みずかねりょうさんのレビュー一覧

守護者がめざめる逢魔が時 小説

神奈木智  みずかねりょう 

BL<ホラー、だけど面白いです

今月4巻が発売されるので、1巻から再読しています。BL+ホラーで、夏にピッタリなシリーズです。1巻ではBL色が薄いけど、それでもホラーとしての設定が面白くて好きです。

由緒ある神社の息子として生まれた清芽。弟の方は、霊能力者としてもの凄い力を持っているのに、兄の清芽には何もなくて昔からコンプレックスを抱いてきました。
そんな清芽の前に現れた、正体不明な男。その男・凱斗に除霊の仕事に同行して…

2

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 B キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

大人になっても…な、忍が可愛い。

フェア開催店で既刊本を買うとその場で1冊貰える小冊子です。
このフェアが始まってもうすぐ1ヵ月、
そろそろもう終ってしまっているお店もあるかな?
欲しいなぁ~と思いつつ、まだゲットできていない!という方は、
どうぞお早めに~~まだ間に合いますように!
(かく言うわたしもまだ貰えていないのが……汗)

8Pずつの番外編が載っている小冊子ですが、
神奈木智さんの『守護者がめざめる逢魔が…

5

シャッター 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

流れるような二人の物語

丸ごと1冊代表作です。
意味深な題名と美麗な表紙に惹かれて購入しました。

天根(受け)は、7年付き合った相手・大園が結婚するからと別れたものの、大園は今までどおりにしたいと家まで押しかけます。それを隣に住む青磁(攻め)が割って入り、恋人のふりをすることになったので、ストーカー男を撃退しながら偽りの恋人に悩む話かと思えば。

全体の半分も行かないところで、急展開。青磁が白血病と分かり、天…

3

B-PRINCE文庫創刊7周年 極上♡ブックレット グッズ

住職さま目当て

B-PRINCE文庫の創刊七周年ブックレットです。
すごいのはどの作家さんも四ページずつしっかり書かれていて、中身もきっちり。

ラインナップは、
『恋愛革命』青野ちなつさん
『朱雀が花嫁〜紅帝の寵愛〜』秋山みち花さん
『背伸びするからキスをして』さとむら緑さん
『吸血鬼たちの淫らな晩餐』田知花千夏さん
『王様の甘い謀』chi-coさん
『住職様のお気に入り』千島かさねさん
『…

2

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

輪廻の末の

輪廻転生とか、恋のすれ違いとか、ファンタジーとか
ときめき要素いっぱいの今作。
受へのご無体も緩めの今作。
うっかり徹夜して読み上げました(´艸`*)クフフ
じつにかわいらしいお話でした。

冒頭はまず過去を語るシーンから始まるわけですが
カタカナの名前と複雑な設定が今一つ呑み込めない。
この苦行ののちにかわいいお話が待っているわけだけれども
人物が頭の中で一致しないために、今一…

13

愛こそすべて 小説

愁堂れな  みずかねりょう 

悲惨な過去持ちの受け

私が読んだのは2005年1月1日出版のリーフノベルズ(イラスト・有馬かつみ)です。なので「隅田川より愛をこめて」は未読状態でレビューします。なお、「リベンジ」は特典で既読、ノベルスには収録されていません。

「愛こそすべて」が本の大部分を占めています。
一郎目線で話は進みます。
一郎(受け)は帰国子女。外国暮らしが長かったので、英語は得意ですが日本語は不得手です。過去のトラウマから、外国人…

0

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 C キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

それぞれのその後♪

私は凪良ゆうさんと樋口美紗緒さんの番外編目当てでしたのでこの二つのレビューを書かせて頂きます。

凪良ゆうさんは「美しい彼」の番外編「かわいそうな彼」。
本編と違ってコメディテイストなタイトルどおり、内容も平良のかわいそうな(というか残念な)部分を清居くん視点でツッコミが随所に入りつつコミカルに追っていく話です。
コミュ障の平良の言葉に振り回されつつもやっぱり清居は平良が好きで放っておけな…

4

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 C キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

続編が読みたくて

六青みつみさんの『輪廻の花』の続編目当てで、手に入れました。続きが読みたいと思っていたので嬉しいです♪なので、レビューはその作品のみをしたいと思います。

『最後の夏休み』
本作よりも3年後の話になります。
カインは六つ星公爵となり、双子の弟と同じ学校に入学しています。前世の記憶を取り戻したおかげで三学年分を飛び級して、現在は最高学年の六年生です。おまけに、カインの容姿は、前世のカイエンに…

13

恋してる、生きていく 小説

夕映月子  みずかねりょう 

山を舞台にした、優しい物語

山を舞台に描かれたデビュー作『天国に手が届く』で
すっかり魅せられた作者の、2009年雑誌デビュー作とのこと。
これも山の話と噂で聞いて読んでみたいと思っていたのだが、
この度加筆修正され、出版。

         *   *   *

北アルプスの麓で母と家業のホテル L'hotel de la Montagneを営む梓。
彼に想いを寄せる年下の穂高は、
セミプロの…

8

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

健気な受けに泣かされます

最初の40ページぐらいで、涙が止まりませんでした。その後も、受けの境遇に涙、幸せな結末にも涙…と読んでる間中、ハンカチを手放せませんでした。

お話はファンタジーもので、『代償シリーズ』と世界観が似ています。
この世界は、恐ろしい異界の侵略者が襲ってくる世界です。その侵略者から国民を守る役目なのが、星持ち又はパラディオンと呼ばれる特別な能力を持った人達で。そして、人々のために命をかけて戦うの…

31
PAGE TOP