みずかねりょうさんのレビュー一覧

薄くれないの花、流るるがごとく 小説

吉田珠姫  みずかねりょう 

健気だけど…とんでもない設定と結末でした

この作家らしいといっていいのでしょうか。
凌辱とか鬼畜とか強調とか無理やりという場面がない分野限定ですが好きな作家さんです。甘めのお話は好きでよく読ませていただいています。

17歳の少年 琴音は、母 鈴音に横恋慕していた画家に両親を交通事故に見せかけて殺されました。やがて画家は愛する女を失った悲しみに心を壊し母親そっくりに育った息子を女装させ絵のモデルをさせているうちに区別がつかなくなりま…

0

鳥籠の花嫁 小説

高峰あいす  みずかねりょう 

息苦しい鳥籠から愛の鳥籠へ

受けになる翠と攻めになる近衛との幼い日の出会いから始まる再会もので
子供の頃は互いに面白い相手と感じその心地よさに結婚の約束をするのですが、
お互いに会社経営の長男で跡継ぎゆえに、大人になって会社の規模が大きなほうが
相手をお嫁にもらうと言う子供ならではのその場限りとなった約束をして13年が過ぎ
二人の立場は見事に違うものになっているのです。

あの出会いから直ぐに翠の家は破産し会社も…

4

鳥籠の花嫁 小説

高峰あいす  みずかねりょう 

幸せになれる!

「幸せだと思っていた――あなたに逢うまでは。」
とありますが、本当に受け様・・・今まで不幸だったのに
気付かないほど自分を拾ってくれた人を信じてたんですよ!

スパイとして攻め様の御屋敷に入り込んだのですが、
聞かされていた攻め様の印象とはまるで違って優しいし
御屋敷の使用人は自分の事を気にかけてくれると、
今まで幸せだと信じていた今までの生活が、何だったのかと思う程で
受け様もそ…

5

明日、恋する祈り 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

SNSが切っ掛けの出会い

んと…かなり読む人を選ぶ作品だと思います。
まず「アバター」に興味が無いと前半かなり苦しいです。
私はアバターでの着せ替え、ハマってた時期あるのでその辺りは大丈夫だったんですが。
琉生の独り言、キョドり具合、妄想…などがかなり多いので…うん…引くかも…ってか私は正直引いたんですよね。

コミュニケーションが下手で動揺するのはある程度のものならば可愛らしいと思えるんだろうけども…琉生はちょ…

1

恋色ミュージアム 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

かわいい変態さん

尻フェチ征哉が惚れ込んだ柚原の美尻をみずかねさんのイラストでぜひお目にかかりたかったのですが、なかったのは残念です。自分の妄想で補完するにはちょっと想像力がたりなくて…

担当していた展示会が「美尻並木に囲まれて至福の時を過ごしたい」がための個人的趣味を実現するものだとは誰も気がつかないでしょうね。名付けて『我が夢の美尻展』とは、思わずうまい!と手をたたきました。

好きな人にもらったお菓…

5

甘美なる愛罪 小説

眉山さくら  みずかねりょう 

愛から逃げた罪を償わされる

あまり俺様攻めって得意ではなかったのですが
“再会もの、すれ違い、執着、年下攻め、美人受け”に
ついフラフラ惹かれましたw

四年前、大手設計事務所で新人研修の担当となった京はゲイで
中学時代に自覚してから誰にも話せず
高校では同じ弓道部の友人に密かに想いを寄せていたけれど
「気持ち悪い」と言われてしまい傷つき
寂しい人生になるのだろうと思っていた矢先、蓮児に出会います。
男とし…

5

視線の刻印~恋に堕とされて~ 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

研究員による無自覚M犬調教プロジェクト

花川戸菖蒲さん初読みです。
イラストが大好きなみずかねりょうさんだったのであらすじも読まずに購入してしまいました。
帯の『優しくご奉仕しますよ、お姫様。狂おしく乱してあげる…。』から、下克上か!?と思いましたが全く違いました。

次に、かわいい純情男を手にかける腹黒ビッチ受けかと思ったらこれもまたはずれ。

視点が受け攻め混在しそれぞれの思惑や心情がよくわかって面白かった。
そんな場…

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いじめっこの恋愛戦略 小説

神香うらら  みずかねりょう 

安定です

神香先生の萌えツボは確実におさえてます。
お決まりばっかり期待して~なんて思われるかもしれませんが、神香先生の本で神香ツボがないと寂しいと思ってしまうのですよ…
だけどばっちりOKです。パンツもビキニです!(重要)

ホテルマンの純(受)は子どもの頃、アメリカに住んでいました。
その時仲のよかった優しいスペンサー(兄)と意地悪なウォーレン(弟・攻)
いろいろな誤解が積み重なって、純はス…

2

おまえの胸に訊いてみろ 小説

さとむら緑  みずかねりょう 

恋するアレルギー

出会いからお互い嫌いで会えば喧嘩ばかり、いろいろあって最後は両思いに…というパターンは多々あれど設定は一風変わっていて面白いとは思う。
でも、ドタバタしたコメディーはあまり得意ではないので萌えるまではいかなかったです。

斎藤は、恋するドキドキや好きな相手に対面したときの赤面や胸の痛みは未経験なんですね。彼女が阿久津に乗り換えたときも。
きっとそれは恋じゃなかったんじゃないのかな。
だか…

3

いじめっこの恋愛戦略 小説

神香うらら  みずかねりょう 

攻めのヘタレたギャップが好き

オレ様で過去に好きなくせに受けである純を苛めて嫌われた失敗をやり直して
今度こそ純を手に入れようとする幼馴染のイケメンオレ様ウォーレンが見せる
後半のネガティブヘタレ感が好きでした。

海外で暮らしていた純は両親と共に日本へ帰国し10年弱、ホテルのフロントで
働いているのですが、そこへやって来るのが初恋の相手でもあるスペンサー。
でも本当は純をいじめていたウォーレンなのですが、
今度…

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