みずかねりょうさんのレビュー一覧

Chara創刊20周年記念展 図録 Chara EXHIBITION 2016 ART COLLECTION コミック

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美しすぎる

諸事情により原画展には行くことができなかったのですが、通販でこちらが販売されていたのを見つけ購入してみました。

もうね、表紙というか、装丁もとても素敵。
白い、ちょっとニュアンスのある紙に、メタリック調のシルバーの文字で『Chara EXHIBITION 2016 ART COLLECTION 』の文字。
そして、深紅の幅の広い帯。
なんかちょっとエロティックな感じを受けました。
人…

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白薔薇は純潔を捧ぐ 小説

雪代鞠絵  みずかねりょう 

身分差の恋

時代はちょっと古く、妾の子供で不遇な扱いを受ける悠里は、薬を盛られて強姦されそうになったところを、華族の冬馬に助けられ、しばらく恋人として一緒に暮らすことになります。
「恋人のふりをする」という設定なんですが、最初から冬馬は悠里に甘く大事にしていますので、ほとんど本当に恋人という感じですね。

お話は甘いお屋敷での日々がメインなので、冒頭に一悶着あるものの、甘やかされたことのなかった不遇な少…

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眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

眠れる森の罪びとって結局誰?

シチュエーションとかは私好みです。過去のこだわり、同級生、職人、純愛、初恋、そしてDT同士!!
惜しむらくは、起承転結の“転”の部分の印象が薄いことですかね。もう少し捻って欲しかったです。あまりにもスムーズに事が運び過ぎて、ご都合主義に感じてしまいました。6年経って目覚め、お互いの事が好きだった。までは良いとしても、二人の関係を阻むものが何もないのに違和感を感じました。希生の両親の反対や友人の反…

4

恋色ミュージアム 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

腹黒攻め様とかわいそうなぐらいある意味真面目な受け様・・・

鳥谷先生の書かれるハイスペックな攻め様が大好きです。
しかも美人なのに童貞処女で、色々不遇な受け様が、ハイスペックな攻め様に愛され、執着され、ハッピーエンド!!!!!というシンデレラストーリーがとても大好きです。
今作は、まさに攻め様がハイスペック、受け様が童貞処女の不遇美人。
鳥谷先生作品は攻め様が変態・・・という事が多いのですが(ちなみに、鳥谷先生の書かれる変態さんは、変態というか、見た…

6

いじめっこの恋愛戦略 小説

神香うらら  みずかねりょう 

いじめたら嫌われるのに、どうしても意地悪してしまう男のサガについて

主役の二人は、子供の頃好きだった子をいじめて嫌われた青年と
子供の頃隣家のいじめっこが大嫌いでその兄が初恋のホテルマンです。

ルビーっぽい王道なお話でした。
いじめっ子が実は好きでついイジワルしてしまったことを後悔して、大人になって真面目に告白したら優しかった兄と勘違いされて受け入れてもらえたというもの。
かわいそうだけれど自業自得でですよね。
だけど子供の頃に優しくされたエピソード…

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眠れる森の罪びと 小説

川琴ゆい華  みずかねりょう 

幼なじみの12年愛

中学校の時に事故で植物状態になった希生(攻め)。6年後、奇跡的に意識を取り戻した希生は、自分をずっと待ち続けてくれていた幼なじみ・遥史(受け)に強い執着を示す。3年にも及ぶリハビリが終了し、退院した希生は遥史に想いを告げるが、遥史はそれを刷り込みだと拒絶し…。


14歳のときに事故に遭い、それから6年間後に目覚めた攻め。フィクションではありがちな話ですが、目覚めて数ヶ月はまるで反応を示さな…

6

恋してる、生きていく 小説

夕映月子  みずかねりょう 

綺麗すぎて記憶に残らない

※辛口注意※
【天国に手が届く】がもの凄く良かったので期待していたのですが、ちょっと期待はずれだったというか、悪くはないけど特に印象に残らない話という感じでした。

攻は年下ワンコ攻。
受は生気に欠ける病弱受。
題材は【天国に手が届く】と同じ山男ものです。
ちょろっと小田切と佐和も出てきていたので、そこは非常に嬉しかった。寧ろそこだけ空気に色が付いたみたいで、他のほとんどのシーンは色の…

3

水神×炎神 小説

真崎ひかる  みずかねりょう 

派手さがなかった

火を司る炎神の末裔である螢(受け)は、感情が高ぶると高熱を発し、発火させてしまう体質を持っている。それによって幼なじみを火傷させてしまったトラウマから、人と親しく付き合うことは避けていたのだが、大学の准教授である水伯(攻め)にはペースを乱されてしまうことに気づく。しかし水伯の冷たい手は螢の発熱を抑える力があるようで…。


既刊『風神×雷神』と同じ世界観の話ですが、前作キャラが絡んでくるわけ…

2

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

不憫すぎる受けに涙

タイトルでわかる通り輪廻転生ものです。
雑誌掲載された短編『片思いの鎮魂歌』と書き下ろし長編の表題作で構成されています。

『片思いの鎮魂歌』 ・・・ 前世編
幼い頃から厳しい教育を受け感情が無駄なものだと教えられてきたカイエン。
世界を『侵食』から守る『星持ち』としての責務を果たすため強くあらねばならないと、他者にも自分にも厳しい孤独な美貌の公爵家当主。
物語の始まりからして親に叩か…

10

恋してる、生きていく 小説

夕映月子  みずかねりょう 

山と生きる

本屋さんで何気なく手に取りました。
実はタイトルが何だか照れ臭い感じで、ちょっと躊躇。
(先生ごめんなさい☆)
でも裏のあらすじを見たら、山男の話とあり。
高所恐怖症の私には、羨ましい憧れの世界。
ぜひ読みたい!となりました。

夕映月子先生は初読み?と思っていたら。
BL小説初心者の頃、雑誌の方で他のお話を読んだ事あるみたいです。
記憶力悪くて申し訳ない…。
このお話は、先生…

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