みずかねりょうさんのレビュー一覧

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

最初から落涙、後半の急ぎ足が残念。

輪廻転生物か……位の前情報で、うっかり電車で読み始め
早々に涙がウルウルになって、かなり困った。

この作品、最初にそのウルウルの前世編にあたる短編、
その後タイトル作の300年後の続編という作りになっている。
この前世編が、いわゆる死ネタのバッドエンド。
心を出せない不器用なカイエンが、
密かに慕うにレイランドに誤解されたまま亡くなって
その残した手紙とそれを読む場面の切なさにや…

7

密愛調書 小説

妃川螢  みずかねりょう 

見城の『強さ』

相も変わらず鳴海は飄々と見城をからかうし、見城は鳴海につっかかる。
けれどそこに恋人ならではの甘さが加わってきました。

見城の兄が登場しました。
過保護なほど弟に干渉する兄ちゃん。
鳴海とのキスシーンを見られ猛反対をくらい、勢い余って家族にカムアウトした見城は鳴海のところに。

お兄ちゃんが猛反対をする裏側には、自身のつらい経験があってこそ。
弟には順風満帆な恋愛をしてほしいと望…

1

密愛監察 小説

妃川螢  みずかねりょう 

いるいるこういう小学生。

監察官の見城はとある人物に頭を悩まされていた。
その人物とは捜査一課のエース・鳴海。
違法操作すれすれの強引さに何度も厳重注意するものの、当の本人はどこ吹く風。
さらりと交わされ、からかわれる始末。
けれど鳴海の刑事としての真剣さもわかり、戸惑うばかりの見城だったが──。

見城さん、見事に翻弄されています。
いるよね、こういう小学生並みの愛情表現する奴。
からかいすぎて嫌い!なん…

0

狐の婿取り 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

読みづらさに★マイナス1…

男前のお医者さん×美人な狐の神様+子狐の陽(はる)が織りなす、山の麓の不思議な家族のお話です。

シリーズ続編が沢山あり、この作品は出会い編に当たるのですね。個人的に、人外モノに欠かせない(?)二人の生き物としての感覚の違いや現代社会に対する戸惑いにあまり言及されていなくて、気軽に読める反面ちょっと物足りない気もしたのですが、そのへんは続編で補填されていくのかしら。

さてさて。子育てBL…

4

結婚したいと言われても 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

嬉し楽しエロし

結婚相談所を舞台にしたお話が好きでして。
コミックでも小説でもついつい買ってしまいます。
相談員はゲイ、客はノンケ、という設定の場合が多くて。
好きになった男性客の結婚のお手伝いをする、ツラい立場のゲイの相談員…。
というシチュがツボみたいです。
こちらも、タイトルとあらすじに惹かれて購入しました。

みずかねりょう先生の表紙、かなり楽しそうな雰囲気で良いですね。
貧乏人(失礼☆)…

4

狐の婿取り-神様、危機一髪の巻- 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

ほのぼの甘め

狐の婿取り3巻です。

涼聖たちがいつものように自宅で団欒していると、突然地震が起こる。その後どういうわけか雨が降らなくなった村では、お年寄りが次々と体調を崩してしまう。ただの熱中症ではない雰囲気に、不審に思った琥珀たちだが、一先ず雨が降らないことには問題が解決しないと判断。琥珀が雨乞いの儀式を執り行うことに。
だが、その途中で妖力を何者かに奪われ、琥珀は意識を失う。

今回の萌えポイン…

3

狐の婿取り2.5 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

はー…。癒しと萌えしかない!!

みずかねりょうさんのイラストに惹かれて、一気に読んじゃいました。

妖力を持って生まれた子ぎつねの陽を育てていた狐の神様琥珀。祈る者の居なくなった山奥で、すっかり力も衰えてしまっていたが、近くの村で診療所を開業することとなっていた医師涼聖と出会い、琥珀は力を取り戻す。

さて、今回はそのサイドストーリー的な一冊となっております。もちろん、涼聖と琥珀のイチャラブシーンもあります。
が!!そ…

3

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

はよ気付け、レイランド…

300年前、好きだった人に勘違いから殴られ
「お前が死ねばよかったのに」
と、まで言われたカイエン。
その後、深く傷ついた彼は本当に死んでしまい、300年もの長い間転生を拒み続けた。

一方、カイエンの想い人であると同時に、亡くなる原因ともなったレイランドは、彼が書いた遺書により己の考えが間違っていたと、酷く悔いる。
何度生まれ変わっても、レイランドはカイエンを探し続ける。

30…

7

恋してる、生きていく 小説

夕映月子  みずかねりょう 

命ある限り

『天国に手が届く』を“動”とするなら、こちらは“静”といった感じでしょうか。

どちらも好きですが、純愛モノに弱い私は、今作の方がより胸を締め付けられました。

心臓の病気を抱える梓は、穂高の想いを受け止めることができず自分の人生をどこか諦めていた。それと同時に、穂高と恋人同士になってしまえば、自分を失ったときに傷付くだろうことまで考えて、一歩を踏み出せない。
穂高の方はといえば、告白を…

5

結婚したいと言われても 書き下ろしペーパー グッズ

里見っぷり全開・・・

この作品に出てくる攻め様である里見は、私の中で理想の攻め様です!!!
ハイスペックで、すっごく天然で、純で、ロマンチストで、上品で、何よりも受け様を一途に誠実に溺愛してくれる・・・本当に素敵で、那波の事が羨ましくなってしまうぐらい最高の攻め様です。

このおまけペーパーでもそんな里見っぷり全開でした。

仕事中の那波を急に呼び出して、「話がある・・・言いにくい事なんだが・・・」と切り出す…

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