みずかねりょうさんのレビュー一覧

Another Story 『恋辱 騎士の執愛と王子の涙』初版限定SSペーパー グッズ

兄上さま

書き下ろしの封入SSです。

このSSを読んで兄上のエルナンドに惹かれました。
今まで弟の名前も知らなかったのにアウルの可愛さに目覚めギードのお手付きなるんじゃないかと危惧する姿とか、ギードがアウルを妻にしたい可愛らしさだと言って動揺する姿とか。

息子が生まれ子煩悩になりそうな素敵なお父上兼兄上さまだなと。

ギードがアウルのことを妻にしたいとエルナンドに言った時、ギードは15歳で…

2

恋辱 騎士の執愛と王子の涙 小説

しみず水都  みずかねりょう 

騎士と王子

主人公のアウルが10歳の頃から物語は始まるので、ん?これはショタ話…?と思いました。

挿し絵のアウルと表紙のアウルを何度か見比べてみたり。

みずかねりょう先生の描く幼い頃のアウルが本当に可愛い。

誰にも相手にされない日々を過ごしていたアウルにギードとの出会いが訪れて、兄のエルナンドとも話せるきっかけにもなりました。
13歳で二人とお別れになり、18歳で再会するんだけど…優しかっ…

3

砂漠の王子に見初められています。 小説

佐倉温  みずかねりょう 

トラ、可愛い

最初からスピンオフも考えての内容でしたね。 その1組目のカップリングって感じ。 ストーリーもありきたりで、王族の自分を一人の人間として見てくれた相手を好きになるという展開。 飽きるかなと思いましたがトントントンとテンポよく2人の会話があったり、サラッと読めるわりには楽しかったです。 陣も素直で思ったことが口に出る可愛いやつでした。 見かけは桐の方がおとなしいしそうで、陣にとっても守ってやらなくちゃ…

0

砂漠の王子に見初められています。 小説

佐倉温  みずかねりょう 

なかなかのケンカップル

両親を亡くし、従兄弟の家で暮らしている受け。ある日叔父の会社が砂漠の国とトラブルを起こし、その金策ができるまでの人質として、従兄弟の桐とともに囚われの身となってしまう。その国に連れて行かれ、桐は第一王子の、受けは第二王子・ジアー(攻め)の庇護下に置かれることになるが、最初はいけ好かなかった攻めと口喧嘩したり共に生活するうちにだんだんと心を許すようになる。そんな折、飲み慣れない者には媚薬となる飲み物…

4

契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

器用な攻めと不器用な受け

器用ないかにも営業職リーマン×頭はいいが人付き合いはてんでダメな大手企業勤めリーマン。攻め視点です。

不器用な自分をなんとかすべく、恋人の真似事をして欲しいと攻め様に受け様がお願いするところから物語は始まります。最初の方の、会話が続かない感じがあるあるで、そこから受け様が一生懸命会話を続かせようと努力する様子が面白い。本当に不器用で、クスッと笑えちゃいます。

たしかに可愛い受け様です。…

1

恋の魔法をかけましょう 小説

名倉和希  みずかねりょう 

マッチョ→細マッチョ←美少年

理想のタイプは美少年、というゲイの翔平は、行きつけのゲイバーでガチムチマッチョの金髪碧眼イケメンに出会う。リッキーと名乗るそのマッチョは、翔平のことが大好きだというが、翔平の好みとはかけ離れている。とっても性格がよく、健気なリッキーは好きだ。だがマッチョを抱く趣味もなければ抱かれる趣味もない。悩む翔平だったが、ある日リッキーを部屋に泊めたところ、リッキーが超絶美少年に変身し…。

ドタバタコメ…

4

恋の魔法をかけましょう 小説

名倉和希  みずかねりょう 

美少年受けもガタイ受けも二度美味しい?

会社員の翔平(攻め・26歳)は、華奢な美少年好きのゲイ。
ある日、ゲイ友のゴリマッチョ外国人・リッキー(受け・22歳)と飲み明かし、目覚めると隣に超絶美少年が寝ていて…

実はリッキーの正体は、魔法使い見習いのルル(本名:ルールルルルルル・ルルミアンナ・ルルノリマッカー・ルルコミケット)。
翔平に一目惚れし、ゲイ好きのするマッチョに姿を変え人間界へ現れた…とのこと。
大喜びでルルを抱く翔…

5

略奪はお手柔らかに 小説

宇宮有芽  みずかねりょう 

徐々に惹かれていく過程がイイ

丸ごと1冊表題作です。侑己の目線でストーリーは進んでいきます。

侑己は同棲している彼氏・宗田に俊が好きだからと突然フラれます。俊の元彼氏・最上にフラれたもの同士だから付き合わないかと誘われ、減るものではないからと寝ますが…。

題名も表紙の雰囲気も、どことなくコミカルな印象を受けていたのですが、冒頭部分のフラれる場面もですが、失恋の痛手を引きずっている侑己が余りに痛々しくて読んでいて切な…

0

恋人はファインダーの向こう 小説

金坂理衣子  みずかねりょう 

関西弁萌え~

表題作の展開がわちゃわちゃしていてちょっと残念でしたが、恭平の関西弁と珍しい年上ワンコには非常に萌えました~。

どう言えばいいのか…あらすじに書かれたエピソードは中盤あたりに出てくるのですが、そこからのお話がスピーディーすぎて登場人物の感情がよく分からない&読者も追いつけないような感じがしました。隆士のパーソナリティがよく分からなかったのも一因かなぁ。ただ、二人の出会いエピソードはとても微笑…

3

砂漠の王子に見初められています。 小説

佐倉温  みずかねりょう 

トンチキアラブコメディ

父の仕事の失敗で、従兄弟の桐がアラブの国に人質として連行されることに。
桐を守るため同行する陣(受け)だが、第二王子のジアー(攻め)に見初められ…

父の仕事の失敗でなぜ従兄弟が人質に?
一国の王子がそんなことしていいの?
と冒頭から疑問だらけの展開ですが、バリバリのコメディなので深く考えてはいけません。
陣とジアーのコミカルなやり取りを楽しむのか正解かと思います。

陣は思ったこ…

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