みずかねりょうさんのレビュー一覧

契約恋愛 小説

野原滋  みずかねりょう 

器用な攻めと不器用な受け

器用ないかにも営業職リーマン×頭はいいが人付き合いはてんでダメな大手企業勤めリーマン。攻め視点です。

不器用な自分をなんとかすべく、恋人の真似事をして欲しいと攻め様に受け様がお願いするところから物語は始まります。最初の方の、会話が続かない感じがあるあるで、そこから受け様が一生懸命会話を続かせようと努力する様子が面白い。本当に不器用で、クスッと笑えちゃいます。

たしかに可愛い受け様です。…

1

恋の魔法をかけましょう 小説

名倉和希  みずかねりょう 

マッチョ→細マッチョ←美少年

理想のタイプは美少年、というゲイの翔平は、行きつけのゲイバーでガチムチマッチョの金髪碧眼イケメンに出会う。リッキーと名乗るそのマッチョは、翔平のことが大好きだというが、翔平の好みとはかけ離れている。とっても性格がよく、健気なリッキーは好きだ。だがマッチョを抱く趣味もなければ抱かれる趣味もない。悩む翔平だったが、ある日リッキーを部屋に泊めたところ、リッキーが超絶美少年に変身し…。

ドタバタコメ…

4

恋の魔法をかけましょう 小説

名倉和希  みずかねりょう 

美少年受けもガタイ受けも二度美味しい?

会社員の翔平(攻め・26歳)は、華奢な美少年好きのゲイ。
ある日、ゲイ友のゴリマッチョ外国人・リッキー(受け・22歳)と飲み明かし、目覚めると隣に超絶美少年が寝ていて…

実はリッキーの正体は、魔法使い見習いのルル(本名:ルールルルルルル・ルルミアンナ・ルルノリマッカー・ルルコミケット)。
翔平に一目惚れし、ゲイ好きのするマッチョに姿を変え人間界へ現れた…とのこと。
大喜びでルルを抱く翔…

5

略奪はお手柔らかに 小説

宇宮有芽  みずかねりょう 

徐々に惹かれていく過程がイイ

丸ごと1冊表題作です。侑己の目線でストーリーは進んでいきます。

侑己は同棲している彼氏・宗田に俊が好きだからと突然フラれます。俊の元彼氏・最上にフラれたもの同士だから付き合わないかと誘われ、減るものではないからと寝ますが…。

題名も表紙の雰囲気も、どことなくコミカルな印象を受けていたのですが、冒頭部分のフラれる場面もですが、失恋の痛手を引きずっている侑己が余りに痛々しくて読んでいて切な…

0

恋人はファインダーの向こう 小説

金坂理衣子  みずかねりょう 

関西弁萌え~

表題作の展開がわちゃわちゃしていてちょっと残念でしたが、恭平の関西弁と珍しい年上ワンコには非常に萌えました~。

どう言えばいいのか…あらすじに書かれたエピソードは中盤あたりに出てくるのですが、そこからのお話がスピーディーすぎて登場人物の感情がよく分からない&読者も追いつけないような感じがしました。隆士のパーソナリティがよく分からなかったのも一因かなぁ。ただ、二人の出会いエピソードはとても微笑…

3

砂漠の王子に見初められています。 小説

佐倉温  みずかねりょう 

トンチキアラブコメディ

父の仕事の失敗で、従兄弟の桐がアラブの国に人質として連行されることに。
桐を守るため同行する陣(受け)だが、第二王子のジアー(攻め)に見初められ…

父の仕事の失敗でなぜ従兄弟が人質に?
一国の王子がそんなことしていいの?
と冒頭から疑問だらけの展開ですが、バリバリのコメディなので深く考えてはいけません。
陣とジアーのコミカルなやり取りを楽しむのか正解かと思います。

陣は思ったこ…

8

輪廻の花 ~300年の片恋~ 小説

六青みつみ  みずかねりょう 

ありがたや

題名から期待していた感動をそのままもらえた。
間違いない良作。
ただ、もうちょっと、結ばれたあとのほのぼのなシーンが欲しかった…
続編出てないか探し回っちゃったよ。幸せな受けが見たい知りたい聞きたい。

3

初恋と色情のトランス 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

幽霊だってえっちがしたい?!

ナニコレ!面白い!
ふんふん幽霊見えるんだ・・・署長さん。オカルトちっくなの好きだしいいかもなんて思ってたら、そこそこシリアスに始まりそれをすっかり忘れて読んでいたら、出たよ!破廉恥幽霊!
もう笑っちゃいました。思わずふふって声出してw
怖い方の幽霊じゃなかったヨ・・・

署長さん、よりによって嫌いな元同級生で今は管理官として同じ職場で働くオトコに抱かれるという試練。なぜかと言うと、えっ…

7

牙を剥く男 小説

火崎勇  みずかねりょう 

あらすじが…

前半は好きな感じでした。信は若さと自立心が共存する良い子で、海老沢もとっても紳士で余裕があってカッコ良いです。後半の展開は…同じ作者さんで同じような監禁モノを読んだばかりだったので、こういう作風なのかな?とちょっと食傷ぎみになり、読む順番を間違えたなと思いました。汞りょうさんの描くイラストの二人の雰囲気がとても良かったです。

ところで、最近、あらすじが言葉足らずゆえにあまり読まれていないと感…

1

眠れぬ夜の純情~優しくて棘がある~ 小説

有栖川ケイ  みずかねりょう 

大正時代の主従もの

シリーズものらしいのですが、私はこちらの作者様ではこの作品が初めてです。CDも未視聴です。

1冊まるごと表題作です。千裕の目線で進んでいきます。

舞台は大正時代。
宝生伯爵家の当主・千裕(受け)と、近侍・梁(攻め)は主従ではあるけれど幼馴染で互いに思い合っています。だが、両親の急死、事業の悪化、と次々と試練が襲いかかり、千裕は宝生家を守るために高階のものになることを決意し…。

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