國沢智さんのレビュー一覧

淫雨 小説

中原一也  國沢智 

受けが強い…!

愛がないもの・陵辱系は苦手なんですが、今作思いっきりソッチ系でした(;´д`)
初っ端から陵辱なんです。
「いや、きっと挿入前に攻め(望月)に止められる」と思ってた私があまかった(笑)
3人からやられまくった後に望月から快感を伴うH、そして想いが通じたかと思ったら望月が消えるという。
そこまではまだ良かったんですが、その後の直也との絡みが長いわ痛いわで萎えました…。

結末はハッピーエ…

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グロウバック 小説

いおかいつき  國沢智 

うーん…

リロードシリーズ3作目。
まだ抱く事に拘ってるんかい…(;´д`)といった感じで、少々呆れつつ読みはじめました。

今まで一馬が貞操の危機を迎えてましたが、今回は神宮。
どうなるか…というところで、またもやタイミング良く助けが。
やっぱりこのパターンなんですね、リロードシリーズ…。

後輩の吉見はワンコ系で可愛いです。
でもあっさり京都移動だなんて勿体無い!
次作以降出てくるのか…

3

花と龍 小説

いおかいつき  國沢智 

我儘博士に萌えきれず…

リロードシリーズのスピンオフは、前作のお騒がせ博士ジュールとヤクザの古島のお話。
ジュールは、やっぱりここでも我儘坊ちゃん博士でした(^^;;

古島が好きすぎるジュールは可愛いといえば可愛いんですが、ちょっとは落ち着けwと言いたくなる感じがします。
まぁ、古島が言葉足らずのせいでもあるんですがね〜。

そして前作・前々作みたいにまた襲われてるし!
どうやってホテルスィートルームへ入…

1

慈愛の翼 紫眼の豹と漆黒の鳥 小説

犬飼のの  國沢智 

滅びゆく者たちの悲哀

新キャラが登場する「薔薇の宿命」シリーズのスピンオフ作品。単独でも読めるように書いてます……とのことですが、やはり本編を読んでからの方が楽しめると思います。

しかし、本編であんなに新王・馨に懐かれつつも「同性愛には興味がない」と突っぱねていた蒼真の恋の相手はまさかの天使的な鳥人(バーディアン)の王子……というのにはびっくりしましたが、本編では描写されなかった時期の紲や馨の様子も読めて充実の一…

1

トゥルース 小説

いおかいつき  國沢智 

攻める事は諦めないのね〜

リロードシリーズの2作目。
偶然出会ってしまったばかりに、世界的に著名な博士・ジュールの臨時SPをする事になった一馬。
このジュールの我儘に、国家権力が翻弄される話です(笑)
時折ジュールにイラっときたところがありましたが、一馬と神宮の仲を脅かすキャラじゃなくて良かったかな。

しかし一馬はまた神宮以外からやられちゃって…。
どうせ合体前に助けが入るんでしょ〜?と思ってとら案の定(^^…

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リロード 小説

いおかいつき  國沢智 

攻め希望の2人(笑)

有名な作品だとは知ってましたが、手にする機会がなく初読みです。
ラブコレ10thで番外編が載ってたのを読んだ事はあるけど、そちらはお口奉仕のみだったから攻め・受けを全く知りませんでした。
そっちかー!となりました…(笑)

一馬も神宮も男らしくて良いキャラなんですが、両想いにいつなった?と疑問が…。
特に一馬…あんな事されたのに??
物事を深く考えそうにないキャラだからいいの…かな?

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咲き誇る薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

大団円!

前作から引き続き壮大な展開を見せ、血みどろなシーンも多いのですが、見事にすべてが丸く収まったハッピーエンドで幕を閉じました。こんなに幸せでもうひと波乱来ないの?とちょっと疑ってしまうくらい。(ここに至るまでがここに至るまででしたので……)

一作目を読んだ段階では、まさかこんな「クーデター」とかそこまで派手な展開が待っているとは思ってもみませんでした。舞台は現代なのに、見事なファンタジーワール…

3

焦れ舞う薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

焦れてバタバタするのは読者かな?

シリーズ三作目。タイトル通り「焦れて」しまう展開のため、シリーズが出揃ってから読んでる私はいいですが、リアルタイムで読んでた人は待ち遠しくて仕方なかったでしょうね……と思うくらい、展開が気になるシリーズです。

敵が強大すぎて、どこに突破口があるのかが見えないまま前作は終わったのですが、今回微かな希望が見えたような、新たな悩みの種が増えたような……まだまだ気の抜けない展開です。

ますます…

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乱れ咲く薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

運命、運命、運命…

シリーズ2作め。
相変わらずの端正な文章の耽美ワールド。匂い立つような文章表現が美しく素敵でした。
1作めから完全に続いた話で、主人公はある決意をしながらも愛する人(吸血鬼ですが)と離れて暮らしています。そんな状況から感情はすれ違い、今回は痴話喧嘩とも言えないレベルに話が拡がり、前作ではほぼ主張の無かった吸血鬼の眷属たちが意思を持って動いたり、話にしか出なかった女王が登場したりします。
そう…

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砕け散る薔薇の宿命 小説

犬飼のの  國沢智 

耽美ワールドの開幕

設定勝ちの耽美BL。長年あたためてきた設定なんだろうなぁ……ということが想像できるし、ここまで作り込んだからにはシリーズを続けなきゃ!となるのも納得の吸血鬼ものシリーズ第1作です。

文章が読みやすく端正なのと、「香り」を大きなテーマにしていることから耽美な世界をイメージしやすくて、血みどろなことが起きているのにあまり凄惨な雰囲気はなく夢の中のようなとろりとした質感でストーリーが進みます。

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