國沢智さんのレビュー一覧

ジャイブ 小説

いおかいつき  國沢智 

終わりよければ・・・

といっても、これでシリーズ最後というわけではないと思いますw
もう8冊も迎えて安定の神宮×一馬です♪
本当にね、回を重ねる毎にこの二人の互いを信頼しあう安定感はどっしりと増していき、とてもとても男前カプに仕上がっていて、今回はそれがより顕著に出てたような気がします。
最初のきっかけでもあり、見せ場でもある攻め×攻め攻防戦も、これもすでに言葉だけの二人の刺激的なプレイの一環になってると思いませ…

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ジャイブ 小説

いおかいつき  國沢智 

なんだかんだで甘い二人

シリーズもスピンオフまで入れると8冊目になるロングランになってくると
ワンパターンで飽きが出てくる事もあるのですが、未だに楽しませてくれる作品です。

今回ももちろん、どっちが抱く側になるかで、駆け引きしてるような感じですが
やっぱり猪突猛進型で、素直な性格の河東が子供だましのような手に毎回引っかかり
結局抱かれる側になってしまうのですよね。
1度くらいは・・・なんて思ってしまう事もあ…

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枯れ木に花は咲き誇る 小説

愁堂れな  國沢智 

びっくり!な展開

前作「枯れ木に花が咲く頃に」を読んでなかったので
始めはなんなんだ?って感じで読んで正直「んーーー?」って思っていたのですが
気持ちを割り切って読むとまぁ楽しめます。

ありえないくらい主人公に都合よく話が進むので夢オチ?とか考えたのですが
そうではなかったです。

でも、進んで前作を振り返って読んでみようとまでは思わなかったかな。
機会があれば・・・程度です。

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グロウバック 小説

いおかいつき  國沢智 

刑事もの、シリーズ三作目です

読みはじめてから気付いたんですが、シリーズものでした。『リロード』『トゥルース』そしてこの『グロウバック』がシリーズ三作目です。
私は前二作は未読。ただ、『リロード』はドラマCDで聴いたことがありました。
いずれにせよ、この作品から読みはじめても、内容を把握するのになんの問題もないと思います。

このシリーズと魅力は、攻め×攻めってところですね。
受けは刑事で、本来のBLならどう考えても攻めをしそ…

1

砕け散る薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

血湧き肉躍るような物語。

恍惚とした吸血描写や漂う香りの動き、長い長い時間を生きる美しく妖しい生き物たち…う~ん…凄いです。どれか一つでも難しそうなのに、全ての要素が巧く絡められて非常に面白い物語になっています。かれらの纏う匂いと情動の発する熱がページから湧いてくるようです。かなり奇抜な設定ではありますが、骨組みがしっかり組まれているので作中の世界観にすんなり入っていけるのではと思われます。イメージとしては夜光花さんの薔薇…

9

聖域の限界 小説

秀香穂里  國沢智 

ちょっとしんどかったです。

 学生の時からまじめで優等生だった西澤誠司は、現在は名門女子高の教師として働いていた。ところが、西澤の勤める高校は、「名門」とは名ばかりであり、名前につられて入ってきた名家のお嬢様が多いものの、お金に飽かせて、ホストクラブに出入りをしたり、喫煙をしたり、内情は散々であった。
 ある日、西澤は同僚の教師からの密告を受けて、ホストクラブに出入りをしている生徒を捕まえに出向くが、そのホストクラブのオー…

2

スクエア ― 四角関係 小説

愁堂れな  國沢智 

中立に近い萌え

というか私は、三男がいなかったら中立です。
多分私が可愛い攻め好きじゃなかったら、決して萌え評価はつけなかったと思います。
残念なのは、國沢さんのイラストでは三男・雪之丞がなんだかチャラい今どきの兄ちゃんで「可憐」「美少女に見える」ようには見えないことです。
できれば、可愛い攻めをCDで聞きたいです。

ところで、4Pモノで「スクエア」ってすごいタイトルですね。
でも確か「3P」ってい…

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不機嫌な林檎 グッズ

豹が豹柄に埋もれて迷彩化してるぅ!!!

この初回特典のペーパーは実に自分のツボを付いてます!
どうしよう、もう、萌え萌えしまくってしまうんですが♪
まずイラストしかり。
ルイの男前だけど何かやっぱりそこにはヘタレというか意地張ってる心を内に込めてるような外見。
几帳面で世話焼きそうな紲。
本編ではあまりきちんとした顔がでてこなかった蒼真は、ほんとうに豹っぽい☆
性格も再現されているようなこのプロフィール代わりのイラスト、見た…

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砕け散る薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

人外同士の純愛

う~ん、これで完結だったらかなりモヤモヤしちゃうようなラストかも!
人外同士のラブストーリーなんだけど、片方は純血の吸血鬼で一族を束ねる長
片や受け様は人間と淫魔のハーフ、それも先祖返りと言う特殊な亜種で
受け様は純粋に日本人として生活していたんです。
でもそれは幼い時までで、第二次性徴と共に淫魔としての能力が駄々漏れ状態で
受け様は悲惨な目に遭ってきたんですよね。
実の親や兄弟に犯さ…

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砕け散る薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

続編が読みたい!

一応完結していますが、物語はこれからという雰囲気。
はぐらかしたり逃げてばかりいた主人公は、自分が
淫魔のせいで周囲の人を狂わせて不幸にしてしまったと
苦しんでいました。

だから攻めの愛情を素直に受け入れられない。迷って
しまう。それを親友の豹には話せるのに、肝心の攻め
には説明出来ない。攻めも聞く耳を持たない!

愛し合ってるのに纏まらない二人が、言葉が出ずに、
悪魔の体臭…

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