みずかねりょう 

息苦しい鳥籠から愛の鳥籠へ

受けになる翠と攻めになる近衛との幼い日の出会いから始まる再会もので
子供の頃は互いに面白い相手と感じその心地よさに結婚の約束をするのですが、
お互いに会社経営の長男で跡継ぎゆえに、大人になって会社の規模が大きなほうが
相手をお嫁にもらうと言う子供ならではのその場限りとなった約束をして13年が過ぎ
二人の立場は見事に違うものになっているのです。

あの出会いから直ぐに翠の家は破産し会社も…

4

鳥籠の花嫁 小説

高峰あいす  みずかねりょう 

幸せになれる!

「幸せだと思っていた――あなたに逢うまでは。」
とありますが、本当に受け様・・・今まで不幸だったのに
気付かないほど自分を拾ってくれた人を信じてたんですよ!

スパイとして攻め様の御屋敷に入り込んだのですが、
聞かされていた攻め様の印象とはまるで違って優しいし
御屋敷の使用人は自分の事を気にかけてくれると、
今まで幸せだと信じていた今までの生活が、何だったのかと思う程で
受け様もそ…

5

明日、恋する祈り 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

SNSが切っ掛けの出会い

んと…かなり読む人を選ぶ作品だと思います。
まず「アバター」に興味が無いと前半かなり苦しいです。
私はアバターでの着せ替え、ハマってた時期あるのでその辺りは大丈夫だったんですが。
琉生の独り言、キョドり具合、妄想…などがかなり多いので…うん…引くかも…ってか私は正直引いたんですよね。

コミュニケーションが下手で動揺するのはある程度のものならば可愛らしいと思えるんだろうけども…琉生はちょ…

1

恋色ミュージアム 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

かわいい変態さん

尻フェチ征哉が惚れ込んだ柚原の美尻をみずかねさんのイラストでぜひお目にかかりたかったのですが、なかったのは残念です。自分の妄想で補完するにはちょっと想像力がたりなくて…

担当していた展示会が「美尻並木に囲まれて至福の時を過ごしたい」がための個人的趣味を実現するものだとは誰も気がつかないでしょうね。名付けて『我が夢の美尻展』とは、思わずうまい!と手をたたきました。

好きな人にもらったお菓…

5

甘美なる愛罪 小説

眉山さくら  みずかねりょう 

愛から逃げた罪を償わされる

あまり俺様攻めって得意ではなかったのですが
“再会もの、すれ違い、執着、年下攻め、美人受け”に
ついフラフラ惹かれましたw

四年前、大手設計事務所で新人研修の担当となった京はゲイで
中学時代に自覚してから誰にも話せず
高校では同じ弓道部の友人に密かに想いを寄せていたけれど
「気持ち悪い」と言われてしまい傷つき
寂しい人生になるのだろうと思っていた矢先、蓮児に出会います。
男とし…

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