和泉桂さんのレビュー一覧

雪、ひとひら 小説

和泉桂 

本当はそばにいられるだけで幸せv

「前夜」
深沢が出張から戻るまで2日。
なんとか耐えてきた和貴だが限界は近く、深沢の部屋に忍び込む。
深沢の香りに包まれた和貴はどうしようもなくなって…。
手を伸ばしかけたところで出張を早く終わらせて帰って来た深沢からお仕置きをされることに。

相変わらずの可愛がられっぷりです。
そして、深沢も相変わらずの可愛がり方。
それで成立してるのはやっぱり2人の間に愛があるからで。
更に…

1

Under the Moon 小説

和泉桂 

やっぱり和貴はかわいい。

「夜ごと蜜は滴りて」番外編。
深沢×和貴

温泉にやってきた2人。
始終抱き合っていた2人にはゆっくり温泉に浸かる暇もない。
ようやく温泉に入れた和貴だが…。

どんな場所にいてもちょっとした刺激にも弱くて、結局は深沢を欲しがらずにいられない和貴が可愛いです。
深沢の調教の成果なのか、かわいそうな言葉でおねだりとかさせられてますが。
それでも、相手が深沢だから和貴も出来るんだろう…

1

短夜 小説

和泉桂 

この2人だからセーフでした。

清澗寺家シリーズの深沢×和貴の番外編です。
今回は、深沢が1週間ほど出張に出ることになって、その間、和貴が遊びまわらないように約束をさせるのですが。
口約束だけでは信用できないからと………。

はっきり言ってしまえば、多分、個人的にはこの2人以外ならアウトだったかもしれません。
さすがにそれはちょっと…と引いたかもしれません。
一重にこの2人がすごく好きなので、この2人ならアリかなと思…

2

紅楼の夜に罪を咬む 小説

和泉桂  円陣闇丸 

人は心と躰が満たされて至上の快楽を得る。

「紅楼の夜に罪を咬む」
今回は番外編的位置づけになるのでしょうか。
国貴(長男)の元同僚・浅野とその浅野さんが上海に渡って出会った妓楼の主人・天祐。
好きとかそういうのよりも執着に似た何かで。
「この男に殺されたい」と思い、殺されるためには相手にもそれなりのレベルになってもらわなくては、みたいな感じで。
恋愛恋愛って感じではなかったです。
今までのシリーズの中ではなんか一番すっきりして…

2

宵月の惑い~桃華異聞~ 小説

和泉桂  佐々成美 

違いすぎる故に相手が見える

今回は義父の借金の為桃華郷に売られた元坊主と
亡き姉の夫の代わりに桃華郷で男妓を買う商人のお話。

二人の出会いから紆余曲折を経て所帯を持つまで。

受様の実家は商家でしたが両親に商才が無く没落、
姉が大店の跡取り息子に見初められて嫁ぐ際に
一緒に婚家に引取られます。

しかしその姉は早世、
客あしらいが得意だった受様は
義兄の店で接客や買付けを手伝っています。

優しい…

1

せつなさは夜の媚薬 小説

和泉桂  円陣闇丸 

どこまでも閉ざされた世界。

『せつなさは夜の媚薬』
清澗寺家と因縁のある家系のイタリア人・クラウディオ×清澗寺家三男・道貴

このシリーズの中ではわりと平和な恋愛をしていたような気がします。
といっても、あくまで他と比べて、ですが。

道貴は自分の気持ちに素直だし健気だし。
相手のためを思って引くこともするけれど真っ直ぐな青年で。
クラウディオも自分の血族のことを思いながらも、道貴を愛さずにはいられない感じで…

2

夜ごと蜜は滴りて 小説

和泉桂  円陣闇丸 

お前だけが、僕のやり方を否定した。

清澗寺家シリーズ第2弾。
1弾とは主人公が違うので、この本から読んでも大丈夫。
テーマはずばり「調教」!

『夜ごと蜜は滴りて』
清澗寺家次男で次期当主候補の和貴(24)は代議士の秘書を務めていた頃に同じように秘書をしていた深沢直巳(27か28)と出会う。
深沢は将来に夢を見ているようで、和貴にはそれが気に食わない。
自分の躰を遣って弄落してやろうと試みるのだが、深沢だけはどうしても…

12

雪華は愛で蕩ける 小説

和泉桂  蓮川愛 

どこまで相手に本当の自分を見せられるか。

今回の主人公・九条はクールビューティです。
公私混同は大嫌いだし、江端に対しても誰に対しても崩した態度を見せない。
セフレとのベッドの中でも主導権を握り、冷静さを失わない。
その行為に没頭することもなく、ただ生理的な欲求を満たすためのだけのような行為。
どんなに好きな相手でも自分を全部晒け出してしまうことが出来なくて。
晒け出してしまうことで幻滅されることを恐れて。
それならば…と、自…

3

雛鳥は愛で孵る 小説

和泉桂  蓮川愛 

雛鳥の成長物語。

今回の主人公は従弟と容姿はそっくりだけど、性格は正反対ともいえる地味な男の子。
智に対してもいろいろ応援したい気持ちもありつつ、どこかコンプレックスがあったり。
同じ顔なら智みたいな性格の方がいいんだろうなと常に思ってるところがあって。
そういう面は、都築に恋するようになってからもなかなか変わらない。
都築がどちらかといえば育てようとしてくれるので、少しずつ変わってもいくけれど。
それで…

0

佳人は愛で綻びる 小説

和泉桂  蓮川愛 

相手好みの愛人になるために。

「佳人は愛で綻びる」
愛人になることを条件に父親が経営する会社に出資してもらうことになった実紀。
けれど、恋愛経験のない実紀は高階と契約を結ぶ。
高階は上流階級の社交術のようなものを学びたいと思っていた。
実紀は家族や会社のために愛人になるため。
高階は婚約者にふさわしい男になるため。
それぞれの理由でその契約は結ばれる。

実紀は高階に教えられてどんどん開花していく。
そして、…

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