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檜原まり子 桜遼
ふばば
ネタバレ
2010年発表作品。 医療/製薬に絡む大きな陰謀とある女性の死をめぐる、医師と警察官のストーリー。 登場人物は、雨宮(腫瘍内科医師)、 須崎(放射線科医師)、 由紀乃(大学時代の須崎の恋人、のちに雨宮の恋人にも。医療系研究者)、 篠塚(警察関係者、由紀乃の弟)。 主人公は、雨宮。 ある日、篠塚という警察関係者が訪ねてくる。 顔を見て雨宮も須崎も驚愕。篠塚は由紀乃に瓜二つだっ…
檜原まり子 青海信濃
まぎぃ
かなーり前に読んだので忘れかけてますが、元気印の新米刑事と、面倒見役の先輩刑事のカプ。 先輩の由岐中が大好きなワンコ駆け出し刑事、ダイスケ。由岐中とは珍しい名前だなと思いましたが、ユキって呼ばせたいから? ちなみに、イメージ通りというか、ワンコ攻めではなくワンコ受け、渋い先輩刑事の方が攻め。 文章は、作者さん初期の頃のきゃぴきゃぴした雰囲気はなく抑えめで、読んだ当時はなかなか面白いな…
天音友希 檜原まり子
M+M
大正末期から戦後が舞台。3カップルの3作品が入っています。 「純情と暴虐のあいだ」 使用人×お坊ちゃま。両想いだったけれど、幸男(攻め)は出征し、拓真は戦後に没落します。逆に金持ちになって現れた幸男は、昔と違って冷酷になっています。前後編。 「危険な瞳に抱かれて」 荷揚げ男×副社長。曾根(受け)が仕事の礼に支倉(攻め)という危険な雰囲気の男に抱かれます。支倉は曾根と社長の関係に嫉妬…
檜原まり子 天音友希
なんと8カップル9作品が収録されています。 おおまかに分けますと、医者シリーズ(歯医者含む)、高校シリーズ、執事シリーズになります。バラエティに富んでいますが、短い分、どちらかが最初から好意を持っていたという設定や、肉体関係までが早い展開が多いです。私は絵もストーリーも楽しめましたが、ものたりなく思う方もいるかもしれません。 「ドクターストップ」 エリート商社マン×産業医。筋肉フェチ…
うーむ。好きな作家さん、しかもお得意の医療ものなので読んでみましたが、これは大外れだった。初期の作品で、文体もストーリーも全然違いますね。 キャピっとした文章やセリフがまず受け付けなかった。あとは、中心にすわったストーリーの流れがなくて、読んでると飽きてきます。ワンコなのに無理矢理迫るとかリアリティがなく。習作っぽい。ツン受けとワンコ攻めのキャラ設定、とくにワンコがHのときは別人のように色悪…
檜原まり子 ほづみ音衣
作者買いでしたが、今作はちょっと期待外れ。 バスケット部の先輩後輩だった阿部×関のカップルのお話。当時ぼんぼんで我が儘だが体格に恵まれていた後輩、阿部のお世話係をしていた関。 その後二人は会っていなかったが、阿部は父親の後を継いでフレンチのグラン・シェフとなり、料理の腕は抜群だが経営力がなく、店は経営不振に陥っていた。そんなとき、店のてこ入れのため関がマネージャーとしてやってくることに。 …
M
ええっと、今からすごく厳しい評価をします。 随分昔の小説だから仕方がないのかもしれませんが、とにもかくにも、すっごく読みにくかったです。 読みにくい理由はすっごくはっきりしていて、とにもかくにも、視点がブレブレ。 その昔、「小説の基本」的なことを本で読んだことがあったんですが、物語を書くときの基本には、「一人称」と「主人公より三人称」、そして「完璧な三人称」があるということを学ん…
ずっと君のことがの続編です。1巻に比べると、数多くの映画のように、続編って難しいな、と思ってしまった2巻でした。 相変わらず文章はしっかりしてるので、その辺の不安はないのですが、ストーリーの起伏にもりこまれたエピソードに無理を感じたのと、全体的な流れがスムーズでなく、色々な枝のまとまりがないように思ったのとで、読後の満足感は(作者さんの他の作品に比べると)あまりなかった。 尚史×秀のカ…
文章がしっかりしているので心地よく読めました。医療ものでお仕事描写もばっちり。 ただ、「Stilll Heart」がお仕事と恋愛を上手に絡ませていたのに比べると、務台が救急現場だからか、恋愛ストーリーに時々はさまれるER現場、という感じでばらばらな印象はありました。 今回は、優秀な医者でお坊ちゃまな美人ツン受けと、鈍感純情バカワンコのカップル。 受け様が濡れ場でツンを返上してあまあまにな…
ふゆき
「ずっと君のことが」続編。前作がボリューム満点でかなり読み応えがあってお買い得品でしたが、こちらも! やっと両想いとなり恋人関係を満喫かと思いきや、なにやら不穏な空気。あまあまなふたりの生活が覗けるのかと思いきや裏切られましたが、良い裏切られ方でした。 前作同様医療のが現場はとても詳しく書かれています。そんな職場で新しいメンバーが入ってかき回されたり、秀の政界への期待は高まるばかりで身…