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15/37(合計:366件)
犬飼のの 國沢智
maruchan
前作から引き続き壮大な展開を見せ、血みどろなシーンも多いのですが、見事にすべてが丸く収まったハッピーエンドで幕を閉じました。こんなに幸せでもうひと波乱来ないの?とちょっと疑ってしまうくらい。(ここに至るまでがここに至るまででしたので……) 一作目を読んだ段階では、まさかこんな「クーデター」とかそこまで派手な展開が待っているとは思ってもみませんでした。舞台は現代なのに、見事なファンタジーワール…
シリーズ三作目。タイトル通り「焦れて」しまう展開のため、シリーズが出揃ってから読んでる私はいいですが、リアルタイムで読んでた人は待ち遠しくて仕方なかったでしょうね……と思うくらい、展開が気になるシリーズです。 敵が強大すぎて、どこに突破口があるのかが見えないまま前作は終わったのですが、今回微かな希望が見えたような、新たな悩みの種が増えたような……まだまだ気の抜けない展開です。 ますます…
シリーズ2作め。 相変わらずの端正な文章の耽美ワールド。匂い立つような文章表現が美しく素敵でした。 1作めから完全に続いた話で、主人公はある決意をしながらも愛する人(吸血鬼ですが)と離れて暮らしています。そんな状況から感情はすれ違い、今回は痴話喧嘩とも言えないレベルに話が拡がり、前作ではほぼ主張の無かった吸血鬼の眷属たちが意思を持って動いたり、話にしか出なかった女王が登場したりします。 そう…
設定勝ちの耽美BL。長年あたためてきた設定なんだろうなぁ……ということが想像できるし、ここまで作り込んだからにはシリーズを続けなきゃ!となるのも納得の吸血鬼ものシリーズ第1作です。 文章が読みやすく端正なのと、「香り」を大きなテーマにしていることから耽美な世界をイメージしやすくて、血みどろなことが起きているのにあまり凄惨な雰囲気はなく夢の中のようなとろりとした質感でストーリーが進みます。 …
中原一也 國沢智
あー、楽しかった。 童貞こじらせて悪い妖精になった輩を退治する妖精ハンターのお話。 妖精ハンターってなんだよ!? バンパイヤハンターDみたいなもん…?と思って読み始めたら、妖精ハンターは30代後半のサラリーマンでした。そこだけ聞くと、訳わかんないですけど、サラリーマン兼妖精ハンターってことで。 悪ノリのギャグ展開あり、上司と部下のリーマンラブあり、超常現象あり…お腹いっぱいになるくら…
いおかいつき 國沢智
ネタバレ
「リロード」シリーズのスピンオフ。本編に登場してメインカップルを振り回した美貌の天才科学者のおはなしです。 天才だけど、わがままで子供のようなジュールさんは、かわいいと言えばかわいいのですけどね、全体的に「イヤイヤそれないし」と言いたくなる展開が多いんですよね。(このシリーズは全体的にそういうのが多いので、あまり気にしすぎずに楽しむのが正解なのだとは思うのですが)※定宿のホテルの支配人が知り合い…
わきの
タイトルで、妖精ハンターが攻めでDTが受けのお話と勘違いしてました。 …全く違います! 妖精ハンター(主人公・表紙のカレ)は受けで、DTでもありません。 DTは受けでも攻めでもなく、捕獲対象者。 勘違いしまくりで、自分に苦笑。 攻めは部下の犬山。 料理上手で性格も良いイケメン。 この犬山の大型ワンコっぷりが好感もてるんだけど、犬山の阿久津への愛を語る内容がいちいち吹いてしまいます…
シリーズ三作目。主要キャラのかわいさとポンポンやりあう感じが楽しい。 どっちが抱く方になるか!? という攻防は、なんだかんだ気を持たせても結局いつものパターンなんでしょ?と読む方も思ってて、案の定その通りにおさまる…ってやつなんですけど。 新登場のキャラは、悪役は初登場時からいかにも悪役だし、当て馬系の後輩くんもだいたい想像どおりの展開。全体的に驚くところはなく「お約束」で展開する感じで…
甘羅沙やこ
本編後の話。 結局、その後も妖精ハンターを続けているので、捕獲道具の影響で一度は散ったはずの翅は、またまた阿久津の背に生えて、その度に部下の犬山にケアをしてもらうのが日常と化しています。 阿久津の背中に軟膏を塗るうちに、ムラムラしてきた犬山は、衝動のままに阿久津の背中にキスをし、咎められるとお得意の仰々しい妄想変態っぷりで賞賛しまくります。 そうなると、暴走は止まりません。しかし…
説明にある通り、九龍一人称のSSです。 本編後の話。 麻人とベッドを共にし、満足な睡眠を得ることが出来なくなった九龍ですが、そこは長年仕込まれた賜物でわずかの隙に深く眠り、目覚める事が可能だし、現在は週三回、麻人はフラワーコーディネーターとして鎌倉に通うようになったので、睡眠事情は改善された。 ある時、眠りについていた九龍の周りに薔薇の花弁を撒き散らしはじめる麻人。 九龍の凛々しい…